世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

◎イングランドでタバコの店頭陳列販売、禁止に!

イングランドでタバコの店頭陳列販売、禁止に!
【ジャーニー】
http://www.japanjournals.com/index.php?option=com_content&view=article&id=292:310&catid=37:uk-today&Itemid=96

喫煙者の数を減らすための一連の対策のひとつとして、英国イングランド内でのタバコの店頭陳列販売を禁止する政策が発表されたという。各メディアが報じている。

これにより、大型店では2012年から、小規模小売店では2015年から、タバコは顧客の目に届かないカウンターの裏などにしまいこまれることになる。

また、タバコの包装を何の表示もない無地のものにするよう、タバコ製造メーカーに義務付けるとする政策案も出されており、検討が進められていく予定だという。

英国では、昔に比べれば喫煙者数は大幅に減ったものの、ここ数年は横ばい状態が続き、現在も成人の5分の1が喫煙者とされる。

どちらの措置も数年に渡って検討されてきたものだが、施行には至っていない。

世界では、既にカナダやアイルランド、アイスランド、フィンランドなどでタバコの陳列販売が禁止されている。スコットランドやウェールズ、北アイルランドといった英国の他地域でもこれから同様の措置が取られる模様だ。

タバコの無地包装については、オーストラリアが2012年から導入を予定しているが、イングランドでも実施されれば、欧州初のタバコに対する厳しい試みとなるという。パッケージが魅力のない、「格好いい」ものでなくなれば、購入しなくなる層もいるというのが禁煙推進派の意見とされる。

英国では、2015年の終わりまでに喫煙率を現在の21.2%から18.5%まで下げることを国をあげての目標としており、特に妊婦やティーンエージャーをターゲットに設定しているという。


同じカテゴリー(イギリス)の記事
 ●英/ 喫煙シーンのある映画に年齢制限!? (2011-09-24 19:26)
 ◎英/ 店頭でのタバコ陳列販売を禁止 4月から (2011-03-13 16:25)
 ◎英国/ 60代以上の女性、肺がん罹患者が3倍に増加 (2011-03-13 16:03)
 ●英女性の肺がんによる死亡率はEUで最悪 (2011-02-16 17:38)
 ●英国の新規制案、たばこの箱デザイン「灰色無地」に限定 (2010-11-26 19:57)
 ●英地区評議会、タバコ休憩は「勤務時間外」と規定 (2010-11-06 20:47)

2011年03月26日 Posted bytonton at 13:04 │Comments(0)イギリス

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
◎イングランドでタバコの店頭陳列販売、禁止に!
    コメント(0)