世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

禁煙治療の成否を決める遺伝子は?

禁煙の成否を左右する遺伝子は? 大阪大教授ら調査へ
 禁煙治療の成否を決めるのはどんな遺伝子? そんな疑問に答える大規模な調査を大阪大の東(あずま)純一教授(ゲノム薬理学)
らが、今春にも始める。全国の病院で禁煙治療を受ける1500人を対象に、治療効果やニコチンへの依存度に影響する遺伝子を探る。
個人の体質に合わせた適切な禁煙プログラムが選べるようになる可能性がある。
 日本禁煙学会の協力で治療施設に参加を呼びかけ、はり薬のニコチンパッチか飲み薬のバレニクリンを使って禁煙治療を受ける患者
各750人から、同意を得て少量の血液を採取。ニコチン依存にかかわりそうな数十種類の遺伝子を調べる。
 問診や呼気検査でニコチン依存度や禁煙状況も調査する。禁煙治療の終了後も約10カ月間、追跡調査し、禁煙補助薬の効き目やニコチン依存の個人差に関係する遺伝子を探し出す。遺伝子の型によって、2種の薬の効果や副作用に違いがあることがわかれば、禁煙成功率の高い治療法を選択できるようになる可能性がある。
 東教授は「ニコチン依存に個人差がある仕組みの解明や、遺伝子型に応じた個別の禁煙指導法の確立にもつながる」としている。
(林義則)


タグ :禁煙遺伝子

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2009年01月30日 Posted bytonton at 16:22 │Comments(0)禁煙

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