世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

◎警告画像入りパッケージ アメリカでも導入

言葉より強くタバコの危険を訴えかけるショッキングな警告画像入りのパッケージ、アメリカでも導入
【Gigazine】
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20101112_graphic_cigarette_pack_warnings/
日本でも数年前にタバコのパッケージに占める警告文の割合が大きくなりましたが、ブラジルやカナダ、ヨーロッパなどのタバコの箱には、より視覚的に訴えかけるショッキングな写真つきの警告が大きく表示されています。

アメリカでも若年者の喫煙を防止し喫煙者に禁煙を奨励するための政策の一環として、アメリカ保健社会福祉省(HHS)とアメリカ食品医薬品局(FDA)は、2012年9月からタバコのパッケージの前面・裏面の各50%を占める画像つきの警告文の表示を義務付けることを発表しました。9種の警告文にあわせた画像の候補36案も公開されています。

詳細は以下から。ショッキングな画像を含むので閲覧には注意が必要です。

HHS announces new tobacco strategy and proposed new warnings and graphics for cigarette packs and advertisements

Proposed Cigarette Product Warning Labels

アメリカでは1日に4000人の子ども・若者が「人生で初めての1本」を吸い、1000人は日常的にタバコを吸う喫煙者となります。一方で1日1200人もの喫煙者や元喫煙者がタバコと関連づけられる病気により死亡し、タバコの害による死者は年間で44万3000人にも達しているそうです。これは、防ぐことのできた「早死に」の原因としてはアメリカでもっとも多いとのこと。

2012年に義務付けられる警告表示はタバコのパッケージの前面・裏面の上部50%を占め、9種の警告文とそれに合ったイラストまたは写真から成ります。



【写真・画像】http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20101112_graphic_cigarette_pack_warnings/


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2010年11月17日 Posted bytonton at 10:50 │Comments(0)アメリカ

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