世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

・群馬JR在来線ホーム喫煙野放し 関東では群馬のみ

群馬・JR在来線ホームの上ではプカプカ 関東で本県のみ野放し状態
【Yahoo!ニュース】産経新聞 10月21日(木)7時56分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101021-00000071-san-l10
 ■「全面禁煙」JR“素通り”  
 県内のJR東日本の在来線ホームで喫煙の全面禁止エリアが1カ所もないことが20日、分かった。ホーム上では、「喫煙コーナー」などと記された看板の下に灰皿が設けられ吸い放題で、JR側は「分煙」と主張している。だが、たばこの煙を外に出さない喫煙室はなく“青空喫煙”のため、ホーム上で紫煙が漂い利用客に迷惑が及んでいる。本県を除く関東1都5県ではすでにJR在来線の全面禁煙ホームが多数存在しており、本県だけが“区別”される状態が続いている。
 JR東日本高崎支社によると、前橋駅など県下在来線の全50駅で、喫煙室を設けていないにもかかわらず、ホーム上での喫煙を許可している。
 ただ、同社は昨年10月から首都圏在来線ホームの全面禁煙実施エリアを拡大。現在までに東京、神奈川、千葉、埼玉ではほとんどのホームで実施しているほか、栃木(小金井駅以西)、茨城(土浦駅以西)でも全面禁煙化が進んでいる。
 また、本県内に路線を持つJR以外の鉄道4社では、上毛電鉄(本社・前橋市)と東武鉄道(本社・東京)がすでに全面禁煙に踏み切っている。残りの2社も一部のホームで全面禁煙を実施している。
 JR東日本高崎支社は、県内の在来線に全面禁煙ホームが存在しない理由について、「都市部と異なり、列車の本数が少ないため、待ち時間に喫煙したい利用者が多いと判断した」としている。
 さらに、禁煙エリアの設置については、「利用客の声や社会動向を踏まえ、引き続き検討を進めていく」(同支社)と述べるに止め、実施時期は明言しなかった。
 同支社がホーム上の喫煙について一貫した対応を取らないのは、新幹線ホームで排煙設備のある喫煙室の設置が社内規定で決められているものの、「在来線の分煙方法については明確な規定がない」(同支社)からだ。
 県内で最も多くの利用客が集まるJR高崎駅では、新幹線のホーム上に喫煙室がある一方、在来線のホームではたばこの煙が漂っている。
 こうした現状を受け、高崎市では「分煙ではなく、JRの駅はすべて禁煙にしてもらった方が分かりやすい」(都市施設課)とJRの対応を疑問視している。

【写真】県内全てのJR在来線ホームには喫煙コーナーが設置され、受動喫煙の被害が後を絶たない=JR前橋駅構内(写真:産経新聞)



タグ :群馬県

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2010年10月29日 Posted bytonton at 19:19 │Comments(0)JR・私鉄

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