世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

「電子」たばこ、扱いに警告/シンガポール

「電子」たばこ、健康庁が扱いに警告/シンガポール
http://www.asiax.biz/news/2009/12/24-103525.php
火を伴わず、煙も出ない「電子」たばこがわずかながら出回っており、健康科学庁(HSA)が警鐘を鳴らしている。喫煙自体は不法ではないが、輸入・販売は禁止されており、今年は13人が持ち込み、販売で罰金または警告処分を受けた。この「電子」たばこは2004年に中国で開発された。液体ニコチンを入れたカートリッジと、バッテリーで動く鋼管でできており、コイルを加熱しニコチンを微細な霧に気化させ吸入する仕組み。パソコンのUSBポートに差し込み充電することができる。捜査対象になった13人のうち、4人は販売業者でウェブサイトを設けていた。9人は海外の販売業者に注文したが、商品をシンガポール到着時に押収された。禁煙関連法で、たばこに似た商品の輸入、販売は禁止されており、違反の場合、5,000Sドル(約32万5000円)以下の罰金が科せられる。電子たばこを販売しているウェブサイトによると、匂いが残らないのが特徴。紙巻たばこが数百種類の有毒化学物質を含んでいるのに対し、ニコチンと、自然物を原料とする抽出物しか使用していないという。これについて健康促進庁(HPB)は「刺激物を含んでいる。通常のたばこ同様、化学物質を含んでいる可能性もある」と指摘している。


シンガポールは、アジアでも喫煙対策先進国です。政府による禁煙関連法もあり、やはり日本より進んでいますね。


タグ :電子タバコ

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2009年12月28日 Posted bytonton at 20:00 │Comments(0)シンガポール

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