世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●ベトナム/ 13歳~15歳の80%が公共の場で受動喫煙の被害

13歳~15歳の80%が公共の場で受動喫煙の被害/ベトナム
【ベトジョー】
http://www.viet-jo.com/newsallow/statistics/110827020534.html

 国家喫煙被害防止実行委員会(VINACOSH)は25日、中部ダナン市で喫煙被害に関するシンポジウムを開催した。同委員会の発表によると、5歳以下の児童の世帯で70%に喫煙者がいる。また、13~15歳までの生徒の60%が家庭で、80%が公共の場所で日常的に受動喫煙の被害を受けている。男性教師の半数が喫煙者で、その内40%が校内で喫煙することを習慣にしているという。26日付ラオドン紙(電子版)が報じた。

 なお、世界保健機関(WHO)ベトナム事務所が発表したベトナムの喫煙に関する統計データによると、喫煙による疾患で毎年4万人が死亡しているという。



保健省、喫煙被害防止でタバコ増税実施へ/ベトナム
【ベトジョー】
http://www.viet-jo.com/newsallow/social/110830121234.html

 保健省は現在、2012年に国会へ提出する喫煙被害防止政策の草案に関する意見聴取を行っている。27日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。

 草案によると、喫煙被害防止政策の費用はタバコ税の増税分から拠出する。財政省は費用の拠出に向けて、タバコ税を現行の販売価格60%から80%に増税する方針。また、この増税が国内喫煙者数の減少にも繋がると期待している。

 保健省発表のデータによると、2010年における国内タバコ会社の年間生産量は40億箱に上った。一方、1箱当たりの販売価格は、▽マレーシアの1.32ドル(約101円)、▽中国の1.52ドル(約117円)、▽イギリスの6.93ドル(約534円)を大きく下回る0.23ドル(約18円)に留まっているという。

 なお、ベトナムの喫煙者数は1690万人を数え、年間の喫煙疾患関連の死者数は4万人に上る。



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2011年09月03日 Posted bytonton at 15:14 │Comments(0)その他のアジア

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