世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●やめたくてもやめられない人多数

タバコ値上げは禁煙効果が薄かった? やめたくてもやめられない人多数
【YAHOO!ニュース】MONEYzine 5月15日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110515-00000002-sh_mon-bus_all

 タバコが健康によくないと意識している人の割合は、喫煙者・非喫煙者を問わず非常に多いものの、実際に喫煙中の人が禁煙を成功させるのは容易ではない。この悩みは、年齢や男女の性別を超えて共通に見られる様子も明らかになっている。

 昨年10月1日から実施された、タバコ1本につき3.5円の税金の引き上げは、過去最大のタバコ販売額の上昇を招いて話題になった。これを機に喫煙をやめる人が増加するとの期待も、喫煙者と非喫煙者の双方から聞かれていた。

 例えば、モバイルマーケティング・ジャパンが、値上げに踏み切られる直前の昨年9月に20歳以上の男女を対象としてインターネット上で実施した調査によれば、喫煙者の過半数が「タバコの値上げに伴って禁煙しようと考えている」と答えた。また、禁煙の意思を示さなかった人の中でも「本当は禁煙したいのだが無理だと思うのであきらめている」と回答した人が56%に上っていた。

 その後、実際に値上げから数か月が経過した後、gooリサーチが20歳以上の男女2152名を対象に行なったアンケート調査では、「以前は喫煙していたが禁煙に成功してタバコをやめた」との回答者のうち、その時期を昨年10月のタバコの値上げ以降とした人は5.6%に過ぎないことが判明した。

 一方、喫煙を継続中の人の中で「可能ならばタバコをやめたいと現在も思っている」と答えた人は、依然として58.5%と高い割合を占めた。タバコの値上げというきっかけで禁煙が実現したケースは、そう多くなかった実状がうかがえる。

 また、禁煙を希望する理由のトップは「お金がかかるから」と「健康によくないから」がともに46.4%と同ポイントになっていた。毎日のようにタバコを吸っていても、心の中では、健康とお財布面からタバコをやめたいと思っている人は、いまでも多いようだ。
(加藤 秀行 、 湯木 進悟)


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2011年05月28日 Posted bytonton at 19:00 │Comments(0)禁煙

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