世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●禁煙・分煙 カードでお願い…山口大教授作成

禁煙・分煙 カードでお願い…山口大教授作成
【読売新聞】
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=31193
 受動喫煙対策に取り組む山口大医学部の福田吉治教授(地域医療、公衆衛生)が、たばこ対策の感想を公共施設や飲食店などの管理者らに伝えるメッセージカードを作成した。
 たばこの煙が気になって分煙や禁煙を望んでも面と向かって言いにくい際にカードを代弁者にしてアピールしてもらおうと考案した。自身が講師を務める健康教室や講演会で利用を呼びかけるほか、ホームページでもカードを公開している。
 カードは、同大教育研究後援財団の助成で作成した。8種類で、縦9センチ、横5・5センチと持ち運びが便利な名刺サイズ。
 カードにはキャラクターとして、むえん君とけむたい子さんという2人が登場。「怒っています」「ムッとしています」「泣いています」などのメッセージとともに涙を流したり目をつり上げたりした表情で、たばこ対策の感想を示している。
 「激怒しています」との言葉と共に顔が真っ赤になっているレッドカードもある一方で、笑顔で対策を評価するカードも用意した。
 福田教授は2007~09年度に厚生労働省の「たばこ対策研究班」に参加した経歴を持つ。屋外喫煙所を建物入り口から10メートル以上離すことで受動喫煙を防止する「10メートルルール」を提唱し、宇部市が市施設への導入を進めている。
 県の「たばこ対策ガイドライン改定検討委員会」に加わって作業を進めており、福田教授は「ガイドラインにもカードの利用を盛り込みたい。声に出して『禁煙にして』とは言いにくいと思うので、カードの活用で禁煙・分煙がさらに進んでくれれば」と話している。
 カードを公開しているホームページは同大の地域医療推進学講座で、自由にダウンロードできる。問い合わせは同講座(0836・22・2194)へ。

【写真】様々な表情で受動喫煙防止対策を呼びかけるカード
(2010年9月24日 読売新聞)


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2010年09月29日 Posted bytonton at 20:23 │Comments(0)●禁煙推進団体

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