世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

★メントールの使用規制を たばこ枠組み条約の締約国会議

たばこ、メントールの使用規制を 枠組み条約の締約国会議
【47NEWS】
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010112101000079.html
 【リオデジャネイロ共同】喫煙による健康被害の低減を目指す世界保健機関(WHO)のたばこ規制枠組み条約の第4回締約国会議が20日まで、南米ウルグアイのプンタデルエステで開かれ、メントールなどの「添加物」の使用を禁止・制限するよう各国に規制強化を促すガイドラインを全会一致で採択、閉幕した。
 添加物の規制は今回初めて議論。法的拘束力はなく各国が取り組むべき施策を提示しただけだが、日本は同条約事務局予算の最大拠出国だけに、今後、積極的な対策が求められそうだ。
 添加物によって嗜好性をより高めることで、健康被害を一層拡大させる可能性があり、会議筋によると、たばこを巻く紙に着色するインクや顔料、甘味成分なども規制対象になった。禁煙教育の推進や、たばこ需要減少に向けた施策の強化でも一致した。
 煙が出ない電子たばこも議題になったが、たばこの葉を使わない製品を規制対象とするか疑問視する声もあり、2012年後半に韓国で開かれる次回締約国会議に議論が持ち越された。


「たばこ枠組規制条約」172カ国が使用・販売で指導方針
【YAHOO!ニュース】新華社ニュース 11月22日(月)18時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101122-00000013-xinhua-int
【新華社=荘北寧】 世界保健機関(WHO)に加盟する172カ国が21日、ウルグアイで開催された「たばこ規制枠組条約」の第4回締約国会議でたばこの使用と販売に関する指導方針に同意した。
 各国が自国の衛生管理体制に禁煙プロジェクトを組み込み、たばこの害の教育宣伝を支援する。
(編集翻訳 恩田有紀)


添加物規制でガイドライン、たばこ規制枠組条約の締約国会議
【AFP BB News】
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2776462/6504570?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
 172の国と地域が参加する「たばこの規制に関する世界保健機関(WHO)枠組条約(Framework Convention on Tobacco Control、FCTC)」の第4回締約国会議が、15日から20日までの日程でウルグアイのプンタデルエステ(Punta del Este)で行われ、たばこへの味付けや添加物使用を規制するガイドラインを採択して閉幕した。
 各国はたばこ規制をより広範囲な経済開発問題に関連づけることでも合意した。たばこ規制推進側は、若年喫煙者を引きつけるためメーカーがたばこに「味付け」をしていると主張。たばこには数百種の化学物質が添加され、特に若者を対象にたばこの魅力を高めているという。

■禁煙支援、追加課税も検討
 また会議は、禁煙プログラムを各国の保健体制に組み込むことや、喫煙の健康リスクの啓発プログラムを支援することでも合意した。さらに、たばこの消費削減に短期的に最も効果のあるとされるたばこ製品への課税について、ガイドラインの草案を作成するワーキンググループも設立された。
 一方、たばこ業界からの代表者らは規制に猛反発。1週間におよんだ会議の間、会議の会場となった施設の外にテントを設営して反対運動を行った。たばこメーカーによれば、「味付け」されたたばこは世界のたばこ消費の半分を占める。たばこメーカーは、この規制により大人気製品が販売禁止になる可能性もあると懸念を示した。
 次回の第5回締約国会議は2012年に韓国で開催される。
  


2010年11月26日 Posted by tonton at 20:02Comments(0)●WHO・条約

●英国の新規制案、たばこの箱デザイン「灰色無地」に限定

たばこの箱デザイン「灰色無地」に限定、英国の新規制案
【AFP BB News】
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2776362/6498910?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
 英保健省は21日、若者の喫煙防止策として、たばこのパッケージを灰色か茶色の単色・無地のデザインに統一する新たな規制案を検討していることを明らかにした。アンドリュー・ランズリー(Andrew Lansley)保健相によると、現行の鮮やかな色彩のパッケージが、若者の喫煙習慣を助長する一因となっているとみられるためという。
 保健省報道官によると、たばこ規制が強まるなかメーカーの間では、新たな喫煙者獲得のマーケティング戦略として色鮮やかなパッケージを採用する傾向が主流。
 このため、当面の措置として、子どもたちがパッケージに魅了されることのないよう、たばこのディスプレーを覆うことを小売店に要請することを検討している。だが、将来的には、パッケージそのものを無地デザインのみに規制したい考えだ。
 単色・無地のパッケージには、たばこ銘柄の基本的な情報と、健康への影響、それに画像による警告だけが表示される見込み。同省では、パッケージを変えることで子どもがたばこに手を出すのを防いだり、禁煙に挑戦する人々の助けになるかどうかを見極めたいとしている。
  


2010年11月26日 Posted by tonton at 19:57Comments(0)イギリス

●脳卒中 家庭でできる予防法

脳卒中 家庭でできる予防法 禁煙・節酒で適度な運動を
【YAHOO!ニュース】産経新聞 11月22日(月)7時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101122-00000086-san-soci
 日本人の3大死因の一つ、「脳卒中」が起きやすい寒い季節となった。だが、生活スタイルに注意を払えば、予防はかなり可能だ。家庭でできる予防法と万一の発症に向けての準備を日本脳卒中協会専務理事で中山クリニック(大阪市浪速区)の中山博文院長(53)に聞いた。(小野田雄一)
                   ◇
 ◆発症率を下げる
 厚生労働省の人口動態調査によると、平成21年の脳卒中による死亡者数は12万2千人で、がん(約34万4千人)、心臓病(約18万人)に次ぐ死因3位だ。
 「脳卒中の大部分は血管がもろくなることで起きる。高血圧や糖尿病、高コレステロールなどに気を付けて生活すれば発症リスクを下げられる」と中山院長は指摘する。具体的には、塩分は1日10グラム、飲酒は日本酒換算で1日1合まで▽1日30分、2日に1回なら1時間のウオーキングを行う▽禁煙する-など。たばこについては、「禁煙すると5年で発症率は劇的に下がる。『今さらやめても仕方ない』と考えてはいけない」と訴えた。
 急激な温度変化も血圧に悪影響を与えるため、禁物だ。例えば、入浴の際には、事前に脱衣場や浴室を暖める▽湯温は41度前後▽湯船につかるのは15分まで-などに気を配るべきだという。

 ◆様子見は危険
 万一の発症に備え、家庭でできることはあるのか。
 中山院長は「本人と家族が脳卒中の前兆や症状を知り、気付いたらすぐに救急車を呼ぶ心構えが大切」と話す。前兆や症状には「片側の手足や顔半分のまひ」「ろれつが回らない」「相手の言葉が理解できない」「バットで殴られたような頭痛」-などがある。前兆の場合は10分~1時間程度で収まるが、「疲れている」「様子を見よう」と、そのままにしておいては危険だという。「『近所に迷惑や心配をかける』などと救急車を呼ぶのをためらう人もいるが、おかしいと思ったらすぐに119番。『明日でいいか』では取り返しがつかなくなる」(中山院長)
 判断に迷った場合や救急車を呼ぶのがためらわれる場合は、救急相談センター(#7119)に相談し、判断を仰ぐ方法もある。独り暮らしの場合は、固定電話や携帯電話に119番を短縮ダイヤルに設定しておくことが有効。中山院長は「実際にすぐに電話をしたおかげで、電話直後に意識を失ったが助かった人もいる」と話している。
  
タグ :脳卒中


2010年11月26日 Posted by tonton at 19:54Comments(0)●データ・知識1

●「禁煙すると味覚が変わる」は本当?

「禁煙すると味覚が変わる」は本当?
【zakzak】
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101120/dms1011201232009-n1.htm
 昔から「禁煙したら、味覚が変わった」というのは、よく聞く話。これって実際にあるの?『99%禁煙できる本』(三笠書房 知的生きかた文庫)など、禁煙に関する多数の著書を持ち、サイト「まゆみ先生の禁煙外来」でもおなじみの阿部眞弓先生に聞いた。
 「禁煙と味覚の関係は、50年くらい前によく研究されていたんですが、禁煙で味覚が変わることは、実際によくあることです」
 その理由としては、大きく分けて以下の2つがあるそうだ。
 「喫煙している人は、ニコチン自体に苦みや辛みがあるため、甘いとか酸っぱいといった他の感覚の『味覚閾値(味を感じ始める地点)』を上げてしまい、他の味覚を感じにくくなってしまうということがあります」
 つまり、甘い、酸っぱいなどの味が、ある程度以上にならないと感じなくなってしまうため、「味覚オンチ」になるということだ。
 「さらに、ニコチンには食欲中枢を抑える働きがあり、近くにある味覚中枢も抑制され味覚が低下してしまうということが挙げられます」
 もともと有害物質で抑制されていた食欲・味覚が、有害物質の除去によって、正常に戻るというわけだ。
 ところで、「味覚が変わる」のは、喫煙年数や本数と関係があるのだろうか。
 「長くタバコを吸っていた人、たくさん吸っていた人でも、味覚の戻り方はあまり変わらないです。たいてい1カ月も経たないうちに、味覚の変化に気づくようですよ」
 具体的に、禁煙すると、味覚にどんな変化が訪れるのかというと…。
 「『食べものがおいしくなった』『お米の噛んだときの甘さがわかるようになった』『今まで濃い味付けにしないと満足できなかったのに、薄味で十分になった』と言う人が多いですね。素材の味がわかるようになるんです」
 濃い味付けは、血圧にも良くないし、食べものがおいしくなるのは、喜ばしいこと。食事の本当の喜びを知るためにも、禁煙してみますか。
  


2010年11月26日 Posted by tonton at 19:51Comments(0)●データ・知識1

●京都市中心部、路上喫煙の「罰金」処分急増

京都市中心部、路上喫煙の「罰金」処分急増
【YAHOO!ニュース】京都新聞 11月22日(月)14時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101122-00000017-kyt-l26
 京都市中心部で路上喫煙を禁じている市条例に基づき、市が路上喫煙者に過料千円を課す処分が今春から急増している。4―10月の7カ月間で1199件に上り、制度が始められてから昨年度までのほぼ2年間の合計871件をすでに超えている。指導が強化され、7月からは禁煙区域が従来の倍に拡大されためだ。
 市は2007年6月に路上喫煙等禁止条例を施行後、禁止区域の巡回のため、府警OBの監視指導員6人を配置し、翌年6月から違反者への千円の過料徴収を始めた。過料処分件数は1年目の08年度(6-3月)が480件だったのに対し、09年度は391件で大きく減り、月平均も32件にとどまっていた。
 ところが本年度に入って処分件数が急増した。
 4月に初めて100件を超え、その後も増え続けて、9月には217件に達した。特に8月以降は毎月200件近くにあり、月平均も171件に上っている。
 増加の原因について、市は「さらなるマナー改善に向け、禁止区域での指導体制を強化した成果だ」とする。監視指導員が担っていた事務を4月からアルバイト職員に任せることで、指導員の巡回時間が増えたという。
 7月に河原町、四条、烏丸、御池通で囲まれた区域のほぼ全域が禁止区域となり「路上喫煙者が逃げ込んでいた」(地域づくり推進課)細い通りが加わったことも、処分の増加につながっている。
 市によると、観光客を含む市外からの来訪者が違反者の3割超を占める。市は禁止区域を示す路面表示や立て看板を約120カ所に掲げているが「まだ禁止区域が拡大したことを知らない人も多い」として、日常的なPRも展開している。
 監視指導員の男性は「人通りの多い繁華街から外れた場所で目に付くようになってきた。うっかりたばこに火を付けてしまう人もいる。ただしばらくすれば、たばこの値上げの影響で路上喫煙者も減ってくるのではないか」と話している

【写真】禁止区域の拡大で、7月からは細い通りも路上禁煙になっている(京都市中京区蛸薬師通御幸町)
  


2010年11月26日 Posted by tonton at 19:47Comments(0)路上喫煙規制

●ペットも受動喫煙…専門学校生らが禁煙呼びかけ

ペットも受動喫煙…専門学校生らが禁煙呼びかけ/大阪
【読売新聞】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101120-OYT1T00532.htm
 たばこ値上げや健康など、禁煙の理由は数ある中で、大阪市内の専門学校生たちが、「ペットのための禁煙」を呼びかけている。
 口コミで飼い主に禁煙を勧める地道な活動だが、応じて禁煙する人はいるという。ペットを家族と考える人は少なくなく、「ペットの健康」は、飼い主を動かす力があるようだ。取り組みは、同市内で開かれている動物臨床医学会で20日午後、報告される。
 「大阪コミュニケーションアート専門学校」で民間資格「動物看護士」を目指す学生ら。講師の石丸昌子獣医師(56)が、「動物医療に携わる私たちも禁煙に取り組もう」と提案、活動が始まった。
 動物の受動喫煙の研究では、米・マサチューセッツ大が行った調査で、家庭内で副流煙にさらされた猫が悪性リンパ腫になる危険性は、そうでない猫の2・4倍、5年以上続けば3・2倍という結果がある。石丸獣医師は「犬や猫の呼吸器の構造は人間と同じで、被害があると考えるのが自然」という。
 学生らは禁煙外来の内科医の指導も受けてパンフレットを作成し、家族や友人ら身近な人に配布。昨年度は、パンフレットを配った飼い主64人のうち7人が禁煙に成功。36人が禁煙や分煙、減煙などを約束した。

【写真】ペットを受動喫煙から守る活動の報告準備をする専門学校生ら=奥村宗洋撮影
(2010年11月20日20時35分 読売新聞)  


2010年11月26日 Posted by tonton at 19:44Comments(0)ペット

●岐阜/ 「うだつの上がる町」紫煙の上がらない路上に

「うだつの上がる町」紫煙の上がらない路上に/岐阜
【読売新聞】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101120-OYT1T00678.htm
 岐阜県美濃市は19日、市の伝統的建造物群保存地区に指定している「うだつの上がる町並み」を対象に、路上喫煙を禁止する条例を制定すると発表した。
 26日開会の市議会に条例案を提案し、可決されれば来年3月から実施する。
 違反した場合、罰則はないが、江戸時代から続く木造家屋の火災予防のほか、観光客の受動喫煙の被害を防ぎ、喫煙者のマナー向上を促すのが狙い。
 市観光課によると、うだつの上がる町並みは、年間約20万人の観光客が訪れる。対象となるのは、町並みの中の「目の字」と呼ばれる通り一帯約1キロ。県内では、すでに岐阜市や古い町並みが残る高山市で路上喫煙禁止区域を定めた条例を制定している。
 美濃市では、今年8~10月にかけて地元住民約150人に説明を行い、賛同を得た。しかし、一部の住民からは「完全な喫煙禁止は難しい」という要望があったため、禁止区域内の数か所に喫煙所を設ける。

【写真】観光客でにぎわう「うだつの上がる町並み」
(2010年11月21日21時00分 読売新聞)  


2010年11月26日 Posted by tonton at 19:40Comments(0)路上喫煙規制