世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●上海の受動喫煙率13%下がる

上海の受動喫煙率13%下がる
【エクスプロア上海】
http://www2.explore.ne.jp/news/articles/15762.html?r=sh
 東方早報によると、上海復旦大学公共衛生学院と新聞学院による最新の調査の結果、上海の喫煙規制条例の認知率は93.8%に達し、この結果市民の受動喫煙率は35.6%となり2009年比で13.3%改善され、条例制定の効果がはっきり現れていると伝えている。

 「上海市公共場所喫煙規制条例」は2010年3月1日に施行されたが、その後復旦大学の調査チームにより市内5つの区県の51箇所の公共エリアで2245名の労働者に聞き取り調査を行い、条例の実施効果について調査を行った。

 この結果、市内公共エリアにおける受動喫煙率は35.6%となり、2009年の調査結果48.9%に対し13.3%改善されたとし、さらに幼稚園などにおける児童のいる場所での受動喫煙率は1%未満となり、原則として完全禁煙が実施されているとしている。

  


2011年01月04日 Posted by tonton at 08:54Comments(0)中国

●韓国人男性の喫煙率、初めて40%割り込む

韓国人男性の喫煙率、初めて40%割り込む(上)
【朝鮮日報】
http://www.chosunonline.com/news/20110103000033
OECD加盟国では最高水準
20代、30代では顕著な高水準
「職場の政治的理由から止められない」
「たばこの値段が8055ウォン(約582円)になれば禁煙」


 ソウル市松坡区に住むチョ・ギドンさん(56)は、昨年の正月、家族の前で「禁煙」を宣言した。十数年間、妻と娘から文句を言われ続け、医師からも警告を受け、決断を下したというわけだ。

 しかし、この家族にはまだ喫煙者が一人残っている。チョさんの息子ソンウンさん(27、仮名)だ。大学の前で一人暮らしをしながら行政考試(公務員試験)の勉強をしているソンウンさんは「軍隊でたばこを覚え、除隊後しばらくやめたが試験準備のためストレスが溜まり最近は1日に一箱以上吸うこともある。試験に合格したらすぐに止めるつもりだ」と話した。

■30代男性、喫煙率最高
 韓国の成人男性の喫煙率が「魔の40%の壁」を割り30%台に下がった。保健福祉部は昨年12月末、19歳以上の成人男女3000人を対象に行った喫煙率調査で、成人男性の喫煙率は39.6%を記録し、喫煙実態調査を開始してから初めて40%以下に下がったと、2日に発表した。

 成人男性の喫煙率は2000年の67.6%から05年には52.3%、08年6月末に40.4%と、低下を続けてきたところ、アジア通貨危機に直面した09年に43.1%と一時的に変動した。しかし今回の調査で再び最低値まで低下した。

 特に40代男性の喫煙率が2010年の上半期には50.0%から、下半期43.4%と6.6ポイント低下し、50代男性は41.5%から31.3%へと10.2ポイントも減少し、中高年層で低下傾向を見せてきた。一方、30代男性(48.5%→52.2%)と20代男性(38.2%→40.9%)の喫煙率は反対に上昇した。

 福祉部のヤン・ドンギョ口腔生活健康課長は「40代は、健康に対する危機意識と家族に対する責任感が大きくなり、禁煙を試みるケースが多い」と話した。



韓国人男性の喫煙率、初めて40%割り込む(下)
【朝鮮日報】
http://www.chosunonline.com/news/20110103000034
■「職場のストレス」が主な原因
 一方で、20代から30代の喫煙率は高まったことに対し、韓国禁煙運動協議会のキム・ウンジ事務総長は「就職難と塾などの教育費負担など、経済状況が良くなかったことが影響を及ぼしているとみられる」と話した。20代から30代初めまでは、職が不安定なことから来るストレスが多く、30代は職場で地位を確立していく時期であるため「職場内の『政治的』理由からたばこを止められないケースが多い」という。

 たとえば、男性会社員に先輩が「コーヒーでも飲もう」と誘うのは「一服しながら会社内部の話をしよう」という意味と同じであり、このような非公式な集まりから除外されれば会社生活から淘汰されるかもしれないという危機感があるという。

 成人男性の喫煙率(39.6%)は、10年前(2000年に67.6%)の半分の水準にまで下がったということだが、福祉部が2010年までに成人男性の喫煙率を30%に下げるとして立てた目標(05年)からはかなり遠いうえ、掲載協力開発機構(OECD)加盟国の平均(08年基準で27.3%)と比べても最も高い水準だ。

■「たばこの値段が8000ウォンになったらやめる」
 成人女性の喫煙率は2.2%と07年(4.6%)以降減少傾向が続いている。年齢別に見た女性の喫煙率は、20代が5.8%と最も高かった。成人女性の喫煙率は2000年3.0%、02年6.0%、05年2.7%、07年4.6%のように変動が激しく、喫煙の事実を隠し虚偽の回答をする人も相当数いるものと推定される。

 全体の回答者の49.3%はたばこの値上げが喫煙率減少に効果があると答えており、たばこ一箱(現在2500ウォン前後=約180円)が平均8055.6ウォン(約582円)まで引き上げられれば禁煙すると答えている。

金慶和(キム・キョンファ)記者 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版




成人男子の喫煙率、初めて30%台に低下/韓国
【Innolife.net】
http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=2&ai_id=125641
成人男性の喫煙率が初めて30%台まで低下した。保健福祉部は先月初め、満19才以上の成人男女3,000人を対象に喫煙の実態を調査した結果、成人男子の喫煙率は昨年同期より3.5%ポイント減少した39.6%と明らかにした。また成人女子の喫煙率も昨年同期に比べて1.7%ポイント低い2.2%を記録した。

成人男子の喫煙率が30%台まで低下したのは、40代と50代男子の喫煙率が各々43.4%と31.3%まで低下したためと分析された。しかし30代男子と20代男子の喫煙率は各々52.2%と40.9%にかえって高まり、29才以下女子の喫煙率も女性平均の2倍を越える5.8%を記録して、この世代を対象にした積極的な禁煙広報活動が必要なことが明らかになった。

今回の調査で喫煙者はタバコの価格が平均8,055.6ウォンなら禁煙する意向があると答えて、禁煙区域拡大と禁煙キャンペーンなど非価格政策と共に、価格政策推進の必要性も提起された。  


2011年01月04日 Posted by tonton at 07:59Comments(0)韓国

●たばこやめられない韓国人、喫煙率はOECDで最高

たばこやめられない韓国人、喫煙率はOECDで最高
【YAHOO!ニュース】聯合ニュース 1月2日(日)14時52分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110102-00000007-yonh-kr
 韓国成人男性の喫煙率は昨年やや下落したものの、依然として経済協力開発機構(OECD)加盟国の中では最も高い水準であることが分かった。

 保健福祉部は2日、昨年12月末に満19歳以上の成人男女3000人を対象にアンケート調査を行った結果、成人男性の喫煙率は39.6%で、初めて40%台を割り込んだと明らかにした。

 男性の喫煙率は2008年6月末の40.4%から上昇を続け、2009年12月末は43.1%となったが、昨年6月には42.6%と下落に転じた。特に、昨年下半期には40代男性の喫煙率が上半期比6.6ポイント低下の43.4%、50代男性は10.2ポイント低下の31.3%を記録し、成人男性全体の喫煙率を押し下げた。

 同部関係者は、自治体の喫煙区域指定、40~50代を中心とした健康意識向上、保健福祉部が進める禁煙広報活動などが喫煙率の下落につながったとみている。

 しかし、現在の成人男性喫煙率は同部が昨年までに達成するとした目標30%に大きく及ばず、OECD(2008年平均27.3%)のうちでも最高水準となっており、禁煙政策の成果が不十分だったとする指摘は免れない。実際に、昨年上半期から下半期にかけ、30代男性の喫煙率は48.5%から52.2%に、20代男性は38.2%から40.9%に上昇した。

 一方、効果的な禁煙政策を問う質問には、禁煙区域拡大(22.8%)が最も多く、次いでたばこの値上げ(19.0%)、喫煙の取り締まり・処罰強化(17.5%)、禁煙キャンペーン・広報(16.3%)などが続いた。
  


2011年01月04日 Posted by tonton at 07:57Comments(0)韓国

◎スペイン、バーやレストランも全面禁煙に

スペイン、バーやレストランも全面禁煙に
【AFP BB News】
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2781101/6625000?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
 スペインで2日、レストランやバーなど飲食店での喫煙を禁止する法律が施行された。児童公園や学校・病院の敷地内、ナイトクラブなども全面禁煙となった。

 喫煙しながら友人たちと飲み食いし語らう「カフェ文化」が日常生活の一部になっていたスペインの人びとの多くにとって、飲食店の全面禁煙はショックの大きい出来事。そのためか、元日からの施行は避けられ、各店舗の窓やドアには2日未明に「禁煙」などの標識が貼られた。

 2日、マドリード市内のカフェでは、たばこに火をつけようとして従業員に注意される愛煙家の姿も。路上でタバコを吸うことになったこの男性は「バカげている。分煙にするべきだ」と新しい法律への不満を漏らした。

 スペインではすでに2006年1月から、職場や公共の交通機関、小売店内などでの喫煙を禁止する法律が施行されている。しかし、飲食店については経営者に禁煙にするかどうかの裁量を任せており、売上減少を危ぶんだ多くの店舗経営者が禁煙にしなかったため、効果がほとんどみられなかった。



スペイン 飲食店も禁煙法制化
【NHKニュース】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110102/t10013170871000.html
喫煙を法律で規制する動きが広がっているヨーロッパのスペインでは、2日、飲食店での喫煙を禁止する法律が施行されました。前日の1日には、スペイン各地の飲食店で、多くの愛煙家たちが最後の一服を楽しみました。

スペインでは、公共施設や職場などでの喫煙はすでに禁止されていますが、新たに施行された法律は、バーやレストランなど、飲食店の店内などにまで禁煙の範囲を拡大するものです。

前日の1日、スペイン各地の飲食店では、多くの愛煙家たちが最後の一服を楽しみ、このうち、バルセロナのバーの客の1人は「たばこを吸わない人にとってはいいことかもしれない。慣れなくてはいけませんね」と話していました。また、バーの店主は「たばこを吸いながらコーヒーを飲むのが好きな人もいるから、客が減ってしまうのでは」と心配していました。

ヨーロッパでは、これまで喫煙に比較的寛容と言われてきたフランスやイタリアなどでも規制する法律が出来るなど、健康意識の高まりを背景に、公共施設などでの喫煙を禁止する動きが広がってきています。
  


2011年01月04日 Posted by tonton at 07:54Comments(0)その他のヨーロッパ