世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

たばこ好きのおじいさんの喫煙シーンで絵本販売中止に

たばこ好きのおじいさんの喫煙シーンで絵本販売中止に
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0107&f=national_0107_018.shtml
  昨年末、小学3年生以上を対象にした福音館書店の月刊『たくさんのふしぎ』2010年2月号が販売中止になった。発明家のおじいさんが孫に江戸時代の暮らしを説明する内容の絵本『おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり』だ。理由は、たばこ好きのおじいさんの喫煙シーンが多数描かれて、喫煙に反対する団体などから抗議があったからだという。同書店では喫煙を推奨したり子どもたちの受動喫煙を肯定したりする意図はなかったとしながらも、子どもの本として配慮に欠けていたとし、販売中止を決めた。
  この販売中止を巡り、ネットではちょっとした論争になっている。喫煙シーンを描いた絵本に対して「必然性がないのに描いていることは悪質」「子どものいる席で煙草を吸うのはマナー違反。それを絵本で扱うのはやはり間違い」と、厳しい意見が出ている。
  しかし一方では、「販売中止にするほどのことか」と首をかしげる人も多い。「そんなこと言いだしたら、今あるアニメや漫画はほとんど
終了では」など、言論の自由、表現の自由に対する脅威と捉える人もいる。「『子どもに害がある』ことを見つけて、それらを隠したり見えなくすることが大人の責任とばかり、声高らかにそれが正義だと吹聴する傾向があるが、子ども達をそんな無菌状態にして大丈夫なのだろうか…」(畦道日記)との声も。
  出版社側の“販売中止”措置は、正しい決断だったのか間違っていたのか。世論はまだハッキリ決めかねているようだ。(ぽこ)(情報
供:ココログニュース)



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2010年01月10日 Posted bytonton at 09:46 │Comments(0)事件・犯罪

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