日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
◎たばこの発がん物質ポロニウムの測定を要望- 日本禁煙学会
たばこの放射能測定を要請=禁煙学会「ポロニウム含有」
【朝日新聞社】
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201110170098.html
NPO法人「日本禁煙学会」は17日、たばこには放射性物質ポロニウムが含まれており、吸うと肺がんを引き起こすリスクが高まるとして、厚生労働省にたばこのポロニウム濃度の測定などを要請した。
同会は、たばこによる肺がんリスクを調べた米カリフォルニア大のカラギュージアン教授らの論文を基に、たばこのポロニウムは吸引すると気管支分岐部に高濃度で吸着し、肺がんリスクが上昇すると主張。副流煙には主流煙の1~4倍のポロニウムが含まれているとし、受動喫煙も危険だとした。
ポロニウムは魚などの食品にも含まれているとされるが、同会の作田学理事長は「食道を通って摂取した場合は、ほとんどが体外に排出される」と話している。
たばこの発がん物質ポロニウムの測定を要望- 日本禁煙学会
【キャリアブレイン】
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35761.html
日本禁煙学会(理事長=作田学・杏林大客員教授)は10月17日、煙を吸い込んだ人の気管支分岐部に集中的に沈着して肺がんを引き起こすとされる「ポロニウム210」など、たばこに含まれる放射性物質の測定を求める要望書と、ポロニウムの危険性などを訴える緊急声明を、小宮山洋子厚生労働相にあてて提出した。
要望書では、▽東北・関東地方の葉タバコに含まれるセシウムやポロニウムなどの放射性物質の測定▽製品化されたたばこのポロニウムの測定-を、緊急声明では、たばこの煙や灰などを放射性物質と認識すべきとし、喫煙スペースの撤廃などを求めている。今回の提出に先立ち、14日に安住淳財務相にも同様の要望書を送付した。
17日に厚労省で記者会見した作田理事長は、「タバコは土壌から放射性の重金属を非常に効率的に葉に取り込み濃縮する性質を持つ」と指摘し、「セシウム濃度の高い所がある」東北・関東での葉タバコの調査を要請。また、1980年に日本専売公社(現日本たばこ産業)が「ポロニウムと受動喫煙の関係を調べるべき」と記述した記録が残っていたことに言及し、製品化されたたばこも調査するよう求めた。
【写真】日本禁煙学会の記者会見。放射線のマークを貼られたたばこが並ぶ(10月17日、厚労省内)
「タバコは放射性物質を含む」 日本禁煙学会が厚労省に要望書提出
【ニコニコニュース】
http://news.nicovideo.jp/watch/nw130767
NPO法人・日本禁煙学会の作田学理事長は2011年10月17日、タバコに含まれるという放射性物質「ポロニウム」の測定などを求める要望書を厚労省に提出した。
ポロニウムは、2006年にイギリスで起きた元ロシア連邦保安庁情報部員のアレクサンドル・リトビネンコ氏の暗殺事件で使用されたといわれ、微量でも強い放射能を持つとされる物質。日本禁煙学会が発表した声明によると、「タバコにポロニウムが相当量含まれていることは事実である」としており、「吸引すると気管支分岐部がホットスポット」になるという。さらに声明は、「ポロニウムが十分に肺がんを引き起こすことも証明されている」などと続き、「すべての喫煙所・喫煙室・喫煙コーナー・喫煙席をただちに閉鎖し、タバコ・吸い殻・タバコの灰・タバコの煙は放射性物質と認識して取り扱い、これらがある場所に人は近づいてはならない」と締められている。
要望書の提出後におこなわれた会見で作田理事長らは、ポロニウムの危険性とそれが含まれるタバコの有毒性を重ねて強調した。また、記者から「なぜ、このタイミングで緊急声明を発表し、要望書を提出したのか」と問われると、同法人の渡辺文学理事は、「議員内閣(制)が始まって初めてタバコ問題に積極的な大臣だから、何とか小宮山(洋子厚労相)さんが在任中にタバコの大幅な値上げとか、具体的ないろんな対策とかやっていただきたい」と答え、国民の健康に関する施策に取り組む厚労省に向けて、禁煙運動を推進することを訴えた。
小宮山厚労相は、ことし9月5日の大臣就任直後の記者会見で、「(喫煙者の)8割から9割が本当は禁煙したいと言っている。どうせやるなら背中を押すような値上げをしてくれという声も大変多い」とタバコ増税や禁煙に向けた取り組みに強い関心を示している。
なお、同法人は、10月14日に同様の要望書をタバコ税を管轄する財務省にも郵送で提出している。
【写真】日本禁煙学会の作田学理事長
たばこや吸い殻に近づくな! 学会が放射線測定を要望
【メディカルトリビューン】
http://kenko100.jp/news/2011/10/19/02
日本禁煙学会は10月17日、たばこに含まれる放射性物質「ポロニウム」の危険性を喚起する緊急声明を発表するとともに、厚生労働省と財務省に対し葉タバコおよびたばこ製品の放射性物質測定検査などを実施するよう求める要望書を提出した。緊急声明では「たばこや吸い殻などに近づいてはならない」としている。なお、同学会は今年9月にも、たばこ価格の値上げを求める要望書を厚労省に提出した。
ウランの100億倍
同学会の緊急声明によると、たばこにはウランの100億倍という強い放射能を有するポロニウムが含まれていることが事実であり、それが肺がんを引き起こす原因であることなどから、喫煙者に対して禁煙を促すとともに、「すべての喫煙所、喫煙室、喫煙コーナー、喫煙席を直ちに閉鎖し、たばこ、吸い殻、たばこの灰、たばこの煙を放射性物質と認識して取り扱い、これらがある場所に人は近づいてはならない」と強調した。
また、厚労省および財務省に提出した要望書では、次の2点について測定を求めた。
・東北地方、関東地方の葉タバコの放射性物質(ポロニウム、放射性鉛、プルトニウム、ストロンチウム、セシウムなど)の測定 ・製品化されたたばこのポロニウム測定
上記を要望する主な理由として、9月27日付の米医学誌「Nicotine & Tobacco Research」(電子版)に掲載された、たばこの煙による放射能と肺がんリスクを検討した論文を紹介。それによると、1日2箱以上の喫煙者では毎年1,000人中100人が肺がん死すると推計されるという。JTの自主検査では安全性を確認
要望書では“たばこ産業秘密内部文書”からいくつかのデータも引用。たばこは土壌中の放射性重金属を高率に取り込む性質が知られているとして、東北および関東地方の土壌からセシウムが検出されていることから、これらの地域における葉タバコの放射性物質の測定、さらに製品化されたたばこについてもポロニウムの測定を求めた。
なお、日本たばこ(JT)は18日、宮城、茨城、栃木、群馬の4県で葉タバコの放射性物質の自主検査の結果を発表。以前に検査を行った「黄色種」と同様に、「バーレー種」「在来種」でも安全性を確認したとしている。(編集部)
日本禁煙学会『緊急声明』
http://www.nosmoke55.jp/action/1110polonium.html
↑これら記事についての補足
Nicotine & Tobacco Researchという権威ある雑誌に、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のKaragueuzian教授らが投稿した“Cigarette smoke radioactivity and lung cancer risk” という論文(2011年9月)を受け、今回の緊急会見となったということです。
国民の原子力への関心、小宮山厚労大臣への期待もあるかと思いますが、ただ単に原発事故に便乗して騒いでいる訳ではないということを理解していきたいと思います。
たばこの放射性物質について(米政府の解説)→こちらへ
【朝日新聞社】
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201110170098.html
NPO法人「日本禁煙学会」は17日、たばこには放射性物質ポロニウムが含まれており、吸うと肺がんを引き起こすリスクが高まるとして、厚生労働省にたばこのポロニウム濃度の測定などを要請した。
同会は、たばこによる肺がんリスクを調べた米カリフォルニア大のカラギュージアン教授らの論文を基に、たばこのポロニウムは吸引すると気管支分岐部に高濃度で吸着し、肺がんリスクが上昇すると主張。副流煙には主流煙の1~4倍のポロニウムが含まれているとし、受動喫煙も危険だとした。
ポロニウムは魚などの食品にも含まれているとされるが、同会の作田学理事長は「食道を通って摂取した場合は、ほとんどが体外に排出される」と話している。
たばこの発がん物質ポロニウムの測定を要望- 日本禁煙学会
【キャリアブレイン】
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35761.html
日本禁煙学会(理事長=作田学・杏林大客員教授)は10月17日、煙を吸い込んだ人の気管支分岐部に集中的に沈着して肺がんを引き起こすとされる「ポロニウム210」など、たばこに含まれる放射性物質の測定を求める要望書と、ポロニウムの危険性などを訴える緊急声明を、小宮山洋子厚生労働相にあてて提出した。
要望書では、▽東北・関東地方の葉タバコに含まれるセシウムやポロニウムなどの放射性物質の測定▽製品化されたたばこのポロニウムの測定-を、緊急声明では、たばこの煙や灰などを放射性物質と認識すべきとし、喫煙スペースの撤廃などを求めている。今回の提出に先立ち、14日に安住淳財務相にも同様の要望書を送付した。
17日に厚労省で記者会見した作田理事長は、「タバコは土壌から放射性の重金属を非常に効率的に葉に取り込み濃縮する性質を持つ」と指摘し、「セシウム濃度の高い所がある」東北・関東での葉タバコの調査を要請。また、1980年に日本専売公社(現日本たばこ産業)が「ポロニウムと受動喫煙の関係を調べるべき」と記述した記録が残っていたことに言及し、製品化されたたばこも調査するよう求めた。
【写真】日本禁煙学会の記者会見。放射線のマークを貼られたたばこが並ぶ(10月17日、厚労省内)
「タバコは放射性物質を含む」 日本禁煙学会が厚労省に要望書提出
【ニコニコニュース】
http://news.nicovideo.jp/watch/nw130767
NPO法人・日本禁煙学会の作田学理事長は2011年10月17日、タバコに含まれるという放射性物質「ポロニウム」の測定などを求める要望書を厚労省に提出した。
ポロニウムは、2006年にイギリスで起きた元ロシア連邦保安庁情報部員のアレクサンドル・リトビネンコ氏の暗殺事件で使用されたといわれ、微量でも強い放射能を持つとされる物質。日本禁煙学会が発表した声明によると、「タバコにポロニウムが相当量含まれていることは事実である」としており、「吸引すると気管支分岐部がホットスポット」になるという。さらに声明は、「ポロニウムが十分に肺がんを引き起こすことも証明されている」などと続き、「すべての喫煙所・喫煙室・喫煙コーナー・喫煙席をただちに閉鎖し、タバコ・吸い殻・タバコの灰・タバコの煙は放射性物質と認識して取り扱い、これらがある場所に人は近づいてはならない」と締められている。
要望書の提出後におこなわれた会見で作田理事長らは、ポロニウムの危険性とそれが含まれるタバコの有毒性を重ねて強調した。また、記者から「なぜ、このタイミングで緊急声明を発表し、要望書を提出したのか」と問われると、同法人の渡辺文学理事は、「議員内閣(制)が始まって初めてタバコ問題に積極的な大臣だから、何とか小宮山(洋子厚労相)さんが在任中にタバコの大幅な値上げとか、具体的ないろんな対策とかやっていただきたい」と答え、国民の健康に関する施策に取り組む厚労省に向けて、禁煙運動を推進することを訴えた。
小宮山厚労相は、ことし9月5日の大臣就任直後の記者会見で、「(喫煙者の)8割から9割が本当は禁煙したいと言っている。どうせやるなら背中を押すような値上げをしてくれという声も大変多い」とタバコ増税や禁煙に向けた取り組みに強い関心を示している。
なお、同法人は、10月14日に同様の要望書をタバコ税を管轄する財務省にも郵送で提出している。
【写真】日本禁煙学会の作田学理事長
たばこや吸い殻に近づくな! 学会が放射線測定を要望
【メディカルトリビューン】
http://kenko100.jp/news/2011/10/19/02
日本禁煙学会は10月17日、たばこに含まれる放射性物質「ポロニウム」の危険性を喚起する緊急声明を発表するとともに、厚生労働省と財務省に対し葉タバコおよびたばこ製品の放射性物質測定検査などを実施するよう求める要望書を提出した。緊急声明では「たばこや吸い殻などに近づいてはならない」としている。なお、同学会は今年9月にも、たばこ価格の値上げを求める要望書を厚労省に提出した。
ウランの100億倍
同学会の緊急声明によると、たばこにはウランの100億倍という強い放射能を有するポロニウムが含まれていることが事実であり、それが肺がんを引き起こす原因であることなどから、喫煙者に対して禁煙を促すとともに、「すべての喫煙所、喫煙室、喫煙コーナー、喫煙席を直ちに閉鎖し、たばこ、吸い殻、たばこの灰、たばこの煙を放射性物質と認識して取り扱い、これらがある場所に人は近づいてはならない」と強調した。
また、厚労省および財務省に提出した要望書では、次の2点について測定を求めた。
・東北地方、関東地方の葉タバコの放射性物質(ポロニウム、放射性鉛、プルトニウム、ストロンチウム、セシウムなど)の測定 ・製品化されたたばこのポロニウム測定
上記を要望する主な理由として、9月27日付の米医学誌「Nicotine & Tobacco Research」(電子版)に掲載された、たばこの煙による放射能と肺がんリスクを検討した論文を紹介。それによると、1日2箱以上の喫煙者では毎年1,000人中100人が肺がん死すると推計されるという。JTの自主検査では安全性を確認
要望書では“たばこ産業秘密内部文書”からいくつかのデータも引用。たばこは土壌中の放射性重金属を高率に取り込む性質が知られているとして、東北および関東地方の土壌からセシウムが検出されていることから、これらの地域における葉タバコの放射性物質の測定、さらに製品化されたたばこについてもポロニウムの測定を求めた。
なお、日本たばこ(JT)は18日、宮城、茨城、栃木、群馬の4県で葉タバコの放射性物質の自主検査の結果を発表。以前に検査を行った「黄色種」と同様に、「バーレー種」「在来種」でも安全性を確認したとしている。(編集部)
日本禁煙学会『緊急声明』
http://www.nosmoke55.jp/action/1110polonium.html
1. | タバコにポロニウムが相当量(0.51~0.60pCi/本)含まれていることは事実である。 |
2. | 燃焼すると、タバコ煙中の毛髪状粒子に吸着する。 |
3. | タバコのフィルターは何の効果もなく、97%まで通す。 |
4. | 吸引すると気管支分岐部がホットスポットとなり、毛髪状粒子が高濃度に吸着する。 |
5. | ホットスポットのポロニウムが十分に肺がんを引き起こすことも証明されている。 タバコ産業の科学者による見積もりによれば25年間に喫煙者1000人のうち120~138人の超過死亡がおこると計算できる。 |
6. | タバコを吸うとベンツピレンなどとの複合汚染となり、高率に肺がんを引き起こす。 |
7. | タバコ産業は1980年にはすでに酸処理やレジンフィルター処理でポロニウムを99%除染する方法を知っていたが、何の対策も行わなかった。 |
8. | 日本はタバコに世界で最も高濃度のポロニウムが含まれている国の一つである。 |
9. | 副流煙にも主流煙の1~4倍のポロニウムが存在し、受動喫煙は危険である。 |
10. | まだ喫煙を続けている方は、これらの事実から、直ちに喫煙を中止してほしい。 |
11. | すべての喫煙所・喫煙室・喫煙コーナー・喫煙席をただちに閉鎖し、タバコ・吸い殻・タバコの灰・タバコの煙は放射性物質と認識して取り扱い、これらがある場所に人は近づいてはならない。 |
2011年10月17日日本禁煙学会 理事長 作田 学 |
↑これら記事についての補足
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2011年10月20日 Posted bytonton at 10:04 │Comments(0) │●禁煙推進団体
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