世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

禁煙パッチのかゆみや炎症、イオンチャネルが関与 研究成果

禁煙パッチのかゆみや炎症、イオンチャネルが関与 研究成果
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2641117/4586049
 皮膚に貼る禁煙用ニコチンパッチがかゆみや炎症などを引き起こす原因を解明した論文が、13日の英科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス(Nature Neuroscience)」に掲載された。
 細胞膜を貫通する孔を作りイオンを通す、「イオンチャネル」と呼ばれるタンパク質があるが、ベルギーのルーベン・カトリック大学(Catholic University of Leuven)のカレル・タラベーラ(Karel Talavera)教授らの研究チームは、遺伝子操作でTRPA1というイオンチャネルを持たなくしたマウスを用いて実験を行った。
 その結果、皮膚細胞のイオンチャネルがニコチンによって活性化され、免疫システムによる炎症反応を伝え、かゆみや炎症を引き起こしていることが分かった。従来は、感覚神経のニコチン受容体への刺激がかゆみや炎症の原因だと考えられていた。
 タラベーラ教授らは、副作用の少ない禁煙方法の開発につながる成果だと期待を示している。


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2009年09月14日 Posted bytonton at 22:57 │Comments(0)禁煙

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