世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

◎すべての自動車内を禁煙に、受動喫煙防止で 英医師会

すべての自動車内を禁煙に、受動喫煙防止で 英医師会
【YAHOO!ニュース】
3月25日18時24分配信 CNN.co.jp
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100325-00000015-cnn-int
英王立内科医師会は24日、同乗する子供や成人に対する受動喫煙防止のため、すべての自動車内を禁煙にするよう提言する報告書をまとめた。一方、この方針に、喫煙擁護団体は強く反発している。王立内科医師会は英国のがん研究やたばこ管理当局の統計資料などを基に、受動喫煙による被害を調査。その結果、年間12万人以上の子供が中耳疾患にかかり、喘息などに悩まされているのは少なくとも2万2000人で、2万人以上が下気道感染にかかっていると指摘。乳児40人の突然死も引き起こしていると述べている。
これらの疾患により、医師による往診数は毎年30万件以上で、9500人が入院し、医療費は年間2330万ポンドに達していると報告した。
英国は2007年から公共の場を禁煙とする禁煙法が施行されており、今年はこの法律の見直し年にあたっているが、その際にこの報告書が参考資料として提出される。
報告書は、子供や若者が出入りする場所から完全にたばこの煙を排除することが必要だと強調。自動車内の完全禁煙化のほか、たばこ税の増税、たばこパッケージの警告強化などを求めている。
一方、喫煙擁護団体は、自宅内の禁煙化に向けた第一歩になると猛反発。「子供たちが近くにいる場合の喫煙を推奨していないが、成人は常識に基づいて状況を判断し、喫煙できるはず。自由社会にとって、到底受け入れられない内容だ」と主張している。



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2010年03月27日 Posted bytonton at 21:08 │Comments(0)イギリス

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