世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●インドネシア/ 2歳児が禁煙に成功

「1日にたばこ40本」の2歳児が禁煙に成功=インドネシア
【YAHOO!ニュース】サーチナ 9月3日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100903-00000059-scn-int
 「1日にたばこ40本を吸う2歳児」として英メディアなどが5月に紹介し、世界に衝撃を与えたインドネシアのアルディ・リザル君が、禁煙に成功したことが分かった。中国新聞社が報じた。
 アルディ・リザル君は南スマトラ州、ムシ・バンユアシンの漁村に生まれた男の子。生後18カ月で父親がたばこを与えたところ、たちまちにして「中毒」。1日に40本も吸うようになり、たばこを与えないと、かんしゃくを起こして壁に頭をぶつけるなどするようになった。
 「たばこを吸う2歳児」として動画などで注目を集めたこともあり、インドネシア当局が禁煙に乗り出したが、いったんは失敗。改めて、生まれ故郷とは別の地域にある病院で、「治療」を受けることになった。
 病院は「心理治療」に重点を置いた。専門スタッフが、さまざまな手段で、たばこのことを思い出させないようにした。同年齢の子どもと遊ばせるなども、効果があったという。1カ月を経て、インドネシア自動保護委員会は、「禁煙に成功した。もう、タバコを求めようとしなくなった」と表明した。
 インドネシアでは3-15歳の児童のうち4分の1は喫煙の経験があり、3.5%は「習慣化」しているという。

◆解説◆
 「たばこを吸うインドネシアの2歳児」は、中国でも注目を集めた。中国でも、農村部などで子どもがたばこを吸うケースがあるとして、問題になっている。(編集担当:如月隼人)



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2010年09月08日 Posted bytonton at 19:44 │Comments(0)未成年喫煙

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