世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●「禁煙国体」実現へ周知徹底を/ 千葉

「禁煙国体」実現へ周知徹底を 市民団体が競技場の環境改善要望 千葉
【産経ニュース】
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/100905/stm1009052121006-n1.htm
 ゆめ半島千葉国体・千葉大会(全国障害者スポーツ大会)の開催を前に、市民団体「タバコ問題を考える会・千葉」(大谷美津子代表)は、開閉会式を含めた全競技会場の受動喫煙に関する調査を行った。
 調査結果によると、国体期間中の競技場の受動喫煙対策としては(1)完全禁煙(敷地内禁煙)24%(2)禁煙(競技場内禁煙)54%(3)分煙(競技場内に喫煙場所あり)22%(4)制限なし0%-となった。大谷代表は「匝瑳市などは会場となる通常禁煙の高校内に、わざわざ喫煙所を設置するとしておりおかしい」と批判。また千葉大会の競技会場では、8会場において、喫煙場所が通路や出入り口にきわめて近いことが判明し、同会は「受動喫煙は心疾患・呼吸器疾患の障害を持つ人にとっては生命の危険も伴う。障害者スポーツ大会はこのような“内部障害者”にもバリアフリーな環境であってほしい」と改善を求めた。
 2月には厚生労働省から「受動喫煙防止対策について」の通知が出されているが、今回の調査では、通知の認知度が85%であったのに対し、「多数の者が利用する公共的な空間は原則全面禁煙とすべきだ。特に子供が利用する公共的な空間では配慮が必要」などとする内容について熟知しているのは4割に満たなかったとしている。
 来場者への周知方法については、7割以上が当日の案内のみと回答。周知しない会場も6会場あることから、禁煙外来も行っている医師の田那村雅子さんは、「実は半日くらい吸わなくても大丈夫な人は多い。最初から禁煙だと周知しておけば吸わないでいられる」と強調する。 今月から9都県市合同での受動喫煙防止対策キャンペーンが行われているため、同会は「キャンペーンポスター掲示に合わせて周知の徹底を図り“禁煙国体”の実現を目指したい」としている。


タグ :国体千葉県

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2010年09月08日 Posted bytonton at 19:56 │Comments(0)●禁煙推進団体

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