世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

米国の喫煙率、過去半世紀で初めて20%を切る

米国の喫煙率、過去半世紀で初めて20%を切る
米疾病対策センター(CDC)が昨年秋に発表した統計によると、米国人の喫煙者は2007年、4340万人で、喫煙率は19.8%だった。米メイヨ・クリニックのニコチン依存センター所長、リチャード・ハート博士によると、過去50年間で初めて20%を切ったことになるという。
米国では各州で禁煙条例が導入され、公の場や飲食店などが禁煙になっている。州別に見ると、最も禁煙率が高いのはケンタッキー州で28.3%。逆に最も低いのはユタ州で、11.7%となっている。成人のヘビースモーカーのうち、90%以上が高校時代にたばこを吸い出していた。米がん協会によれば、1日に平均して約3500人の18歳以下の若者が、初めてのたばこに火をつけようとしているほか、1100人が日常的に喫煙するようになり、たばこに手を出した若者のうち3分の1が、たばこ関連の疾患で死亡すると予測している。
米国では2010年までに、喫煙率を12%まで低下させる政策目標が掲げられているが、現在の状況ではこれを達成できそうな気配はない。現在は間接的に煙を浴びせられる、非喫煙者の受動喫煙(二次喫煙)が強く問題視されるようになったが、「三次喫煙」の被害について主張する専門家もいる。これは、喫煙者がはき出す煙を直接受けるのではなく、煙を受けた衣服やカーテン、髪などに残った有害物資による被害で、煙が消え去った後にも影響を与えることから、さらに詳しい調査が進められている。  


2009年01月14日 Posted by tonton at 17:20Comments(0)アメリカ

最近のアジア事情~台湾・韓国・マレーシア・シンガポール

飲み屋も原則禁煙に=たばこ規制を強化-台湾 
【台北10日時事】台湾は11日からたばこ規制を強化する。受動喫煙対策に主眼を置いた「煙害防止法」の新規定施行に伴い、オフィスや飲食店は大半が禁煙となる見通しで、違反者は最高で1万台湾ドル(約2万7000円)の罰金を科される。衛生署(衛生省)は「いずれ喫煙者をゼロにしたい」と意気込んでいる。
 新規定では、禁煙が義務付けられる公共の場所は、3人以上が集まる室内としている。分煙を取り入れていたホテルも全館禁煙となる。
 居酒屋やスナック、バーでも、喫煙する場合は屋外に出る必要があり、店が灰皿やライターを用意し、客が店内で吸えば、店は最高で5万台湾ドル(約13万6000円)の罰金を科される。 


台湾、ホテルなどで喫煙に罰金 新たに「煙害防止法」
 【台北11日共同】台湾で11日、ホテルやレストラン、バーなど公共の場所での喫煙を原則的に禁じる法律が施行された。違反者には最高で罰金1万台湾元(約2万7000円)を科すとしており、「無煙台湾」を目指す政府は市民や観光客、企業への告知に力を入れている。
 新たに施行された「煙害防止法」は、受動喫煙の被害を防ぐのが狙いで、3人以上集まる室内では禁煙。公共の場所で喫煙できるのは、換気設備が整っている場所などに限られるとしている。
 ホテルの客室や駅、カラオケ店の個室なども禁煙となり、店にも禁煙の表示を掲げることが義務付けられた。


タバコ陳列販売禁止など禁煙対策推進/韓国
商店でタバコを陳列して販売する行為を禁止する方案が推進される。また、成人でも住民登録証を提示しなければタバコを購入することができなり、タバコ製造流通業社がスポーツ関連行事などを後援することも制限されるものと見られる。多くの人が利用する公共施設内部の喫煙区域を廃止し、施設全体を禁煙区域に指定する方案も推進される。保健福祉家族部は、喫煙率を下げるために喫煙者だけでなくタバコ供給者に対する規制も共に成されなければならないとし、このような内容の中長期禁煙対策を検討していると明らかにした。福祉部関係者は、「これから関係部処協議と公聴会などを経て、年内に最終案を準備する予定」と言った。


飲食店の全面禁煙検討=愛煙家は猛反発-韓国
 【ソウル10日時事】韓国保健福祉家族省は10日までに、飲食店や公共施設での全面的な禁煙義務化に向け、検討に入った。ただ、喫煙者や関連業界が強く反発しており、難航は必至だ。
 韓国では既に、公共施設などで禁煙や分煙が義務付けられている。国民の喫煙率低下を目指す同省は規制を強化し、飲食店やホテル、空港、駅を原則的に全面禁煙とする案を模索。ソウル市城北区が1日から繁華街の一部を独自に「禁煙通り」に指定するなど、喫煙制限の動きは広がり始めている。 


ペナンを禁煙州化へ、科学大学が試験プロジェクト/マレーシア
マレーシア科学大学(USM)の国立毒物センター内にあるたばこ規制情報センター(C-Tob)が、ペナン州の公共エリアにおける大気の清浄度をモニターする試験プロジェクトを実施。将来的なペナン州の禁煙州化を目指す。
同プロジェクトでは、パーソナル大気エアロゾル・モニター(PAM)と呼ばれる特殊な計測器を使ってリアルタイムで大気のサンプル調査を行う。またマレーシア労働組合会議(MTUC)と協力して、公共エリアや職場におけるたばこの副流煙の害についての啓蒙活動を行う。
世界保健機関(WHO)の調査によると、マレーシアではたばこが原因の病気によって1時間に1人の割合で死者が出ているという。
(ザ・スター、1月2日、ベルナマ通信、1月1日)


ビル入り口も禁煙区域に=カジノは例外措置-シンガポール
 【シンガポール10日時事】シンガポール政府は1日から公共の場での喫煙規制を強化し、ビルや施設の入り口から5メートル以内の範囲やホテルのロビー、児童公園などを新たに禁煙ゾーンに指定した。全国環境局は巡回監視員を従来の2.4倍に増員、違反者に目を光らせている。
 同国政府は禁煙ルールを順次拡大し、2006年にレストランや喫茶店、観光名所ともなっている屋台村「ホーカー・センター」などの飲食店で禁煙・分煙規制を実施。07年にはバーやパブにも適用した。 
  


2009年01月14日 Posted by tonton at 17:18Comments(0)●アジア

両親喫煙により低体重児に・・

両親喫煙 多い低体重児/小児保健協、データで裏付け/10代の母 25%が吸う
吸わない場合より4・4ポイント増
 
妊娠中の母親、父親が喫煙すると、生まれる赤ちゃんの体重が軽くなる傾向が県小児保健協会の調査で分かった。二〇〇四―〇七年度の乳幼児健診結果を受け、妊娠中の両親の喫煙状況と出生時体重の関係をまとめた。
喫煙と低体重児の関連は指摘されてきたが、具体的な調査データの集計は県内で初めて。専門家は妊産婦の喫煙と、父親からの受動喫煙が乳幼児の生育に影響を与えることが示されたとしている。(又吉嘉例)

5万3千人対象
 四年間の合計で県内四十一市町村、約五万三千人の乳児を対象に調査した。初回健診時の問診票から、妊娠中の両親の喫煙状況を「両親喫煙」「父のみ」「母のみ」「喫煙なし」の四項目に分けて集計、出生時体重との関係をまとめた。
 調査によると、体重二五〇〇グラム未満の低体重児が生まれる確率は「両親喫煙」が14・1%で「喫煙なし」の9・7%に比べ4・4ポイン
ト高い。「母のみ」は13・7%、「父のみ」は9・8%だった。
 〇七年度の妊娠中の喫煙率は、母親8・0%(〇六年度8・7%)、父親51・8%(同53・2%)で前年に比べわずかに減少した。低年齢に
なるほど喫煙率が上昇しており、十代で母親24・6%、父親78・8%が喫煙、年代別で最高値となった。

若年対策が課題
 南部医療センター・こども医療センターの前院長で、小児科医の安次嶺馨氏は「(妊娠中の喫煙と低体重児の関連について)従来から言われてきたことが、沖縄でもデータで裏付けられる」と評価。「目の前で吸わなくても、喫煙者の呼気の中にニコチンなど有害物質は残っている。子どもの前で吸わない親がいても、保育園に通うその子の尿からニコチンの代謝物が出てきた例もある。夫婦であれば接触も多く、何らかの影響が出てくるのは間違いない」としている。
 同協会の下地ヨシ子理事は「子どもができると、母親は喫煙を自粛するが、たばこをやめない父親に不満を持つ母親も多い。若年層の喫煙や飲酒とともに問題提起して、市町村と連携しながら改善に取り組みたい」と語った。


☆低体重児(低出生体重児)とは・・出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
低出生体重児ていしゅっせいたいじゅうじ)とは、出生時に体重が2,500g未満の新生児のことを言う。
 原因
大きく分けて、在胎週数が短く出生する早産のために出生体重が小さくなる場合(一般的には「未熟児」と呼ばれる)と、子宮内での胎児の体重増加が悪い子宮内発育制限のために出生体重が小さくなる場合がある。 子宮内発育制限は胎児自身の異常(先天性心疾患染色体異常など)や、妊婦側の異常(妊娠中毒症、極端な「やせ」、喫煙や飲酒など)、胎盤および臍帯の異常で起こる。 両方の原因が組み合わさって出生する早産低出生体重児もいるため、子宮内での体重増加は在胎週数に応じた標準体重と比較して評価される。在胎週数に比して体重の小さい児をLFD(light for date)児と呼ぶ。また、身長も小さい児をSFD(small for date)児と呼ぶ。

☆「小さく産んで、大きく育てよ」とはいいますが、だから小さく産んだ方がいい・・なんて考えるのは、絶対にやめてください。
 喫煙による影響で、起こる低体重児は、小さいけど健康な赤ちゃんとは違うということを知ってください・・。
  


2009年01月14日 Posted by tonton at 17:10Comments(0)●データ・知識1

タバコ「今やめればこれだけの効果が期待できる」

【三日坊主を返上】(5)禁煙 「挑んでは失敗」の繰り返し… (1/4ページ)
心に余裕持ち代替療法も 禁煙にはまず、「たばこの害をよく理解して、しっかり動機付けすることが必要
 こう語るのは、京大付属病院副院長で呼吸器内科教授の三嶋理晃(みちあき)さん(57)だ。
 そこで、たばこを取り巻く現状を理解するところから始めよう-。
 健康意識の高まりで日本の喫煙者は減り続け、今や23・8%(平成18年国民健康栄養調査)と成人の4分の1以下。たばこ産業の社会的資格も、たばこ規制枠組条約のガイドラインにより、事実上剥奪(はくだつ)されようとしている段階だ。
 たばこ煙には50種以上の発がん物質が含まれる。健康増進法が防止を求める受動喫煙の主因になる副流煙(たばこの先から出る煙)は、喫煙者が吸い込む主流煙に比べ、ニコチン2・8倍、タール3・4倍、ベンゾピレン3・4倍、アンモニア46倍など毒性や刺激が強い。
 夫が1日20本以上吸う家庭では、妻の肺がん発症危険度が1・9倍、職場でも同僚が喫煙する事務所で30年以上勤務した従業員は1・86倍に高まる。「喫煙者は肩身が狭い」のは当然なことが分かるだろう。
 ≪自ら暗示に≫
 次に、喫煙の発病危険度を理解したい。
 「喫煙男性のがん発症危険度は肺が非喫煙者の23・3倍、口腔(こうこう)・咽頭10・9倍、食道6・8倍。脳卒中は全体で1・5倍、心筋
梗塞(こうそく)1・9倍、糖尿病1・4倍、股(こ)関節骨折は80歳で1・7倍。妊娠では早産1・4倍、未熟児が2~3倍」
 三嶋さんは、おどろおどろしい数字を並べる。
 では、禁煙を続けるコツは、どんなところにあるのだろうか。三嶋さんは「しっかりした動機付けに加え、この動機をいつも思い浮かべ自ら暗示にかける。周囲にも禁煙を勧め、禁煙の方向性を強める」ことを強調する。
 「たばこをやめると目に見えて身体症状が改善する。せき、たんが減り、息切れがなくなり、味やにおいが分かるようになる。寝付きが良く目覚めもさわやかに。こうした効果を頭に焼き付けることが大切」
 さらに、「アルコールは喫煙を誘うので当初は酒席やたばこのにおいがする場所を避ける。どうしても吸いたくなったら、水を飲む、あめやガムを口に入れる、歯を磨くなど気分転換を。深呼吸や散歩、軽い運動もいい」とも。
 ニコチン依存症の簡易判定=表=も活用したい。
 「依存症となれば専門医に相談すべきだが、該当しない人はそれだけ禁煙しやすい状態なので、この事実を意識すれば、より成功しやすくなる」
≪意志頼りは「×」≫
 健康保険で禁煙治療を受けるには、ニコチン依存症の判定結果と「1日喫煙本数×喫煙年数=200以上」であることが必要。現在は、たばこの代わりにニコチンを補給するガムやパッチが市販されており、医師を受診すれば効果の高い内服薬もある。
 「意志の力だけでやめるのではなく、こうした代替療法を賢く活用したい。同時にあまり深刻に考えず、何度失敗してもいいと心の余裕を持つ。成功しそうな時、周囲にほめてもらえば励みになる」と助言する。
 記者も20年前は1日40本以上吸った。受動喫煙の概念が普及しておらず、職場はたばこ吸い放題。「こんなうまいたばこを誰がやめるか!」と思っていた。
 ところが、夜11時すぎまでの仕事と、終業後の同僚との飲酒が数カ月続くと胃の入り口が締め付けられるように。たばこを吸う気も減退し、ついに丸1日吸わないことがあった。そこで、「いつでも吸えばいいんだから」と思いながら、「もう1日」「1週間達成」「1カ月まで」…とゲーム感覚で徐々に期間を伸ばした。
 胃の不快感が消えた2カ月後は、禁煙達成の自信が深まった。三嶋さんの指摘どおりだ。ただ、当初はガムをかむ量が増えて、あごが痛くなったが…。(八並朋昌)
=おわり
1年で心臓疾患の危険度半減
 禁煙すると短期間で身体症状が改善されるという。20分後には早くも血圧や脈拍が下がり、12時間後には血中の一酸化炭素濃度が正常水準に。2週間から3カ月で心臓や肺の機能が良くなり、1~9カ月でせきや息切れが少なくなる。ここまでくると、健康な状態が、いかにさわやかなものであるかを実感でき、たばこを吸わないことの喜びがわいてくるはず。
 1年後には高まっていた心臓疾患の危険度が半減し、5年で脳卒中の危険度が非喫煙者と同じ水準に下がる。そして、10年後には肺がんの死亡危険度が喫煙者の半分に下がり、口腔・咽頭、食道、膀胱(ぼうこう)、子宮頚(けい)がん、膵臓(すいぞう)がんの危険度も格段に低くなるという。
 「何年も吸い続けて肺がヤニで真っ黒だから、今さら遅いよ」と思うのは大間違い。今からやめれば、これだけの効果が期待できる。
  
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2009年01月14日 Posted by tonton at 16:54Comments(0)禁煙

無理なくできる当世の禁煙

無理なくできる当世「禁煙」事情
内服薬、パッチ薬、病院治療も“根性”だけが頼りだった禁煙に、内服治療薬が登場。パッチ薬の薬局販売も実現した。“理性的”禁煙の土台は整っている。
 タバコはまさに「百害あって一利なし」。現時点でタバコを吸ったほうがいいという人はいない。あらゆる病気の発生率は、タバコを吸う人のほうが高い。肺気腫なら2.2倍、肺ガンだと4.5倍、喉頭ガンだと33倍にもなる。
 喫煙者の近くにいる人がタバコの煙を吸う受動喫煙は、もっとたちが悪い。不完全燃焼の結果出てくる副流煙に含まれる有害物質は、主
流煙の数倍~数十倍とされる。
 日本の喫煙人口は約2500万人で、成人の4人に1人が吸っている勘定だ。徐々に減っているが、他の先進国に比べて格段に高い。しかも、20代、30代の女性に限れば、喫煙率は増える傾向にある。
 若いうちから吸い始めるほうが、ニコチンの依存度が高くなる傾向があり、それだけタバコをやめにくくなる。

精神疾患の場合は主治医と要相談
 「吸う場所が少なくなった」「白い目で見られる」などの理由で、最近タバコをやめようとする人も増えている。だがいざ、やめようとしても成功する人は多くない。
 いったん禁煙しても、宴席などで「一本くらいいいだろう」と吸ってしまう“一本お化け”の登場で、再び喫煙を始めてしまうことも少なくない。薬物などを使わない場合、禁煙に取り組んだ人が、1年後に禁煙に成功している確率は、2割程度とされている。
 禁煙を難しくしている原因の一つに、ニコチンへの“身体的依存”がある。喫煙者は血液中のニコチン濃度が下がると、ニコチンが欲しくなるのだ。
 もう一つは、“心理的依存”だ。タバコを吸う人は、口寂しかったり、手持ち無沙汰だったりで、つい吸ってしまう。
 習慣で、食事やコーヒーのあとに必ずタバコを吸いたくなる人は珍しくない。
 かつては禁煙しようと思っても、“根性”で頑張るしかなかったが、今では薬物治療やカウンセリングを受けられるようになり、比較的無理なく禁煙に取り組めるようになった。
 体に貼るパッチは、ニコチンの代替療法だ。タバコをやめるとニコチンの離脱症状が出るが、パッチを貼って体内のニコチン量を補い、緩やかに血中のニコチン濃度を下げていくことで、タバコをやめられるようにする。
 飲み薬の「チャンピックス」は、喫煙者の脳にあるニコチン受容体に結合すると、軽くタバコを吸ったような快感や満足感が得られ、ニコチン離脱症状が和らぐ。
 と同時に、もしタバコを吸ったとしても、ニコチンが受容体に結合するのを阻害するため、吸ってもおいしくない。この2つの作用が禁煙の効果をもたらす。
 禁煙ガムはガリッと噛んで、歯茎と頬の内側のあいだに置くのがコツ。どうしても吸いたい喫煙衝動に対応できるのは、日本ではガムしかない。海外ではパッチとガムを併用するといいという報告がある。
 ヘビースモーカーや過去に禁煙に失敗した人は、禁煙の成功率が高い病院での治療を受けたほうがいい。
 高い禁煙効果が得られるチャンピックスは、医療機関でしか処方されないし、医療用のパッチ「ニコチネル」にはOTC医薬品(大衆薬)にない含有量の多いものもある。心理的依存をいかに解消するかという点でも、病院では医師や看護師によるカウンセリングが受けられる。
 なお、施設基準など、一定の要件を満たした「禁煙外来」での禁煙治療には、健康保険が適用される。その場合、診察料や処方料などを含むトータルの費用は、飲み薬を使う治療が1万8000円程度、パッチの場合は1万2000円程度になる。
 注意したいのは、うつ病などの精神疾患がある人の禁煙だ。こうした人が禁煙すると、47%は精神疾患がよくなるが、逆に40%の人は悪くなるという海外での報告もある。
 精神科の主治医と連絡を取りながら、禁煙に取り組むようにして、もし精神状態が安定しないようなら、いったん禁煙を延期するのも選択肢だ。(『週刊ダイヤモンド』編集部 佐藤寛久)  
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2009年01月14日 Posted by tonton at 16:49Comments(0)禁煙