世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

パレスチナ:女性の水たばこ禁止 ハマス、飲食店へ通達

パレスチナ:女性の水たばこ禁止 ハマス、飲食店へ通達 人権団体抗議
【毎日新聞社】
http://mainichi.jp/select/world/news/20100725ddm007030063000c.html
 ◇「自由奪う権限ない」
 【エルサレム花岡洋二】女性の水たばこ許しません--パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスはこのほど、地区内の女性と少年が公共の場で水たばこを吸うことを禁止し、飲食店経営者らへ通達した。住民の一部からは「イスラム的価値観の強要だ」と、反発の声も上がっている。
 ガザからの報道によると、地元の人権団体代表は「ハマスは、ガザのイスラム化を目指している。市民が水たばこを吸う自由を奪う権限はない」と抗議。ホテル・レストラン協会のアブハシラ代表も内務省に撤回を求めた。
 中東では飲食店で水たばこを吸う習慣がある。女性愛好家はやや少ないが、ガザでも夏に海岸などで吸う人が増えている。イスラム法は女性の喫煙を禁じていないが、ガザでは女性につつましさを求める考えも根強い。ハマス報道官は「パレスチナ社会の宗教的秩序や伝統を取り戻すための決定だ」と話した。


これもWHOタバコ規制枠組み条約に沿った内容と思いますが。
この条約は、「人間の命を守る」ことをいちばんに考えていることを知って欲しいと思います。




タグ :パレスチナ

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2010年07月27日 Posted bytonton at 16:51 │Comments(0)その他の中東

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