世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

たばこ協、その場で「タスポ」のサービスセンター

たばこ協会など 新宿にサービスセンター 最短30分“その場でタスポ”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090401-00000021-fsi-bus_all
 日本たばこ協会などは1日、自動販売機でたばこを買う際に必要となる成人識別ICカード「タスポ」を即日発行するサービスセンターを、東京都新宿区に開設した。即日発行する設備の開設は国内初。顔写真の撮影や本人確認など簡単な手続きで最短30分間で発行する。1日当たり 100件程度の申し込みを見込んでいる。
 カード発行料は無料で、発行には運転免許証などの本人確認書類が必要となる。タスポは、未成年者の喫煙防止対策として昨年7月に全国導入が完了。今月14日までに累計約 900万枚を発行し、喫煙人口の33.4%に普及する。
 現在、全国7000店のたばこ販売店でタスポの加入手続きが行える「タスポステーション」を設置しているが、発行までに約2週間程度が必要で、即日発行を求める声に応える。
                   ◇
【予報図】
 ■逆風JT 海外買収効果頼み
 日本たばこ産業(JT)の試算によれば、国内の喫煙人口は約2700万人だが、タスポ導入をきっかけに禁煙する愛煙者も多いとみられている。
 国内のたばこ総需要は、近年の健康意識の高まりなどを背景に2007年度までに9年連続で減少。さらに08年度も減少が確実なほか、今年4月1日からは、JR東日本が山手線や中央線など首都圏の主要17路線201の駅で全面禁煙を導入するなど逆風にさらされる。
 国内需要の減少はJTの業績を直撃。JTの09年3月期の本業のもうけを示す連結営業利益は前期比17.5%減の3550億円となり、8期ぶりの減益となる見通し。たばこ販売の減少に伴い国内たばこ事業が17.6%減の1830億円と縮小することなどが響く。
 JTは、縮む国内需要に対し米フィリップモリスなど外資系タバコ会社からのシェアを奪取し採算の改善を進める方針だ。
 とはいえ、たばこを巡る環境は厳しさを増す。日本を含めた100カ国以上が批准した、喫煙に伴う健康被害を防ぐ「たばこ規制枠組み条約」が05年2月に発効し、各国ともたばこ需要を減らすための対策を進める。
 この中でJTは、規模拡大による効率性を追求し海外のたばこ会社の買収を加速。99年の米RJRナビスコに続き、07年に世界5位の英ギャラハーを2兆円超で傘下に収めた。ただ巨額の資金を投じた買収の効果が出るのはこれから。共同調達などの合理化策の推進で、どれだけ相乗効果を出せるかが、逆風の中でのカギを握る。(今井裕治) 
【写真】東京・新橋に開設したサービスセンター。1日当たり100件程度の申し込みを見込む(写真:フジサンケイビジネスアイ)


タグ :タスポJT

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2009年04月04日 Posted bytonton at 20:37 │Comments(0)●タバコ会社・関係団体

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