世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●「煙害」JR仙台駅西口デッキ 喫煙所移設 苦情減る

「煙害」JR仙台駅西口デッキ 喫煙所移設 苦情減る/宮城
【産経ニュース】
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111023/myg11102302320002-n1.htm

 JR仙台駅西口デッキの喫煙所で煙害による苦情が相次ぎ、デッキを管理する仙台市青葉区が移設を求めていた問題で、日本たばこ(JT)仙台支店が8月に東日本大震災に伴う駅の修復工事に合わせて数十メートル南側に移動させていたことが22日、分かった。移設後は同区への苦情はほとんどなくなった。

 喫煙所の移設問題は、厚生労働省が昨年2月、受動喫煙防止のために公共的な場所で全面禁煙を求める通知を出したのを受け、同区とJT仙台支店の間で協議が続けられていた。

 同区は最終的に今年1月、JT仙台支店に「西口正面にある吸い殻2基の占有許可を今の場所で出すのは難しい」として移設を求めたが、東日本大震災の発生でデッキも損壊したことなどから、結論が先送りされていた。

 両者の協議は7月に再開され、同区がデッキの修復工事で重機が入るのに合わせて作業をすれば費用がほとんどかからずに移設できると提案し、南側のホテルメトロポリタン仙台寄りに移設することで合意した。

 西口デッキの喫煙所は、JT仙台支店が平成17年12月、歩きたばこと吸い殻のポイ捨てを防止するため、市道の一部占有許可を受けて、2カ所に吸い殻3基を設置した。

 この結果、2基が置かれた正面の喫煙所には電車内の禁煙から解放された愛煙家が詰めかけ、大量の煙が周囲に立ち込めるようになった。風向きによっては駅構内に流れ込むこともあり、市に「煙たい」「たばこくさい」などの苦情が絶えなかった。

 首都圏などではターミナル駅を中心に受動喫煙を防ぐための路上喫煙を禁止する条例の制定が相次ぎ、過料徴収が盛り込まれているケースも少なくない。対照的に、路上喫煙を容認した形の仙台市の対応は、市議会でも問題となっていた。


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2011年10月24日 Posted bytonton at 11:25 │Comments(0)JR・私鉄

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