世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●岩手県花巻市/ 公共施設内、全面禁煙に10月から

公共施設内、全面禁煙に 花巻市、10月から実施/岩手
【岩手日報】
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100927_15
 花巻市は10月1日から、受動喫煙防止対策として市内の公共施設の施設内を全面禁煙にする。児童生徒の利用が多い場所は敷地内全体を禁煙にするように努め、今後、市民への周知徹底を図る。施設の立地状況や利用者層が異なるため、敷地内全体にするか、施設内として屋外に灰皿を置くかなど判断に迷っている現場も少なくない。
 施設内全面禁煙は、3月の国の受動喫煙防止対策に関する通知を受けた対応。市の健康こども部長が8月末、施設を管理する各部の部長らに伝えた。
 市の受動喫煙対策はこれまで統一したものがなく、各部に任されてきた。敷地内禁煙から分煙をしていない施設までまちまちで、市本庁舎も廊下に分煙機を設置したり、普段は人が通らない階段に灰皿を置く不完全な分煙を続けてきた。
 今回の方針は直営や指定管理に関係なく、原則すべての公共施設が対象。施設外に灰皿を置く時も出入り口付近は避け、子どもの利用が多い施設は敷地内禁煙の努力を求めた。
 市内の公共施設は既に受動喫煙対策を強化したところがある一方、立地状況などから判断に悩むケースも。
 花城町のまなび学園は生涯学習施設のため子どもの利用が多く、10月から敷地内が全面禁煙になる。一方、実質的に同一敷地の花巻中央振興センターは施設内禁煙が基本。同じ敷地に方針の異なる施設が混在しかねない。
 各地区の振興センターは体育館や集会所と併設し、広い年代が利用する。施設内か敷地内かなどの判断で、職員からは「方針に漠然とした部分があり、線引きが難しい」との声も聞かれる。
 受動喫煙対策の徹底は住民の意識喚起が鍵。市健康づくり課の佐藤陽子成人保健係長は「施設内全面禁煙は県内の市で初めてと思う。施設への掲示や広報、FMを通じて周知を図る」としている。



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2010年10月01日 Posted bytonton at 19:53 │Comments(0)公共施設全面禁煙

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