世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●『ニコチン・アンインストール・バイブル』ブログを書籍化

意識改革で禁煙を 足利の六本木さんがブログを書籍化/栃木
【下野新聞】
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/south/ashikaga/news/20101111/413837
 【足利】薬に頼らず禁煙に成功した体験をブログで公開している福富町の六本木辰也さん(43)が、ブログの内容をまとめて書籍化した。書名は「ニコチン・アンインストール・バイブル」。10月の大幅値上げをきっかけに禁煙志願者が増えたこともあり、たばこへの依存を意識改革するユニークな禁煙法が反響を呼んでいる。
 1日40本を15年間吸っていた六本木さんは昨年11月、きっぱり禁煙した。「たばこに執着するなんてストーカーみたい」と女友達に言われたことがきっかけだったという。
 「自尊心が傷付くと同時に『うまいことを言う』と感心し、たばこと別れる決心をしたんです」と六本木さん。
 意識を変えることで禁煙できることに気付き、翌12月に北風小憎夫の名でブログ「ニコチン・アンインストール・マニュアル」を開設。たばこを恋人に擬人化したり、「やめんず・すも~か~(たばこはやめないと意固地になっている喫煙者)」などの言葉を生み出したり、独特の発想が若者を中心に受けた。六本木さんは「たばこはやめられないという思い込みを排除するために、さまざまなイメージを提示してきた」と説明する。
 たばこ値上げにより、ブログの閲覧者も急増した。ブログは無料で読めるが内容が膨大なため、整理して書籍化することにした。
 医学的知識のない六本木さんが体験を基に編集した本の反響は大きく、青森や沖縄県では禁煙指導に取り入れる医師も現れた。「発想の転換で禁煙する方法がユニークと思われたようです」と六本木さん。ブログにはこれまで100人以上から禁煙成功の報告があり、「ニコアン修了証」を付けて各自の体験談を紹介している。
 同書はブログで購入できる。電子書籍、冊子版共に500円。ブログは「ニコアン」で検索できる。


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2010年11月17日 Posted bytonton at 10:55 │Comments(3)禁煙

この記事へのコメント
新聞記事のご紹介ありがとうございました。
ニコチン・アンインストール家元の北風小憎夫こと、六本木辰也と申します。

私自身は「禁煙推進派」ではありませんが、
「タバコをやめられない」
という人の助けになれれば、と思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 六本木辰也 at 2010年11月17日 23:10
六本木達也さま
ご本人さまですか!
ありがとうございます。
「ニコチン・アンインストール」・・とてもユニークな発想転換ですね!
言葉の発する効力ってすごいですね。

ちなみにですが。
私も「禁煙推進派」かと言われると、なんとなくしっくりこない感じがします。「スモークフリー」=煙からの解放
タバコの煙のない社会になればいいなと思います。
それが特別なものでなくなるといいなと思います。
「タバコ」の存在は、どうしても喫煙者VS禁煙派のような構図を
つくってしまうことが残念です。

多くの方がタバコから解放されることを願ってします。
「ニコチン・アンインストール」バンザイ!!!
Posted by tontontonton at 2010年11月23日 18:51
ブログへも、コメントありがとうございました。

>「タバコ」の存在は、どうしても喫煙者VS禁煙派のような構図を
>つくってしまうことが残念です。

その通りです。これを私は、
「財務組と厚労会の代理戦争」
と呼びます。

官僚というのは、国民のことよりも、まず「自分」を最優先に考えるので、
禁煙・分煙が進んできたら、今度は
「独立行政法人 禁煙推進協会」
とかの天下り先を作るんでしょうね。

その辺に気づけば、タバコなんて「バカらしくて」やめちゃうはずです。
Posted by 六本木辰也 at 2010年11月23日 19:39
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