世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

兵士の禁煙を奨励するゲームに出資/米軍

戦力を削ぐタバコは追い出せ! 米軍が兵士の禁煙を奨励するゲームに出資
http://www.gpara.com/kaigainews/eanda/2009042101/
  日本に比べ、嫌煙ムードが社会に浸透していることでよく知られているアメリカ。ところが、2002年以降、軍人の間では逆に喫煙者が急増中。かつては兵士にタバコを支給したこともある軍隊だが、喫煙は夜間視力や体力の減退といった戦力上のデメリットも多いことから、現在、禁煙キャンペーンに力を入れているところだ。 そんななか、米国防省は、テキサス州ヒューストン市にあるM. D. アンダーソンがんセンターに370万ドルを出資し、タバコの害を兵士に知らせるゲームの開発を依頼していることが、科学雑誌“Scientific American”の公式サイトで報じられた。
 ゲーム開発のリーダーを務めるAlexander Prokhorov教授は、以前、若者向けの禁煙奨励ゲーム『Escape With Your Life』を開発した実績がある。その内容は、プレイヤーの操作するキャラクタが病院を訪問し、放射線医学や会計部などのオフィスで、喫煙が健康に与える害や、財政・環境上のリスクについて学ぶというもの。 『Escape With Your Life』の内容はいたって真面目だが、筐体はアーケード風に仕上げて、気軽にプレイできるようにしたとのこと。効き目もかなりあったらしく、15?19歳までの若者239人に試遊してもらったところ、半数以上がプレイ後にタバコをやめたという。
 「このゲームの最大の利点は、プレイヤーの興味を維持すること。大半の喫煙者はタバコについてごく浅い知識しか持っていないが、ゲームをプレイすれば、その知識を大いに深めることができる」と教授は語る。
 なお、兵士向けに開発される新しいゲームは、仲間のプレッシャーや禁煙中のストレスにどうやって耐えるか、といった内容も盛り込まれる。2011年にテキサスの基地で試験運用したのち、2013年までに本格的なリリースを行うとのことだ。(中島理彦)
 


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2009年04月23日 Posted bytonton at 21:38 │Comments(0)アメリカ

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