世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●京都市中心部、路上喫煙の「罰金」処分急増

京都市中心部、路上喫煙の「罰金」処分急増
【YAHOO!ニュース】京都新聞 11月22日(月)14時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101122-00000017-kyt-l26
 京都市中心部で路上喫煙を禁じている市条例に基づき、市が路上喫煙者に過料千円を課す処分が今春から急増している。4―10月の7カ月間で1199件に上り、制度が始められてから昨年度までのほぼ2年間の合計871件をすでに超えている。指導が強化され、7月からは禁煙区域が従来の倍に拡大されためだ。
 市は2007年6月に路上喫煙等禁止条例を施行後、禁止区域の巡回のため、府警OBの監視指導員6人を配置し、翌年6月から違反者への千円の過料徴収を始めた。過料処分件数は1年目の08年度(6-3月)が480件だったのに対し、09年度は391件で大きく減り、月平均も32件にとどまっていた。
 ところが本年度に入って処分件数が急増した。
 4月に初めて100件を超え、その後も増え続けて、9月には217件に達した。特に8月以降は毎月200件近くにあり、月平均も171件に上っている。
 増加の原因について、市は「さらなるマナー改善に向け、禁止区域での指導体制を強化した成果だ」とする。監視指導員が担っていた事務を4月からアルバイト職員に任せることで、指導員の巡回時間が増えたという。
 7月に河原町、四条、烏丸、御池通で囲まれた区域のほぼ全域が禁止区域となり「路上喫煙者が逃げ込んでいた」(地域づくり推進課)細い通りが加わったことも、処分の増加につながっている。
 市によると、観光客を含む市外からの来訪者が違反者の3割超を占める。市は禁止区域を示す路面表示や立て看板を約120カ所に掲げているが「まだ禁止区域が拡大したことを知らない人も多い」として、日常的なPRも展開している。
 監視指導員の男性は「人通りの多い繁華街から外れた場所で目に付くようになってきた。うっかりたばこに火を付けてしまう人もいる。ただしばらくすれば、たばこの値上げの影響で路上喫煙者も減ってくるのではないか」と話している

【写真】禁止区域の拡大で、7月からは細い通りも路上禁煙になっている(京都市中京区蛸薬師通御幸町)


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2010年11月26日 Posted bytonton at 19:47 │Comments(0)路上喫煙規制

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