世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

◎受動喫煙による死者数、全世界で年間60万人=WHO

受動喫煙による死者数、全世界で年間60万人=WHO
【YAHOO!ニュース】ロイター 11月26日(金)13時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101126-00000506-reu-int
 世界保健機関(WHO)が26日、世界で受動喫煙によって死亡した人の数は推計で年間約60万人に上るとした初めての研究結果を発表した。これは、世界の死亡者約100人に1人の割合に相当する。
 ジュネーブにあるWHOの研究チームでは、世界192の国と地域について、2004年のデータを基に数学的モデルを用いて死者数を推計した。
 それによると、このうち約16万5000人は子供で、他の年齢層と比べて受動喫煙の影響をより受けている実態が明らかになった。
 研究を率いたAnnette Pruss-Ustun氏は「(受動喫煙による)死亡の3分の2はアフリカと南アジアで発生している」と指摘。
 その上で、喫煙の健康への影響を論じる際には、喫煙者本人がたばこの煙を吸う一次喫煙による死亡だけでなく、こうした受動喫煙による死もあわせて考えるべきだと提言した。


受動喫煙で年間60万人以上が死亡…WHO推計
【YAHOO!ニュース】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101126-00000995-yom-sci
 他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙が原因で世界中で年間60万人以上が死亡しているとの推計を、世界保健機関(WHO)などのグループがまとめ、26日付の英医学誌ランセットに発表した。
 研究グループは、世界192か国の喫煙調査やWHOデータなどをもとに、受動喫煙にさらされている割合や、受動喫煙が原因となって病気で死亡した人数を計算。2004年に世界中で60万3000人が死亡したと推定した。
 死者のうち、16万6000人は14歳以下の子供だった。世界中の子供の40%が家庭などで、受動喫煙にさらされており、特にアフリカや南アジアでの被害が大きかった。
 15歳以上の喫煙していない男女でも、30%以上が受動喫煙にさらされており、女性28万1000人、男性15万6000人が、1年間に亡くなった。



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2010年12月03日 Posted bytonton at 13:32 │Comments(0)●WHO・条約

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