日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
最新の禁煙治療 /世界禁煙デー
最新の禁煙治療/富山
http://www2.knb.ne.jp/news/20090528_20118.htm
5月31日はWHO・世界保健機構が世界中の国々に呼びかけている「世界禁煙デー」です。
日本では直近の調査で男性が5人に2人、女性は10人に1人がタバコを吸っています。
最新の禁煙治療を体験取材しました。
受動喫煙の防止、タスポ導入、増税論議、なによりも年齢ともに膨らむ健康不安。
私もこのほど「禁煙治療」の門をたたくことになりました。
禁煙治療は3年前の春から保険診療が認められ、富山県内では今86の医療機関が届出ています。
県立中央病院の禁煙外来には昨年度、75人が受診し49人が禁煙に成功しました。
初診の場合はまず、自分自身の健康状態やタバコへの依存度をチェック、それから呼気中の一酸化炭素濃度を測定、普段の生活状況や禁煙への意志などについても確認されます。
そして医師の診断です。
私が受ける治療は去年5月から国内でも使用が認められた禁煙補助薬を使っての治療です。
なぜタバコをやめることができないのでしょうか?それはタバコのニコチンが脳のニコチン受容体の部分に結合し快感を生じさせる物質ドーパミンが放出されるからです。
この快感を求めて、吸い続けるのです。
この内服薬はニコチンが受容体に結合するのを邪魔し、タバコを吸っても“おいしくない”状態にします。
さらにこの薬が受容体にくっつくことでドーパミンが放出し禁煙のイライラ感を和らげます。
パッチタイプの張り薬とは違い「ニコチン」を体の中に、取り込まないのが特徴です。
県立中央病院、能登啓文副院長は「最近は達成率も高いので徐徐に内服薬に変わってきた」
ただ、この薬にはめまい、頭痛などの副作用があり私の場合も初めて飲んだ日の1時間ぐらいはふわふわした感覚があり慣れるまでは車の運転に注意が必要です。
初診の日は禁煙宣言書へのサインします。
そして看護師さんが『支援者』となってくれ、やさしい笑顔で応援してくれるのも励みです。
川波宣慶さん(55)は治療をはじめて1ヶ月半、30年以上愛してきたタバコをスパッとやめ、この日「終了証」を受け取りました。
川波さんは「とくに禁断症状というのはなかったみなさんにもオススメしますよ」
按田虎彦さん(65)は健康への不安を感じ1日に40本以上、若い頃から吸ってきたタバコをやめる決心をしました。
少しずつ本数を減らし、2日前からは一本も吸っていません。
今、禁断症状が出ていて、もっともつらい時期です。
按田さんはインター「吸いたくて吸いたくて、夢に出てきます。ぜったいやめます。家内も期待してるから」
禁煙治療では3か月の間に5回通院して薬の処方を受けます。
保険が適用された場合の自己負担は2万円前後です。
昨年度、禁煙の達成率は内服薬で68%とパッチよりは若干、高めです。
県立中央病院、能登啓文副院長「やめようという意思が大切」「ばくぜんと吸っていると大変怖い。ニコチンにより血管が収縮、タールにより咽頭ガン、喉頭ガンは数十倍、肺がんは・・それが現れるのは今すぐじゃなくリタイヤしたころ・・・」
タバコの有害性については喫煙者のほとんどが認識しているはずなのに、漠然と吸い続けてしまうことがタバコの恐ろしさかもしれません。
私も薬を服用して実感したのですが「吸いたい」という強烈な欲望は完全には消えません。
薬はあくまで補助であり最後に頼れるのは自分の意志の強さです。
取材させていただいた按田さん、そして桐谷記者、さらに撮影にあたったカメラマンも現在、禁煙継続中だということです。
http://www2.knb.ne.jp/news/20090528_20118.htm
5月31日はWHO・世界保健機構が世界中の国々に呼びかけている「世界禁煙デー」です。
日本では直近の調査で男性が5人に2人、女性は10人に1人がタバコを吸っています。
最新の禁煙治療を体験取材しました。
受動喫煙の防止、タスポ導入、増税論議、なによりも年齢ともに膨らむ健康不安。
私もこのほど「禁煙治療」の門をたたくことになりました。
禁煙治療は3年前の春から保険診療が認められ、富山県内では今86の医療機関が届出ています。
県立中央病院の禁煙外来には昨年度、75人が受診し49人が禁煙に成功しました。
初診の場合はまず、自分自身の健康状態やタバコへの依存度をチェック、それから呼気中の一酸化炭素濃度を測定、普段の生活状況や禁煙への意志などについても確認されます。
そして医師の診断です。
私が受ける治療は去年5月から国内でも使用が認められた禁煙補助薬を使っての治療です。
なぜタバコをやめることができないのでしょうか?それはタバコのニコチンが脳のニコチン受容体の部分に結合し快感を生じさせる物質ドーパミンが放出されるからです。
この快感を求めて、吸い続けるのです。
この内服薬はニコチンが受容体に結合するのを邪魔し、タバコを吸っても“おいしくない”状態にします。
さらにこの薬が受容体にくっつくことでドーパミンが放出し禁煙のイライラ感を和らげます。
パッチタイプの張り薬とは違い「ニコチン」を体の中に、取り込まないのが特徴です。
県立中央病院、能登啓文副院長は「最近は達成率も高いので徐徐に内服薬に変わってきた」
ただ、この薬にはめまい、頭痛などの副作用があり私の場合も初めて飲んだ日の1時間ぐらいはふわふわした感覚があり慣れるまでは車の運転に注意が必要です。
初診の日は禁煙宣言書へのサインします。
そして看護師さんが『支援者』となってくれ、やさしい笑顔で応援してくれるのも励みです。
川波宣慶さん(55)は治療をはじめて1ヶ月半、30年以上愛してきたタバコをスパッとやめ、この日「終了証」を受け取りました。
川波さんは「とくに禁断症状というのはなかったみなさんにもオススメしますよ」
按田虎彦さん(65)は健康への不安を感じ1日に40本以上、若い頃から吸ってきたタバコをやめる決心をしました。
少しずつ本数を減らし、2日前からは一本も吸っていません。
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タグ :チャンピックス
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●禁煙補助薬「チャンピックス」で自殺リスク8.4倍
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2009年05月30日 Posted bytonton at 22:40 │Comments(0) │禁煙
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