日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
児童誌「たくさんのふしぎ」が販売中止、喫煙シーン満載
子どもの前の喫煙描写で販売中止 福音館書店の児童雑誌
http://www.asahi.com/national/update/1229/TKY200912290229.html?ref=rss
福音館書店は28日、児童向け月刊誌「たくさんのふしぎ」の2010年2月号として発売した「おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり」(太田大輔文・絵)の販売を中止した。読者から、子どもの前での喫煙シーンが多いとの指摘を受けたためという。
同誌は小学校中学年以上が対象で、2月号は、おじいちゃんが発明した機械を使って孫2人が江戸時代の暮らしをのぞく物語。おじいちゃんは愛煙家という設定で、パイプをふかしながら孫と食事をしたり、話したりする場面が4回、描かれている。
米山博久・月刊誌編集部長によると、発売直後の25日、購読している小児科の医師らから「喫煙を推奨したり、子どもの受動喫煙を肯定したりしているのではないか」などと指摘された。同社は「子どもの本の出版社として配慮に欠けた」として販売中止を決めた。
米山編集部長は「喫煙シーンを著者に描き直してもらい、改めて出版する予定」と話す。
喫煙描写で児童誌が販売中止
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091229-00000040-jij-soci
福音館書店(東京都文京区)は29日までに、児童向け月刊誌「たくさんのふしぎ」2月号として発売した「おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり」に喫煙シーンが多いとの指摘を受け、販売を中止すると発表した。
同誌は、発明家のおじいちゃんが孫たちに江戸時代の暮らしを説明するという内容で、喫煙したまま同席する場面などが複数描かれている。
塚田和敏社長はホームページで「喫煙を推奨したり子供たちの受動喫煙を肯定したりする意図は全くありませんでしたが、喫煙による健康被害などについて認識が足りず、配慮に欠けるものでした」と謝罪している。
愛煙家おじいさん登場、児童誌が販売中止に
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20091229-OYT1T00086.htm
福音館書店(塚田和敏社長)は28日、月刊「たくさんのふしぎ」の2010年2月号として発売した「おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり」(文・絵、太田大輔)を販売中止にすると、ホームページで発表した。
対象年齢は小学校3年生からで、発明家のおじいちゃんが2人の孫に江戸時代の暮らしを説明する内容。おじいちゃんはたばこ好きの設定で、喫煙したまま孫たちと同席する場面が何度も描かれている。
喫煙に反対する団体などから「たばこを礼賛している」「たばこ規制枠組み条約に違反する」といった指摘があり、同社は販売中止を決定した。
ホームページでは、塚田社長名で「(たばこは)小道具として使用したものであり、喫煙を推奨したりする編集意図はまったくありません」と説明。「しかしながら、子どもの本の出版社として配慮に欠けるものでした」と謝罪した。
(2009年12月29日05時08分 読売新聞)
福音館書店HPより(販売中止のお知らせ)
http://www.fukuinkan.co.jp/oshirase/goodsid20909.html
「たくさんのふしぎ」2010年2月号販売中止に(その1)
「たくさんのふしぎ」2010年2月号販売中止に(その2)
福音館書店の迅速な対応:タバコ頻出絵本販売中止・回収に
【参考】
● タバコ規制枠組み条約(FCTC) 第三条 目的
この条約及び議定書は、(中略)、タバコの消費及びタバコの煙にさらされることが健康、社会、環境及び経済に及ぼす破壊的な影響から現在及び将来の世代を保護することを目的とする。
http://www.mofa.go.jp/MOFAJ/gaiko/treaty/treaty159_17.html
● たばこ規制枠組条約 社会的資格も“剥奪” ガイドライン追加採択で厳格対応
(産経新聞 2008.12.19)
たばこ規制枠組条約の締約国会合が新たに3件のガイドラインを採択し、近く世界保健機関(WHO)から修正文書が示され、厚生労働省が初めて概要を邦訳して公開することが10日までに分かった。たばこ産業の広告、販促、支援活動の全面禁止だけでなく、研究助成や人道支援を含む社会的活動の全面規制を求める厳しい内容だ。(以下略)
http://sankei.jp.msn.com/life/body/081219/bdy0812190819000-n1.htm
日本も加盟しているWHOタバコ規制枠組み条約の内容を多くの方に理解していただければ、このような問題は起こらないかと思います。
http://www.asahi.com/national/update/1229/TKY200912290229.html?ref=rss
福音館書店は28日、児童向け月刊誌「たくさんのふしぎ」の2010年2月号として発売した「おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり」(太田大輔文・絵)の販売を中止した。読者から、子どもの前での喫煙シーンが多いとの指摘を受けたためという。
同誌は小学校中学年以上が対象で、2月号は、おじいちゃんが発明した機械を使って孫2人が江戸時代の暮らしをのぞく物語。おじいちゃんは愛煙家という設定で、パイプをふかしながら孫と食事をしたり、話したりする場面が4回、描かれている。
米山博久・月刊誌編集部長によると、発売直後の25日、購読している小児科の医師らから「喫煙を推奨したり、子どもの受動喫煙を肯定したりしているのではないか」などと指摘された。同社は「子どもの本の出版社として配慮に欠けた」として販売中止を決めた。
米山編集部長は「喫煙シーンを著者に描き直してもらい、改めて出版する予定」と話す。
喫煙描写で児童誌が販売中止
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091229-00000040-jij-soci
福音館書店(東京都文京区)は29日までに、児童向け月刊誌「たくさんのふしぎ」2月号として発売した「おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり」に喫煙シーンが多いとの指摘を受け、販売を中止すると発表した。
同誌は、発明家のおじいちゃんが孫たちに江戸時代の暮らしを説明するという内容で、喫煙したまま同席する場面などが複数描かれている。
塚田和敏社長はホームページで「喫煙を推奨したり子供たちの受動喫煙を肯定したりする意図は全くありませんでしたが、喫煙による健康被害などについて認識が足りず、配慮に欠けるものでした」と謝罪している。
愛煙家おじいさん登場、児童誌が販売中止に
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20091229-OYT1T00086.htm
福音館書店(塚田和敏社長)は28日、月刊「たくさんのふしぎ」の2010年2月号として発売した「おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり」(文・絵、太田大輔)を販売中止にすると、ホームページで発表した。
対象年齢は小学校3年生からで、発明家のおじいちゃんが2人の孫に江戸時代の暮らしを説明する内容。おじいちゃんはたばこ好きの設定で、喫煙したまま孫たちと同席する場面が何度も描かれている。
喫煙に反対する団体などから「たばこを礼賛している」「たばこ規制枠組み条約に違反する」といった指摘があり、同社は販売中止を決定した。
ホームページでは、塚田社長名で「(たばこは)小道具として使用したものであり、喫煙を推奨したりする編集意図はまったくありません」と説明。「しかしながら、子どもの本の出版社として配慮に欠けるものでした」と謝罪した。
(2009年12月29日05時08分 読売新聞)
福音館書店HPより(販売中止のお知らせ)
http://www.fukuinkan.co.jp/oshirase/goodsid20909.html
「たくさんのふしぎ」2010年2月号販売中止に(その1)
「たくさんのふしぎ」2010年2月号販売中止に(その2)
福音館書店の迅速な対応:タバコ頻出絵本販売中止・回収に
【参考】
● タバコ規制枠組み条約(FCTC) 第三条 目的
この条約及び議定書は、(中略)、タバコの消費及びタバコの煙にさらされることが健康、社会、環境及び経済に及ぼす破壊的な影響から現在及び将来の世代を保護することを目的とする。
http://www.mofa.go.jp/MOFAJ/gaiko/treaty/treaty159_17.html
● たばこ規制枠組条約 社会的資格も“剥奪” ガイドライン追加採択で厳格対応
(産経新聞 2008.12.19)
たばこ規制枠組条約の締約国会合が新たに3件のガイドラインを採択し、近く世界保健機関(WHO)から修正文書が示され、厚生労働省が初めて概要を邦訳して公開することが10日までに分かった。たばこ産業の広告、販促、支援活動の全面禁止だけでなく、研究助成や人道支援を含む社会的活動の全面規制を求める厳しい内容だ。(以下略)
http://sankei.jp.msn.com/life/body/081219/bdy0812190819000-n1.htm
日本も加盟しているWHOタバコ規制枠組み条約の内容を多くの方に理解していただければ、このような問題は起こらないかと思います。
●子にたばこ 親ら摘発増 タスポ導入3年 24件/高知
●長野/ 未成年者喫煙で店や親の摘発増
大阪市立小の喫煙先生、校内全面禁煙で減給
奈良/ 学校敷地内全面禁煙のはずが…橿原光陽中
福音館書店の月刊絵本が発売中止・回収騒動
たばこ好きのおじいさんの喫煙シーンで絵本販売中止に
●長野/ 未成年者喫煙で店や親の摘発増
大阪市立小の喫煙先生、校内全面禁煙で減給
奈良/ 学校敷地内全面禁煙のはずが…橿原光陽中
福音館書店の月刊絵本が発売中止・回収騒動
たばこ好きのおじいさんの喫煙シーンで絵本販売中止に
2009年12月29日 Posted bytonton at 14:27 │Comments(4) │事件・犯罪
この記事へのコメント
ちびくろサンボ絶版騒動を彷彿とさせる出来事ですね。
多くの人に共感を受けうる行動を期待します。
副流煙に嫌悪感を持つものとしましても同じと思われたくないです。
多くの人に共感を受けうる行動を期待します。
副流煙に嫌悪感を持つものとしましても同じと思われたくないです。
Posted by ひたっちゃん at 2009年12月29日 15:51
そもそも、今回抗議したのは日本禁煙学会ですが。
日本禁煙学会
http://www.nosmoke55.jp/
憲法の言論・出版の自由とは
http://blog.goo.ne.jp/kuba_clinic/e/40c25100846d903b73cd56cb308ee159
学会員のあなたが何を他人事みたいに言ってるんです?
あなたは学会の方針に反対なのですか。
そもそも、フィクションを攻撃する方針は、日本禁煙学会の基本方針でしょう。
例えばこれとか。
ttp://www.nosmoke55.jp/gakkai/200808/0808jstc_council.pdf
【結 果】
WJ 2008年14号に掲載された「銀魂」第二百二訓は、人気キャラクター「土方十四郎」が禁煙するエピソードを描いている。
しかし次ストーリーでは、その人物は喫煙を続けている。その当時を語るブログなどを検索した結果、喫煙する登場人物に同情する意見、もしくはノーコメントの反応が著しかった。
アニメでもこの登場人物の喫煙シーンは大変好ましく描かれている。「NARUTO」では恩師の死を悼み、15歳の少年が喫煙するシーンが掲載された。「ONE PIECE」では、人気キャラクターであるサンジを筆頭に、女性も含め多くの喫煙シーン描かれている。
「鋼の錬金術師」では下半身不随になる程の外傷を負った人気キャラクターに、「病室で一日一本だけ喫煙可」というシーンが描かれた。
いずれの作品も多種多様のメディアで商品化されている上に、ファンの間では独自の創作活動も盛んであり、その多くが10代前半から始まる女性達である。
【考 察】
実際作品内で喫煙シーンは少ない。しかし問題は、その数少ない喫煙シーンの使われ方である。人気作品の人気キャラクターが、決めゴマで喫煙している事で、ファンは「喫煙」=「格好いい」と刷り込まれてしまう。
日本禁煙学会
http://www.nosmoke55.jp/
憲法の言論・出版の自由とは
http://blog.goo.ne.jp/kuba_clinic/e/40c25100846d903b73cd56cb308ee159
学会員のあなたが何を他人事みたいに言ってるんです?
あなたは学会の方針に反対なのですか。
そもそも、フィクションを攻撃する方針は、日本禁煙学会の基本方針でしょう。
例えばこれとか。
ttp://www.nosmoke55.jp/gakkai/200808/0808jstc_council.pdf
【結 果】
WJ 2008年14号に掲載された「銀魂」第二百二訓は、人気キャラクター「土方十四郎」が禁煙するエピソードを描いている。
しかし次ストーリーでは、その人物は喫煙を続けている。その当時を語るブログなどを検索した結果、喫煙する登場人物に同情する意見、もしくはノーコメントの反応が著しかった。
アニメでもこの登場人物の喫煙シーンは大変好ましく描かれている。「NARUTO」では恩師の死を悼み、15歳の少年が喫煙するシーンが掲載された。「ONE PIECE」では、人気キャラクターであるサンジを筆頭に、女性も含め多くの喫煙シーン描かれている。
「鋼の錬金術師」では下半身不随になる程の外傷を負った人気キャラクターに、「病室で一日一本だけ喫煙可」というシーンが描かれた。
いずれの作品も多種多様のメディアで商品化されている上に、ファンの間では独自の創作活動も盛んであり、その多くが10代前半から始まる女性達である。
【考 察】
実際作品内で喫煙シーンは少ない。しかし問題は、その数少ない喫煙シーンの使われ方である。人気作品の人気キャラクターが、決めゴマで喫煙している事で、ファンは「喫煙」=「格好いい」と刷り込まれてしまう。
Posted by 嗅ぎタバコをすう野郎 at 2010年01月01日 17:00
私は日本禁煙学会の会員で、だから会の考えに沿うということでもなく、この件に関しては会の意見に、そして「憲法の言論・出版の自由とは 」についても同感です。いろいろな考え方がありますので、常日頃、言動には細心の注意が必要ということは感じています。
私は、出来るだけこのブログを通してニュースという事実(情報)を多くの方に伝えていきたいと思っています。そして、それをどう判断するかは読んでいただく方の判断だと思っています。
私は、出来るだけこのブログを通してニュースという事実(情報)を多くの方に伝えていきたいと思っています。そして、それをどう判断するかは読んでいただく方の判断だと思っています。
Posted by tonton at 2010年01月03日 22:00
ひたっちゃん様
ひたっちゃんは、喫煙者ではなく、日頃は副流煙に嫌悪感を持たれているのですね。私もこのような活動をしていく上で重要なことは、多くの人に共感されるよう、言動に気をつけなければいけないと感じています。受動喫煙防止、禁煙の重要性を多くの方に共感していただけるよう、私自身も気をつけていきたいと思います。ご指摘ありがとうございました。
ひたっちゃんは、喫煙者ではなく、日頃は副流煙に嫌悪感を持たれているのですね。私もこのような活動をしていく上で重要なことは、多くの人に共感されるよう、言動に気をつけなければいけないと感じています。受動喫煙防止、禁煙の重要性を多くの方に共感していただけるよう、私自身も気をつけていきたいと思います。ご指摘ありがとうございました。
Posted by tonton at 2010年01月07日 16:46
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