日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
◎増税で禁煙チャレンジ=金銭面以外にも効果
増税で禁煙チャレンジ2割=金銭面以外にも効果―製薬会社調査
【YAHOO!ニュース】時事通信 12月13日(月)4時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101213-00000010-jij-soci
10月のたばこ税増税を機に禁煙にチャレンジした人は約2割で、手段は自分の意思のみが半数以上―。禁煙に関するノバルティス・ファーマ社のインターネット調査で、こんな結果が出た。禁煙した人は、たばこ代の節約だけでなく、時間や気持ちのゆとりなどの面でもよかったと感じていた。
調査は8月時点での喫煙者約5万9000人を対象に、10月から11月にかけて実施。たばこ増税に伴い、禁煙に挑戦した人は20.8%で、予定しているのは8.8%。節煙に挑戦は26.7%、予定は4.3%だった。禁煙理由(複数回答)は、たばこ税増税が9割近くを占めた。
禁煙するために利用したものはガム・キャンディーなど(11.8%)が最も多く、次いで市販の禁煙補助薬(9.7%)、禁煙外来(9.2%)、電子たばこ(8.7%)の順。「何も使っていない」との回答が3.5%と過半数を占めた。
禁煙チャレンジが続いている人を無作為抽出し、禁煙してよかったこと(複数回答)を尋ねたところ、トップはやはり「たばこ代節約」(76.3%)。そのほか「喫煙場所や自動販売機を探す必要がなくなった」(35.8%)、「家族が喜んだ」(22.1%)、「食べ物がおいしく感じるようになった」(19.7%)などの効果を実感していた。
たばこ増税で喫煙者2割が禁煙を 約2割の人が禁煙に
【保険の相談窓口.JP】
http://www.tax-hoken.com/news_swiFv7Xzf.html
ノバルティス・ファーマ社のインターネットによる禁煙に関する調査によると、10月のたばこ税増税をきっかけとして約2割の人が禁煙にチャレンジしたという。禁煙手段は自分の意思のみが半数以上であった。
同調査は10月から11月にかけて、8月時点で喫煙していた約5万9000人を対象に行われた。たばこ増税により、禁煙にチャレンジした人は20・8%、禁煙を予定しているのは8・8%であった。
節煙に挑戦した人は26・7%、節煙予定者は14・3%。複数回答ではあるが、禁煙理由をたばこ税増税と回答した人は9割近くを占めた。
「たばこ代節約」「家族が喜んだ」
禁煙チャレンジを続けている人の無作為抽出による回答では、禁煙してよかったことのトップは、76.3%で「たばこ代節約」であった。他には、35.8%が「喫煙場所や自動販売機を探す必要がなくなった」、22.1%の「家族が喜んだ」、19.7%の「食べ物がおいしく感じるようになった」などの回答がよせられた。
値上げで禁煙 4分の1が挫折
【NHKニュース】
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101215/t10015862871000.html
ことし10月のたばこの値上げをきっかけに5人に1人が禁煙を始めたものの、そのうちの4人に1人が、その後、再びたばこを吸い始めたという調査結果がまとまりました。
この調査は、外資系の製薬会社がことし10月下旬から先月上旬にかけてインターネットを通じて行い、たばこを吸っているおよそ5万8000人から回答がありました。それによりますと、たばこの値上げをきっかけに、▽禁煙を始めた人は5人に1人に当たる20.8%、▽たばこの本数を減らした人が26.7%、▽禁煙する予定がない人が20.2%で、半数近くが禁煙したりたばこの本数を減らしたりしていました。このうち、禁煙を始めたと答えた人にその後の状況を聞いたところ、▽禁煙を続けているという人がほぼ半数の46.5%、▽禁煙できず以前と同じようにたばこを吸うようになったという人が4人に1人に当たる24.7%でした。禁煙を続けている人に「よかった」と思う点を尋ねたところ、「体の調子がよくなった」や「家族が喜んだ」という回答が目立ったということです。調査した製薬会社では「たばこをやめたメリットを感じている人も多い。禁煙を目指す人は、いったん挫折しても、正月などの
節目でまた挑戦してほしい」と話しています。
【YAHOO!ニュース】時事通信 12月13日(月)4時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101213-00000010-jij-soci
10月のたばこ税増税を機に禁煙にチャレンジした人は約2割で、手段は自分の意思のみが半数以上―。禁煙に関するノバルティス・ファーマ社のインターネット調査で、こんな結果が出た。禁煙した人は、たばこ代の節約だけでなく、時間や気持ちのゆとりなどの面でもよかったと感じていた。
調査は8月時点での喫煙者約5万9000人を対象に、10月から11月にかけて実施。たばこ増税に伴い、禁煙に挑戦した人は20.8%で、予定しているのは8.8%。節煙に挑戦は26.7%、予定は4.3%だった。禁煙理由(複数回答)は、たばこ税増税が9割近くを占めた。
禁煙するために利用したものはガム・キャンディーなど(11.8%)が最も多く、次いで市販の禁煙補助薬(9.7%)、禁煙外来(9.2%)、電子たばこ(8.7%)の順。「何も使っていない」との回答が3.5%と過半数を占めた。
禁煙チャレンジが続いている人を無作為抽出し、禁煙してよかったこと(複数回答)を尋ねたところ、トップはやはり「たばこ代節約」(76.3%)。そのほか「喫煙場所や自動販売機を探す必要がなくなった」(35.8%)、「家族が喜んだ」(22.1%)、「食べ物がおいしく感じるようになった」(19.7%)などの効果を実感していた。
たばこ増税で喫煙者2割が禁煙を 約2割の人が禁煙に
【保険の相談窓口.JP】
http://www.tax-hoken.com/news_swiFv7Xzf.html
ノバルティス・ファーマ社のインターネットによる禁煙に関する調査によると、10月のたばこ税増税をきっかけとして約2割の人が禁煙にチャレンジしたという。禁煙手段は自分の意思のみが半数以上であった。
同調査は10月から11月にかけて、8月時点で喫煙していた約5万9000人を対象に行われた。たばこ増税により、禁煙にチャレンジした人は20・8%、禁煙を予定しているのは8・8%であった。
節煙に挑戦した人は26・7%、節煙予定者は14・3%。複数回答ではあるが、禁煙理由をたばこ税増税と回答した人は9割近くを占めた。
「たばこ代節約」「家族が喜んだ」
禁煙チャレンジを続けている人の無作為抽出による回答では、禁煙してよかったことのトップは、76.3%で「たばこ代節約」であった。他には、35.8%が「喫煙場所や自動販売機を探す必要がなくなった」、22.1%の「家族が喜んだ」、19.7%の「食べ物がおいしく感じるようになった」などの回答がよせられた。
値上げで禁煙 4分の1が挫折
【NHKニュース】
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101215/t10015862871000.html
ことし10月のたばこの値上げをきっかけに5人に1人が禁煙を始めたものの、そのうちの4人に1人が、その後、再びたばこを吸い始めたという調査結果がまとまりました。
この調査は、外資系の製薬会社がことし10月下旬から先月上旬にかけてインターネットを通じて行い、たばこを吸っているおよそ5万8000人から回答がありました。それによりますと、たばこの値上げをきっかけに、▽禁煙を始めた人は5人に1人に当たる20.8%、▽たばこの本数を減らした人が26.7%、▽禁煙する予定がない人が20.2%で、半数近くが禁煙したりたばこの本数を減らしたりしていました。このうち、禁煙を始めたと答えた人にその後の状況を聞いたところ、▽禁煙を続けているという人がほぼ半数の46.5%、▽禁煙できず以前と同じようにたばこを吸うようになったという人が4人に1人に当たる24.7%でした。禁煙を続けている人に「よかった」と思う点を尋ねたところ、「体の調子がよくなった」や「家族が喜んだ」という回答が目立ったということです。調査した製薬会社では「たばこをやめたメリットを感じている人も多い。禁煙を目指す人は、いったん挫折しても、正月などの
節目でまた挑戦してほしい」と話しています。
2010年12月18日 Posted by tonton at 13:35 │Comments(0) │禁煙
●禁煙補助薬、通常出荷に ノバルティス
禁煙補助薬、通常出荷に ノバルティス
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E2EBE296E28DE2EBE3E0E0E2E3E28698E3E2E2E2;at=DGXZZO0195591008122009000000
【日本経済新聞】
スイス系のノバルティス・ファーマ(東京・港)は13日から、たばこ増税による禁煙希望者の急増で絞り込んでいた医療用禁煙補助薬の出荷を通常通りに戻す。米ファイザー日本法人(東京・渋谷)も年明けに新規患者向けの出荷を再開する予定。治療薬の品不足で始めづらかった禁煙治療がようやく受診しやすくなりそうだ。
ノバルティスは増産で十分な在庫が確保でき、需要も落ち着いてきたため医薬品卸の発注通りに出荷する。同社の医療用禁煙補助薬「ニコチネルTTS」の売り上げは11月が前年同月比約1.4倍と、10月の約3倍を下回った。新規診療の受け付けを停止した病院も増え、発注増に歯止めがかかったもよう。
医療用の禁煙補助薬の需要はたばこが値上げされた10月の第1週がピークで、以後も高止まりしていた。供給メーカーが少なく、輸入に頼っているため、禁煙治療ブームに供給が追いつかなくなっていた。ファイザーが10月上旬に新規処方を延期するよう医療機関に要請。発注を急ぐ卸が増えたためノバルティスも出荷を制限していた。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E2EBE296E28DE2EBE3E0E0E2E3E28698E3E2E2E2;at=DGXZZO0195591008122009000000
【日本経済新聞】
スイス系のノバルティス・ファーマ(東京・港)は13日から、たばこ増税による禁煙希望者の急増で絞り込んでいた医療用禁煙補助薬の出荷を通常通りに戻す。米ファイザー日本法人(東京・渋谷)も年明けに新規患者向けの出荷を再開する予定。治療薬の品不足で始めづらかった禁煙治療がようやく受診しやすくなりそうだ。
ノバルティスは増産で十分な在庫が確保でき、需要も落ち着いてきたため医薬品卸の発注通りに出荷する。同社の医療用禁煙補助薬「ニコチネルTTS」の売り上げは11月が前年同月比約1.4倍と、10月の約3倍を下回った。新規診療の受け付けを停止した病院も増え、発注増に歯止めがかかったもよう。
医療用の禁煙補助薬の需要はたばこが値上げされた10月の第1週がピークで、以後も高止まりしていた。供給メーカーが少なく、輸入に頼っているため、禁煙治療ブームに供給が追いつかなくなっていた。ファイザーが10月上旬に新規処方を延期するよう医療機関に要請。発注を急ぐ卸が増えたためノバルティスも出荷を制限していた。
2010年12月14日 Posted by tonton at 17:16 │Comments(0) │禁煙
●岩手県盛岡市/ 禁煙教育事業、保健所と薬剤師会が成果
禁煙教育事業:盛岡市保健所と薬剤師会が成果 成功率4割、奨励賞受賞 /岩手
【YAHOO!ニュース】毎日新聞 12月4日(土)12時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101204-00000072-mailo-l03
盛岡市保健所が盛岡薬剤師会と実施する禁煙教育事業が成果を上げている。成功率は4割を超え、11月には優れた公衆衛生活動を表彰する日本公衆衛生協会の衛生教育奨励賞も受賞した。
事業は05年に岩手医大の研究の一環として始まり、08年から市保健所が引き継いだ。希望する市民は禁煙補助剤代だけの負担で参加でき、6~9月の3カ月間一斉に挑戦する。
挑戦者は最初に保健所で協力薬局の紹介を受ける。薬局では薬剤師がニコチンパッチやガムの使い方を指導し、禁煙開始1週間後にも電話で様子を聞き、アドバイスする。その後は保健所が毎月1回、禁煙実施状況のアンケートと他の挑戦者の感想などを載せた支援レターを送り、希望者には相談に応じる。最後の月に1か月以上禁煙できた人を達成者として表彰している。
今年度は76人が挑戦し、約4割の33人が成功した。「一番つらい時期に薬剤師から電話があって良かった」「他の人と大変な状況を共有できて励みになった」などの感想が寄せられたという。
保健所健康推進課の主任保健師、藤川美佳子さんは「継続的な支援が効果的だったと思う。今後は思い立った時にすぐ禁煙できる体制作りも考えたい」と話している。【山中章子】
【YAHOO!ニュース】毎日新聞 12月4日(土)12時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101204-00000072-mailo-l03
盛岡市保健所が盛岡薬剤師会と実施する禁煙教育事業が成果を上げている。成功率は4割を超え、11月には優れた公衆衛生活動を表彰する日本公衆衛生協会の衛生教育奨励賞も受賞した。
事業は05年に岩手医大の研究の一環として始まり、08年から市保健所が引き継いだ。希望する市民は禁煙補助剤代だけの負担で参加でき、6~9月の3カ月間一斉に挑戦する。
挑戦者は最初に保健所で協力薬局の紹介を受ける。薬局では薬剤師がニコチンパッチやガムの使い方を指導し、禁煙開始1週間後にも電話で様子を聞き、アドバイスする。その後は保健所が毎月1回、禁煙実施状況のアンケートと他の挑戦者の感想などを載せた支援レターを送り、希望者には相談に応じる。最後の月に1か月以上禁煙できた人を達成者として表彰している。
今年度は76人が挑戦し、約4割の33人が成功した。「一番つらい時期に薬剤師から電話があって良かった」「他の人と大変な状況を共有できて励みになった」などの感想が寄せられたという。
保健所健康推進課の主任保健師、藤川美佳子さんは「継続的な支援が効果的だったと思う。今後は思い立った時にすぐ禁煙できる体制作りも考えたい」と話している。【山中章子】
2010年12月08日 Posted by tonton at 19:44 │Comments(0) │禁煙
特集●明日からできる禁煙治療
特集●明日からできる禁煙治療 Vol.1
「本数を減らす」「軽いたばこ」はNG
成功の第一歩は禁煙補助薬の上手な活用
末田聡美=日経メディカル
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t117/201011/517370.html
かつてない“禁煙ブーム”が訪れる中、医師には、禁煙促進のための積極的な関与が求められている。本特集では、禁煙を成功に導くための問診や指導のコツ、禁煙補助薬の上手な使い方など、禁煙治療の実践的なテクニックを紹介する。
10月のたばこ値上げを機に、禁煙にチャレンジする人が急増している。禁煙外来を設ける医療機関には患者が殺到し、10月上旬には、経口禁煙補助薬であるバレニクリン錠0.5mg、同錠1.0mg(商品名チャンピックス)が欠品となったほどだ(関連記事:2010.10.14「禁煙希望者が殺到 禁煙補助薬チャンピックスが欠品に」)。
10年以上前から禁煙外来を設けているたかの呼吸器科内科クリニック(熊本県八代市)にも、たばこの値上げをきっかけに新規の受診患者が押し寄せている。例年は平均して月10人に満たなかった新規患者が、今年は9月だけで75人。10月以降は、経口禁煙補助薬が欠品(2011年1月に新規患者への供給開始予定)になったため新規患者の受け入れを一時中断しているが、それでも10月末時点で、65人が予約待ちの状態だ。
広がる喫煙者包囲網
禁煙の流れが加速している背景には、世界規模での社会的な変化がある。2005年には「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」が国際法として発効した。たばこ価格や税の引き上げ、喫煙場所の制限などのたばこ規制が国際的に推進され、公共スペースでの禁煙を法制化している国が増えている。
国内でも最近、受動喫煙による健康被害などを防止するため、職場や飲食店では禁煙の動きが広がっている。厚生労働省は今年5月に、職場は原則全面禁煙、または空間分煙とすべきとする内容の「職場における受動喫煙防止対策に関する検討会報告書」を発表。横浜市では同じく今年4月から、全国に先駆けて公共施設での「受動喫煙防止条例」条例を施行している。
たばこの健康被害の大きさを示す報告も年々クローズアップされており、9月には、受動喫煙で年間6800人が亡くなっているとの推計結果を厚労省が発表している。
麻薬や覚醒剤以上に高い依存性
たばこは体に害だということは、既に多くの人が知っている。しかし、その依存性の強さゆえ、簡単にはやめられないのもたばこの大きな特徴だ。
図1 ニコチン依存症になるメカニズム(提供:高野氏)
たかの呼吸器科内科クリニックの高野義久氏は、「たばこは嗜好品で本人が好きで吸っていると考えられがちだが、喫煙者の7割はニコチン依存症。ニコチンは麻薬や覚醒剤など、他の依存性薬物と同等かそれ以上に依存性が高いとされており、自分の意思でコントロールするのが難しい」と話す。
喫煙者では、タバコを吸うことでニコチンが脳内のアセチルコリン受容体に結合すると、ドパミンが放出されて快感や報酬感が得られる仕組みになっている(図1)。
また、喫煙本数を減らしたりニコチン含有量の少ない表示のたばこに替えたりして、徐々にニコチン摂取量を減らそうとする人は多いが、数々の研究から、節煙しても体内のニコチン摂取量はほとんど変わらないことも分かっている(関連記事:2010.4.16「たばこの本数は徐々に減らすべきか」)。
「軽いたばこに変えたり本数を減らすと、1本を深く根元まで吸い込むなどして、無意識に同じ量のニコチンを摂取しようとする。かえってニコチンの離脱症状が強くなり、やっと吸えたときの快感も大きくなる。禁煙する場合に最も大事なのは、一気にやめること」と高野氏は強調する。
保険診療の実施には「ニコチン依存症管理料」の届け出が必要
ニコチン依存症は病気であるとの認識から、禁煙治療は06年に保険適用となった。保険診療は「ニコチン依存症管理料」を算定して実施する。算定には、所定の基準を満たして都道府県の社会保険事務局に届け出る必要がある(表1)。
表1 ニコチン依存症管理料を算定するための主な条件
<施設基準>
●ニコチン依存症管理施設の申請
●担当の医師、看護師の配置
●呼気中の一酸化炭素測定器の導入
●敷地内禁煙
●年1回、社会保険事務局長に禁煙成功率を報告
<対象患者>
●ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)でニコチン依存症と診断(5点以上)
●ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上
●ただちに禁煙することを希望し、禁煙治療を受けることを文書で同意
●初めて禁煙治療を受ける、もしくは前回の禁煙治療から1年経過
参考:日本禁煙学会のホームページ
治療開始までの一般的な流れは、(1)問診票を基に面接(保険適応の条件を満たすかも確認)、(2)呼気一酸化炭素濃度を測定、(3)患者にニコチン依存や禁煙の害などについて説明、(4)治療の同意を得て開始―となる。日本循環器学会などの関連学会が作成した「禁煙治療のための標準手順書」なども参考にするといいだろう。
主な禁煙補助薬には、ニコチン製剤のニコチンパッチ、ニコチンガムと、経口禁煙補助薬であるバレニクリンがある。保険診療で使える薬剤は、バレニクリンとニコチンパッチの2つだ(表2)。
表2 ニコチンパッチとバレニクリンの比較(高野氏提供の資料を一部改変)
禁煙補助薬で成功率は1.6~3.2倍に
2剤とも、禁煙により欠乏するドパミンがなくならないよう作用するため、イライラや不安、集中困難といった離脱症状を軽減できる。そのため、自力で取り組むより楽に禁煙できるとされ、禁煙成功率も高いことが明らかになっている。一般的な禁煙成功率は、自力での禁煙を1とすると、ニコチンパッチは1.66倍(Stead、2008)、バレニクリンは3.22倍(Cahill、2007)だ。
バレニクリンは、ニコチンの類似物質でニコチン受容体に選択的に結合する。少量のドパミンが放出されて禁煙欲求を抑えると同時に、ニコチンの結合を妨げて喫煙による満足感を抑制する。たばこをおいしく感じさせなくするのが最大の特徴だ。
服用期間は12週間。「最初の1週間は薬剤に徐々に慣れるための期間となっており、喫煙したままでもいい。ただし多くの場合、吸ってもおいしくなくなるので、禁煙開始の8日目には自然とやめやすくなる」と中央内科クリニック(東京都中央区)副院長の村松弘康氏は話す(図2)。
図2 バレニクリンを使った保険診療の流れ
一方のニコチンパッチは、たばこの代わりにニコチンを経皮的に補充することで禁煙時の離脱症状を軽くする作用がある。用量は3種(30mg、20mg、10mg)があり、これを徐々に少ない量にして、8週間継続する。こちらはパッチを貼る日から一気に禁煙しなければならない。
主な副作用としては、バレニクリンは吐き気、ニコチンパッチでは皮膚のかぶれがある。両者の特徴を説明した上で、どちらの治療法を選択するか患者と相談していくが(前ページの表1)、基本的には、成功率の高いバレニクリンを第1選択肢にしている医療機関が多いようだ。
石川県立中央病院呼吸器内科診療部長の西耕一氏は、「バレニクリンはまれにうつや自殺企図といった精神的副作用の危惧もあるため、精神疾患のある人では基本的にニコチン製剤を使うことが多い。一方、ニコチン製剤は血管収縮作用があるため、心・脳血管障害がある人ではなるべくバレニクリンを選択する。また、以前禁煙にチャレンジしたことのある人なら、前回と違う方の薬剤を選択するのが基本」と話す。
禁煙治療にかかる費用は、自己負担が3割でニコチンパッチの場合は1万2000円程度、バレニクリンは1万8000~1万9000円程度。いずれの方法でも1日200円程度の負担だ。「毎日1箱たばこを吸うより安く、費用の面でも患者に勧めやすい」と村松氏は話している。
【写真】「禁煙は、一気にやめることが大切」と強調するたかの呼吸器科内科クリニック院長の高野義久氏。
特集●明日からできる禁煙指導 Vol.2
禁煙成功率を上げる問診・指導のコツ
生活環境の把握を喫煙要因の除去につなげる
末田聡美=日経メディカル
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/report/t117/201011/517372.html
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t117/201011/517372_2.html
保険診療で禁煙治療を完遂した患者では、治療終了9カ月後の禁煙成功率は約5割との報告がある(厚生労働省「ニコチン依存症管理料算定保険医療機関における禁煙成功率の実態調査」)。ただし、その成功率は医療機関によって差がある。成否を左右する大きな要因は、初回の診察で喫煙にまつわる重要な情報をいかに聞き出し、それをその後の指導に結び付けられるかどうかだ。
図1 禁煙治療に関する問診票(日本循環器学会ほか「禁煙治療のための標準手順書」より)
問診では、本人の禁煙の動機や生活環境、禁煙への自信などを把握することがポイントになる。これらは、その後の指導やフォローの際に重要な役割を果たすからだ。特に禁煙の動機は、のちにことあるごとに再確認していくことが欠かせない。
問診は、「禁煙治療のための標準手順書」に沿って行うとよい。標準手順書では図1、2のような問診票を使うこととされている。また、専門医たちは、特に以下のような点に留意して問診を実施している。
まずは日常生活での喫煙場面を確認
たかの呼吸器科内科クリニック(熊本県八代市)院長の高野義久氏が特に重きを置いて聞いているのが、患者の生活環境だ。「喫煙を始めるきっかけの大半は、周囲の環境によるもの。再喫煙をする理由も多くは環境による。依存症から抜け出すためには必ず生活環境を変える必要がある」と同氏は話す。
そのため高野氏は、患者の生活環境をとにかく詳しく聞く。たばこを吸う場所やタイミング、家族の喫煙者の有無、職場の喫煙環境、周囲の喫煙者の割合といった具合だ。
図2 喫煙状況に関する問診票(日本循環器学会ほか「禁煙治療のための標準手順書」より)
「特に男性の場合、パチンコや宴会、釣りなどのシーンが危ない。女性の場合には友人に喫煙者が多く、ほとんどのケースで夫が喫煙している」(高野氏)。
30~40代での喫煙開始は要注意
また、喫煙開始年齢も、治療のスタンスを考える上で重要なポイントとなる。喫煙者の8割近くは、18歳までに喫煙の常習者になっているという報告もあり、未成年者の方が依存になりやすいことも分かっている。
喫煙開始年齢が10代前半または30~40代という人は、特に注意を要する。石川県立中央病院呼吸器内科診療部長の西耕一氏は、「開始年齢があまりに早いと家庭の問題があったり、逆に30代以降での喫煙開始は、嫁姑問題や離婚といった精神的につらい事情を抱えていることも少なくない。こういった人は、喫煙の原因となっている背景がある程度緩和されないと治療が難しい」と言う。
タイミングも、禁煙の成否を左右する大きな要素だ。「禁煙へのモチベーションが上がっていて、禁煙を阻害するような大きな問題がない時期を狙って実施する方が成功率は高くなる。家庭などに複雑な事情を抱えている人に対し、無理に禁煙を勧めるのは考えもの」
と西氏。
このほかでは、禁煙への自信の度合いを把握することも欠かせない。例えば、前ページで紹介した図2の問診票には、禁煙する自信が100%のうちどの程度あるのか尋ねる項目がある。西氏は、「10%と回答されたら、自信の障害になっている90%は何なのかを聞き出す。それまでに把握した阻害要因と合わせ、それらに対する対策を一緒に検討すれば、より効果的な指導が可能になる」と話す。
これら患者の状況を踏まえて、たばこの害やニコチン依存の説明して治療の同意を得ることになるが、その際にもコツがある。中央内科クリニック(東京都中央区)副院長の村松弘康氏は、「たばこの害の話は多岐にわたるが、すべてを説明する必要はない。問診で聞き出した禁煙の動機や既往歴などの情報から、本人にとってツボとなる情報を中心に説明していく」と話す。例えば、父親が脳卒中だという患者なら、脳卒中リスクのデータを中心に見せる。子供への害を気にしている人へは、受動喫煙の恐ろしさを伝えているという。
失敗につながりやすい要因を事前に排除する
禁煙を始めると、最初の1週間は特に再喫煙が起こりやすい。再喫煙の理由となりやすいのは、食後や宴会の席、夫婦喧嘩や仕事のストレスなどだ。そのため、治療開始前に可能な範囲で策を講じておくことが大切だ(表1)。
表1 禁煙治療開始に備えた事前対策の例
まず検討すべきなのは、生活環境の改善。たばこやライターなどの喫煙具はきっぱり捨てるといった簡単にできる方法のほか、家庭内の喫煙者がいる場合には、屋外で喫煙してもらうように頼むといった対策も考えられる。「朝トイレに行ってすぐたばこを吸う人なら、トイレの壁に『禁煙』の貼り紙をしておくのもいいだろう」(たかの呼吸器科内科クリニックの高野氏)。
また、喫煙と結びついている生活パターンを変えることも有効だ。「多くの喫煙者は、だいたい毎日同じような時間に同じ行動をした後に喫煙している」(高野氏)。そのため、実際の生活の中で再喫煙しやすいシチュエーションをピックアップし、避けるために事前に実行できそうな対処法を一緒に考える。
例えば、飲み会で吸いたくなるなら、自信がつくまで家で飲んでもらったり、禁煙を宣言して周りの協力を得ながら宴会に参加する。コーヒーとたばこをセットにして一服していた人なら、コーヒーをやめてお茶や紅茶に変えるといったやり方が効果的だ。このほかでは、パチンコ屋や居酒屋など、たばことセットになりがちな場所にはしばらく近づかない、駅から自宅までの行き来にたばこの自販機などがあるルートを通らないといった対策もあり得るだろう。
特集●明日からできる禁煙指導 Vol.3
こうやれば禁煙治療を継続させられる
副作用と離脱症状の見通しを伝える
末田聡美=日経メディカル
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t117/201011/517397.html
禁煙補助薬を使った治療を始める際に重要なのは、自己中断を防ぐため、あらかじめ先の見通しを教えておくことだ。「Vol.2 禁煙成功率を上げる問診・指導のコツ」で紹介した生活環境の改善法に加えて、特に離脱症状と禁煙補助薬の副作用についてはしっかりアドバイスしたい。
たばこからの離脱症状の典型例は、イライラや集中力の低下。これらは禁煙補助薬を使えば軽減されるが、それでも必ず出現する。「症状のピークは通常3~4日目で、続いてもせいぜい1週間」(たかの呼吸器科内科クリニック院長の高野義久氏)。そのことを事前に伝えておけば、患者は心の準備もできるし安心するだろう。
現在、保険診療で使える禁煙補助薬は、ニコチン製剤のニコチンパッチと経口禁煙補助薬であるバレニクリンの2つだ(表1)。
表1 ニコチンパッチとバレニクリンの特徴と副作用
バレニクリンの副作用については、とりわけ吐き気への対策が重要になる。「特に女性では吐き気が強く出る人が多い」(石川県立中央病院呼吸器内科診療部長の西耕一氏)。バレニクリンは1日2回1mg錠を服用するが、副作用が強いケースでは減量を検討する。西氏は、1mg錠を2つに割って1回当たりの服用量を0.5mgに減らし、1日2回飲むように勧めている。
一方、ニコチンパッチは、皮膚のかぶれが問題になるケースが少なくない。その場合、貼る場所の変更や減量で対応するとよい。中央内科クリニック副院長の村松弘康氏は、「シートを半分残すようにして切り、皮膚にくっつく部分が半分になるようにして使用したり、夜寝る前にははがすように勧めている」という。また、ステロイド軟膏を処方することもある。
このほか、女性で多い訴えが体重の増加。「喫煙していると栄養吸収が悪くなるため、禁煙を機に体重増加が起こりやすい。事前に、『たばこをやめると通常2~3kgは増えますよ』と伝えておくとよい」(村松氏)。
再喫煙しても来院しやすい雰囲気を
保険診療の禁煙治療では、12週間で5回受診してもらわねばならないが、実際には、最後まで受診する率は決して高くない。厚生労働省の「ニコチン依存症管理料算定保険医療機関における禁煙成功率の実態調査」によれば、5回の診療を完了した患者の比率は約35%だ。また、外来受診を途中でドロップアウトした人の再喫煙率は非常に高いといわれており、最終受診日まで継続して来てもらうことも禁煙成功の大きな鍵となる。
たかの呼吸器科内科クリニックの高野氏は、診察時には禁煙が続いていることをねぎらい、ほめるようにしている。そして診察後に毎回、次回の受診までに生活で注意すべき点を書いて渡している(図1)。無事禁煙に成功した際には、最終診察日に患者に「卒煙認定証」を渡している。
また、石川県立中央病院呼吸器内科診療部長の西氏は、「再喫煙してしまうと、後ろめたくなって来なくなる人もいるが、失敗しても必ず来るよう念を押している」と話す。「1回でやめらればそれに越したことはないが、なかなかそうはいかないのが現実。失敗を必要以上に責めるような姿勢は慎み、何度も禁煙に挑戦してもらえるような気持ちを患者に持ってもらうことが大切」と話す。実際、複数回のチャレンジで成功するケースは少なくない(下記の症例を参照)。
「医師が怒ったり説教くさくなると嫌な印象を与え、場合によっては禁煙する気が失せてしまう患者もいる。失敗した患者には、『次回禁煙したくなったらまたここに来よう』と思ってもらえるような雰囲気づくりを意識している」(西氏)という。
禁煙が成功しても、1年後にはかなりの確率で喫煙者に戻ってしまうのも禁煙治療の難しさだ。「うまくいってしばらくすると、『1本くらいなら』と気持ちが緩みやすい。そこで1本吸ってしまえば、すぐ元のニコチン依存に戻ってしまう」と高野氏。
かかりつけの患者であれば、その後の受診の機会にさりげなくフォローすることも可能だが、問題は、禁煙治療以外では付き合いのない“一見”の患者だ。そうした場合は、医師会活動でそうした患者のかかりつけ医と会った際などに、(1)禁煙の継続状況を確認し禁煙が続いている場合には患者をほめる、(2)1本でも吸えばすぐに元通りになることを患者に訴える、(3)禁煙の意義について折りに触れ説明する、(4)禁煙の効果について患者自身の口から語ってもらう―といったことを、可能な範囲でやってもらえるようにお願いするとよいだろう。
3回目のチャレンジで禁煙に成功した症例
60歳代 女性
喫煙歴:10~12本/日(喫煙開始年齢:38歳)
TDS(タバコ依存症スクリーニングテスト)9点
呼気一酸化炭素:9ppm
現病歴:過去2回禁煙に取り組み、最長で2カ月禁煙したが仕事のストレスで再喫煙。最近汚い痰が出るようになり、医師にからたばこによる慢性気管支炎と診断された。そのため再び禁煙に挑戦しようと思い、石川県立中央病院の禁煙外来を受診。喫煙のきっかけ:家事と仕事の忙しさでストレスを感じている時期に、喫煙者の夫と一緒に自分もたばこを吸うようになり、喫煙習慣が身に付いた。
禁煙歴:糖尿病があるため、医師から強く禁煙を勧められていた。最初はニコチンガムで禁煙に挑戦したが、効果が弱く喫煙欲求を十分抑えられなかった。その後、ニコチンパッチを使用。ガムより効果があったものの、皮膚の接触皮膚炎がひどく継続使用できなかった。そのため、結果的に禁煙に失敗。治療経過:喫煙のタイミングとしては、食後や事務仕事の合間が多いとのこと。そこで、たばこが吸いたくなったら深呼吸したりお茶を飲む、あるいは席から離れて体操や散歩するといった対策をアドバイス。
また、以前ニコチン製剤で禁煙に失敗したため、治療にはバレニクリンを使用。治療開始第1週は、食後やいらいらした時などにたばこがどうしても吸いたくなり、2日に1本のペースで喫煙。だが、バレニクリンの効果により喫煙の満足感が得られなかった。タバコを吸っても仕方がないとの気持ちが高まり、第2週から完全に禁煙できるようになった。
その後、バレンクリンの副作用として胸やけや胃もたれが生じたため、2mg/日から1mg/日に減量。さらに、体重の増加を認めたため、たばこが吸いたくなったときはなるべく歩くこととした。第12週の禁煙治療終了時には、いらいらしても周りでたばこを吸われても気にならない状況になった。
患者が自力で禁煙を目指す場合
患者が保険診療を使わず自力で禁煙する場合には、薬局で販売されているOTCのニコチンパッチやガムを使用するか、何も使わないで行うことになる。中央内科クリニック副院長の村松弘康氏は、自力禁煙を目指す患者には、禁断症状を少しでも和らげるためにやはりニコチン製剤を使うことを勧めている。ガムとパッチは同じニコチン製剤だが、それぞれ特徴がある(表2)。大きな違いは、吸収の仕方だ。
表2 ニコチンガムとニコチンパッチの比較(提供:村松氏)
たばこを吸うと、ニコチンの血中濃度は速やかに上がって速やかに下がる。「このスパイク型の血中濃度の変化が依存を作りやすい」と村松氏。「ガムはスパイク型の波をつくるので、依存から離脱できない可能性もある。一方、パッチは血中濃度の変動が少ないため依存ができにくい」という。
また、たかの呼吸器科内科クリニックの高野氏は、「期日を決めて一気に禁煙を実行する、一定の禁断症状を覚悟するといった成功のポイントは、保険診療の場合と同じ。こららの留意点を、きちんと説明するとよい」とアドバイスする。
なお、禁煙パイポや電子タバコなど、たばこの代わりに市販の禁煙グッズについて専門医らは、「タバコを連想させるようなものはやめた方がよい。くわえる癖がいつまでも抜けず、結局禁煙にはつながりにくい」と否定的なスタンス。村松氏は、「飴やガム、飲み物など、喫煙とは別の動作を伴うものに代えた方がよい」と言う。また、電子たばこについては、人体に有害な化学物質が検出されたと米国食品医薬品局が発表している。
「本数を減らす」「軽いたばこ」はNG
成功の第一歩は禁煙補助薬の上手な活用
末田聡美=日経メディカル
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t117/201011/517370.html
かつてない“禁煙ブーム”が訪れる中、医師には、禁煙促進のための積極的な関与が求められている。本特集では、禁煙を成功に導くための問診や指導のコツ、禁煙補助薬の上手な使い方など、禁煙治療の実践的なテクニックを紹介する。
10月のたばこ値上げを機に、禁煙にチャレンジする人が急増している。禁煙外来を設ける医療機関には患者が殺到し、10月上旬には、経口禁煙補助薬であるバレニクリン錠0.5mg、同錠1.0mg(商品名チャンピックス)が欠品となったほどだ(関連記事:2010.10.14「禁煙希望者が殺到 禁煙補助薬チャンピックスが欠品に」)。
10年以上前から禁煙外来を設けているたかの呼吸器科内科クリニック(熊本県八代市)にも、たばこの値上げをきっかけに新規の受診患者が押し寄せている。例年は平均して月10人に満たなかった新規患者が、今年は9月だけで75人。10月以降は、経口禁煙補助薬が欠品(2011年1月に新規患者への供給開始予定)になったため新規患者の受け入れを一時中断しているが、それでも10月末時点で、65人が予約待ちの状態だ。
広がる喫煙者包囲網
禁煙の流れが加速している背景には、世界規模での社会的な変化がある。2005年には「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」が国際法として発効した。たばこ価格や税の引き上げ、喫煙場所の制限などのたばこ規制が国際的に推進され、公共スペースでの禁煙を法制化している国が増えている。
国内でも最近、受動喫煙による健康被害などを防止するため、職場や飲食店では禁煙の動きが広がっている。厚生労働省は今年5月に、職場は原則全面禁煙、または空間分煙とすべきとする内容の「職場における受動喫煙防止対策に関する検討会報告書」を発表。横浜市では同じく今年4月から、全国に先駆けて公共施設での「受動喫煙防止条例」条例を施行している。
たばこの健康被害の大きさを示す報告も年々クローズアップされており、9月には、受動喫煙で年間6800人が亡くなっているとの推計結果を厚労省が発表している。
麻薬や覚醒剤以上に高い依存性
たばこは体に害だということは、既に多くの人が知っている。しかし、その依存性の強さゆえ、簡単にはやめられないのもたばこの大きな特徴だ。
図1 ニコチン依存症になるメカニズム(提供:高野氏)
たかの呼吸器科内科クリニックの高野義久氏は、「たばこは嗜好品で本人が好きで吸っていると考えられがちだが、喫煙者の7割はニコチン依存症。ニコチンは麻薬や覚醒剤など、他の依存性薬物と同等かそれ以上に依存性が高いとされており、自分の意思でコントロールするのが難しい」と話す。
喫煙者では、タバコを吸うことでニコチンが脳内のアセチルコリン受容体に結合すると、ドパミンが放出されて快感や報酬感が得られる仕組みになっている(図1)。
また、喫煙本数を減らしたりニコチン含有量の少ない表示のたばこに替えたりして、徐々にニコチン摂取量を減らそうとする人は多いが、数々の研究から、節煙しても体内のニコチン摂取量はほとんど変わらないことも分かっている(関連記事:2010.4.16「たばこの本数は徐々に減らすべきか」)。
「軽いたばこに変えたり本数を減らすと、1本を深く根元まで吸い込むなどして、無意識に同じ量のニコチンを摂取しようとする。かえってニコチンの離脱症状が強くなり、やっと吸えたときの快感も大きくなる。禁煙する場合に最も大事なのは、一気にやめること」と高野氏は強調する。
保険診療の実施には「ニコチン依存症管理料」の届け出が必要
ニコチン依存症は病気であるとの認識から、禁煙治療は06年に保険適用となった。保険診療は「ニコチン依存症管理料」を算定して実施する。算定には、所定の基準を満たして都道府県の社会保険事務局に届け出る必要がある(表1)。
表1 ニコチン依存症管理料を算定するための主な条件
<施設基準>
●ニコチン依存症管理施設の申請
●担当の医師、看護師の配置
●呼気中の一酸化炭素測定器の導入
●敷地内禁煙
●年1回、社会保険事務局長に禁煙成功率を報告
<対象患者>
●ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)でニコチン依存症と診断(5点以上)
●ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上
●ただちに禁煙することを希望し、禁煙治療を受けることを文書で同意
●初めて禁煙治療を受ける、もしくは前回の禁煙治療から1年経過
参考:日本禁煙学会のホームページ
治療開始までの一般的な流れは、(1)問診票を基に面接(保険適応の条件を満たすかも確認)、(2)呼気一酸化炭素濃度を測定、(3)患者にニコチン依存や禁煙の害などについて説明、(4)治療の同意を得て開始―となる。日本循環器学会などの関連学会が作成した「禁煙治療のための標準手順書」なども参考にするといいだろう。
主な禁煙補助薬には、ニコチン製剤のニコチンパッチ、ニコチンガムと、経口禁煙補助薬であるバレニクリンがある。保険診療で使える薬剤は、バレニクリンとニコチンパッチの2つだ(表2)。
表2 ニコチンパッチとバレニクリンの比較(高野氏提供の資料を一部改変)
禁煙補助薬で成功率は1.6~3.2倍に
2剤とも、禁煙により欠乏するドパミンがなくならないよう作用するため、イライラや不安、集中困難といった離脱症状を軽減できる。そのため、自力で取り組むより楽に禁煙できるとされ、禁煙成功率も高いことが明らかになっている。一般的な禁煙成功率は、自力での禁煙を1とすると、ニコチンパッチは1.66倍(Stead、2008)、バレニクリンは3.22倍(Cahill、2007)だ。
バレニクリンは、ニコチンの類似物質でニコチン受容体に選択的に結合する。少量のドパミンが放出されて禁煙欲求を抑えると同時に、ニコチンの結合を妨げて喫煙による満足感を抑制する。たばこをおいしく感じさせなくするのが最大の特徴だ。
服用期間は12週間。「最初の1週間は薬剤に徐々に慣れるための期間となっており、喫煙したままでもいい。ただし多くの場合、吸ってもおいしくなくなるので、禁煙開始の8日目には自然とやめやすくなる」と中央内科クリニック(東京都中央区)副院長の村松弘康氏は話す(図2)。
図2 バレニクリンを使った保険診療の流れ
一方のニコチンパッチは、たばこの代わりにニコチンを経皮的に補充することで禁煙時の離脱症状を軽くする作用がある。用量は3種(30mg、20mg、10mg)があり、これを徐々に少ない量にして、8週間継続する。こちらはパッチを貼る日から一気に禁煙しなければならない。
主な副作用としては、バレニクリンは吐き気、ニコチンパッチでは皮膚のかぶれがある。両者の特徴を説明した上で、どちらの治療法を選択するか患者と相談していくが(前ページの表1)、基本的には、成功率の高いバレニクリンを第1選択肢にしている医療機関が多いようだ。
石川県立中央病院呼吸器内科診療部長の西耕一氏は、「バレニクリンはまれにうつや自殺企図といった精神的副作用の危惧もあるため、精神疾患のある人では基本的にニコチン製剤を使うことが多い。一方、ニコチン製剤は血管収縮作用があるため、心・脳血管障害がある人ではなるべくバレニクリンを選択する。また、以前禁煙にチャレンジしたことのある人なら、前回と違う方の薬剤を選択するのが基本」と話す。
禁煙治療にかかる費用は、自己負担が3割でニコチンパッチの場合は1万2000円程度、バレニクリンは1万8000~1万9000円程度。いずれの方法でも1日200円程度の負担だ。「毎日1箱たばこを吸うより安く、費用の面でも患者に勧めやすい」と村松氏は話している。
【写真】「禁煙は、一気にやめることが大切」と強調するたかの呼吸器科内科クリニック院長の高野義久氏。
特集●明日からできる禁煙指導 Vol.2
禁煙成功率を上げる問診・指導のコツ
生活環境の把握を喫煙要因の除去につなげる
末田聡美=日経メディカル
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/report/t117/201011/517372.html
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t117/201011/517372_2.html
保険診療で禁煙治療を完遂した患者では、治療終了9カ月後の禁煙成功率は約5割との報告がある(厚生労働省「ニコチン依存症管理料算定保険医療機関における禁煙成功率の実態調査」)。ただし、その成功率は医療機関によって差がある。成否を左右する大きな要因は、初回の診察で喫煙にまつわる重要な情報をいかに聞き出し、それをその後の指導に結び付けられるかどうかだ。
図1 禁煙治療に関する問診票(日本循環器学会ほか「禁煙治療のための標準手順書」より)
問診では、本人の禁煙の動機や生活環境、禁煙への自信などを把握することがポイントになる。これらは、その後の指導やフォローの際に重要な役割を果たすからだ。特に禁煙の動機は、のちにことあるごとに再確認していくことが欠かせない。
問診は、「禁煙治療のための標準手順書」に沿って行うとよい。標準手順書では図1、2のような問診票を使うこととされている。また、専門医たちは、特に以下のような点に留意して問診を実施している。
まずは日常生活での喫煙場面を確認
たかの呼吸器科内科クリニック(熊本県八代市)院長の高野義久氏が特に重きを置いて聞いているのが、患者の生活環境だ。「喫煙を始めるきっかけの大半は、周囲の環境によるもの。再喫煙をする理由も多くは環境による。依存症から抜け出すためには必ず生活環境を変える必要がある」と同氏は話す。
そのため高野氏は、患者の生活環境をとにかく詳しく聞く。たばこを吸う場所やタイミング、家族の喫煙者の有無、職場の喫煙環境、周囲の喫煙者の割合といった具合だ。
図2 喫煙状況に関する問診票(日本循環器学会ほか「禁煙治療のための標準手順書」より)
「特に男性の場合、パチンコや宴会、釣りなどのシーンが危ない。女性の場合には友人に喫煙者が多く、ほとんどのケースで夫が喫煙している」(高野氏)。
30~40代での喫煙開始は要注意
また、喫煙開始年齢も、治療のスタンスを考える上で重要なポイントとなる。喫煙者の8割近くは、18歳までに喫煙の常習者になっているという報告もあり、未成年者の方が依存になりやすいことも分かっている。
喫煙開始年齢が10代前半または30~40代という人は、特に注意を要する。石川県立中央病院呼吸器内科診療部長の西耕一氏は、「開始年齢があまりに早いと家庭の問題があったり、逆に30代以降での喫煙開始は、嫁姑問題や離婚といった精神的につらい事情を抱えていることも少なくない。こういった人は、喫煙の原因となっている背景がある程度緩和されないと治療が難しい」と言う。
タイミングも、禁煙の成否を左右する大きな要素だ。「禁煙へのモチベーションが上がっていて、禁煙を阻害するような大きな問題がない時期を狙って実施する方が成功率は高くなる。家庭などに複雑な事情を抱えている人に対し、無理に禁煙を勧めるのは考えもの」
と西氏。
このほかでは、禁煙への自信の度合いを把握することも欠かせない。例えば、前ページで紹介した図2の問診票には、禁煙する自信が100%のうちどの程度あるのか尋ねる項目がある。西氏は、「10%と回答されたら、自信の障害になっている90%は何なのかを聞き出す。それまでに把握した阻害要因と合わせ、それらに対する対策を一緒に検討すれば、より効果的な指導が可能になる」と話す。
これら患者の状況を踏まえて、たばこの害やニコチン依存の説明して治療の同意を得ることになるが、その際にもコツがある。中央内科クリニック(東京都中央区)副院長の村松弘康氏は、「たばこの害の話は多岐にわたるが、すべてを説明する必要はない。問診で聞き出した禁煙の動機や既往歴などの情報から、本人にとってツボとなる情報を中心に説明していく」と話す。例えば、父親が脳卒中だという患者なら、脳卒中リスクのデータを中心に見せる。子供への害を気にしている人へは、受動喫煙の恐ろしさを伝えているという。
失敗につながりやすい要因を事前に排除する
禁煙を始めると、最初の1週間は特に再喫煙が起こりやすい。再喫煙の理由となりやすいのは、食後や宴会の席、夫婦喧嘩や仕事のストレスなどだ。そのため、治療開始前に可能な範囲で策を講じておくことが大切だ(表1)。
表1 禁煙治療開始に備えた事前対策の例
まず検討すべきなのは、生活環境の改善。たばこやライターなどの喫煙具はきっぱり捨てるといった簡単にできる方法のほか、家庭内の喫煙者がいる場合には、屋外で喫煙してもらうように頼むといった対策も考えられる。「朝トイレに行ってすぐたばこを吸う人なら、トイレの壁に『禁煙』の貼り紙をしておくのもいいだろう」(たかの呼吸器科内科クリニックの高野氏)。
また、喫煙と結びついている生活パターンを変えることも有効だ。「多くの喫煙者は、だいたい毎日同じような時間に同じ行動をした後に喫煙している」(高野氏)。そのため、実際の生活の中で再喫煙しやすいシチュエーションをピックアップし、避けるために事前に実行できそうな対処法を一緒に考える。
例えば、飲み会で吸いたくなるなら、自信がつくまで家で飲んでもらったり、禁煙を宣言して周りの協力を得ながら宴会に参加する。コーヒーとたばこをセットにして一服していた人なら、コーヒーをやめてお茶や紅茶に変えるといったやり方が効果的だ。このほかでは、パチンコ屋や居酒屋など、たばことセットになりがちな場所にはしばらく近づかない、駅から自宅までの行き来にたばこの自販機などがあるルートを通らないといった対策もあり得るだろう。
特集●明日からできる禁煙指導 Vol.3
こうやれば禁煙治療を継続させられる
副作用と離脱症状の見通しを伝える
末田聡美=日経メディカル
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t117/201011/517397.html
禁煙補助薬を使った治療を始める際に重要なのは、自己中断を防ぐため、あらかじめ先の見通しを教えておくことだ。「Vol.2 禁煙成功率を上げる問診・指導のコツ」で紹介した生活環境の改善法に加えて、特に離脱症状と禁煙補助薬の副作用についてはしっかりアドバイスしたい。
たばこからの離脱症状の典型例は、イライラや集中力の低下。これらは禁煙補助薬を使えば軽減されるが、それでも必ず出現する。「症状のピークは通常3~4日目で、続いてもせいぜい1週間」(たかの呼吸器科内科クリニック院長の高野義久氏)。そのことを事前に伝えておけば、患者は心の準備もできるし安心するだろう。
現在、保険診療で使える禁煙補助薬は、ニコチン製剤のニコチンパッチと経口禁煙補助薬であるバレニクリンの2つだ(表1)。
表1 ニコチンパッチとバレニクリンの特徴と副作用
バレニクリンの副作用については、とりわけ吐き気への対策が重要になる。「特に女性では吐き気が強く出る人が多い」(石川県立中央病院呼吸器内科診療部長の西耕一氏)。バレニクリンは1日2回1mg錠を服用するが、副作用が強いケースでは減量を検討する。西氏は、1mg錠を2つに割って1回当たりの服用量を0.5mgに減らし、1日2回飲むように勧めている。
一方、ニコチンパッチは、皮膚のかぶれが問題になるケースが少なくない。その場合、貼る場所の変更や減量で対応するとよい。中央内科クリニック副院長の村松弘康氏は、「シートを半分残すようにして切り、皮膚にくっつく部分が半分になるようにして使用したり、夜寝る前にははがすように勧めている」という。また、ステロイド軟膏を処方することもある。
このほか、女性で多い訴えが体重の増加。「喫煙していると栄養吸収が悪くなるため、禁煙を機に体重増加が起こりやすい。事前に、『たばこをやめると通常2~3kgは増えますよ』と伝えておくとよい」(村松氏)。
再喫煙しても来院しやすい雰囲気を
保険診療の禁煙治療では、12週間で5回受診してもらわねばならないが、実際には、最後まで受診する率は決して高くない。厚生労働省の「ニコチン依存症管理料算定保険医療機関における禁煙成功率の実態調査」によれば、5回の診療を完了した患者の比率は約35%だ。また、外来受診を途中でドロップアウトした人の再喫煙率は非常に高いといわれており、最終受診日まで継続して来てもらうことも禁煙成功の大きな鍵となる。
たかの呼吸器科内科クリニックの高野氏は、診察時には禁煙が続いていることをねぎらい、ほめるようにしている。そして診察後に毎回、次回の受診までに生活で注意すべき点を書いて渡している(図1)。無事禁煙に成功した際には、最終診察日に患者に「卒煙認定証」を渡している。
また、石川県立中央病院呼吸器内科診療部長の西氏は、「再喫煙してしまうと、後ろめたくなって来なくなる人もいるが、失敗しても必ず来るよう念を押している」と話す。「1回でやめらればそれに越したことはないが、なかなかそうはいかないのが現実。失敗を必要以上に責めるような姿勢は慎み、何度も禁煙に挑戦してもらえるような気持ちを患者に持ってもらうことが大切」と話す。実際、複数回のチャレンジで成功するケースは少なくない(下記の症例を参照)。
「医師が怒ったり説教くさくなると嫌な印象を与え、場合によっては禁煙する気が失せてしまう患者もいる。失敗した患者には、『次回禁煙したくなったらまたここに来よう』と思ってもらえるような雰囲気づくりを意識している」(西氏)という。
禁煙が成功しても、1年後にはかなりの確率で喫煙者に戻ってしまうのも禁煙治療の難しさだ。「うまくいってしばらくすると、『1本くらいなら』と気持ちが緩みやすい。そこで1本吸ってしまえば、すぐ元のニコチン依存に戻ってしまう」と高野氏。
かかりつけの患者であれば、その後の受診の機会にさりげなくフォローすることも可能だが、問題は、禁煙治療以外では付き合いのない“一見”の患者だ。そうした場合は、医師会活動でそうした患者のかかりつけ医と会った際などに、(1)禁煙の継続状況を確認し禁煙が続いている場合には患者をほめる、(2)1本でも吸えばすぐに元通りになることを患者に訴える、(3)禁煙の意義について折りに触れ説明する、(4)禁煙の効果について患者自身の口から語ってもらう―といったことを、可能な範囲でやってもらえるようにお願いするとよいだろう。
3回目のチャレンジで禁煙に成功した症例
60歳代 女性
喫煙歴:10~12本/日(喫煙開始年齢:38歳)
TDS(タバコ依存症スクリーニングテスト)9点
呼気一酸化炭素:9ppm
現病歴:過去2回禁煙に取り組み、最長で2カ月禁煙したが仕事のストレスで再喫煙。最近汚い痰が出るようになり、医師にからたばこによる慢性気管支炎と診断された。そのため再び禁煙に挑戦しようと思い、石川県立中央病院の禁煙外来を受診。喫煙のきっかけ:家事と仕事の忙しさでストレスを感じている時期に、喫煙者の夫と一緒に自分もたばこを吸うようになり、喫煙習慣が身に付いた。
禁煙歴:糖尿病があるため、医師から強く禁煙を勧められていた。最初はニコチンガムで禁煙に挑戦したが、効果が弱く喫煙欲求を十分抑えられなかった。その後、ニコチンパッチを使用。ガムより効果があったものの、皮膚の接触皮膚炎がひどく継続使用できなかった。そのため、結果的に禁煙に失敗。治療経過:喫煙のタイミングとしては、食後や事務仕事の合間が多いとのこと。そこで、たばこが吸いたくなったら深呼吸したりお茶を飲む、あるいは席から離れて体操や散歩するといった対策をアドバイス。
また、以前ニコチン製剤で禁煙に失敗したため、治療にはバレニクリンを使用。治療開始第1週は、食後やいらいらした時などにたばこがどうしても吸いたくなり、2日に1本のペースで喫煙。だが、バレニクリンの効果により喫煙の満足感が得られなかった。タバコを吸っても仕方がないとの気持ちが高まり、第2週から完全に禁煙できるようになった。
その後、バレンクリンの副作用として胸やけや胃もたれが生じたため、2mg/日から1mg/日に減量。さらに、体重の増加を認めたため、たばこが吸いたくなったときはなるべく歩くこととした。第12週の禁煙治療終了時には、いらいらしても周りでたばこを吸われても気にならない状況になった。
患者が自力で禁煙を目指す場合
患者が保険診療を使わず自力で禁煙する場合には、薬局で販売されているOTCのニコチンパッチやガムを使用するか、何も使わないで行うことになる。中央内科クリニック副院長の村松弘康氏は、自力禁煙を目指す患者には、禁断症状を少しでも和らげるためにやはりニコチン製剤を使うことを勧めている。ガムとパッチは同じニコチン製剤だが、それぞれ特徴がある(表2)。大きな違いは、吸収の仕方だ。
表2 ニコチンガムとニコチンパッチの比較(提供:村松氏)
たばこを吸うと、ニコチンの血中濃度は速やかに上がって速やかに下がる。「このスパイク型の血中濃度の変化が依存を作りやすい」と村松氏。「ガムはスパイク型の波をつくるので、依存から離脱できない可能性もある。一方、パッチは血中濃度の変動が少ないため依存ができにくい」という。
また、たかの呼吸器科内科クリニックの高野氏は、「期日を決めて一気に禁煙を実行する、一定の禁断症状を覚悟するといった成功のポイントは、保険診療の場合と同じ。こららの留意点を、きちんと説明するとよい」とアドバイスする。
なお、禁煙パイポや電子タバコなど、たばこの代わりに市販の禁煙グッズについて専門医らは、「タバコを連想させるようなものはやめた方がよい。くわえる癖がいつまでも抜けず、結局禁煙にはつながりにくい」と否定的なスタンス。村松氏は、「飴やガム、飲み物など、喫煙とは別の動作を伴うものに代えた方がよい」と言う。また、電子たばこについては、人体に有害な化学物質が検出されたと米国食品医薬品局が発表している。
2010年11月23日 Posted by tonton at 20:00 │Comments(0) │禁煙
●増税から1ヶ月、喫煙する人は勝ち組or負け組?
増税から早1ヵ月…それでも喫煙する人は勝ち組or負け組?
【YAHOO!ニュース】オリコン 11月12日(金)10時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101110-00000030-oric-ent
10月1日に大幅な値上げが実施されたタバコ。これを機に禁煙を決意した人も多く、一部医療機関の禁煙外来では禁煙補助薬が品薄状態に。しかし“値上げ禁煙、1か月で断念”という報道もあり、完全な禁煙成功はかなり難しいようだ。そこでORICON STYLEでも喫煙に関する意識調査を実施。喫煙者・非喫煙者双方に「増税から1か月、それでも喫煙を続行する人は勝ち組or負け組?」と尋ねたとこころ【勝ち組】36.1%、【負け組】が63.9%で6割強を占めた。理由には「『やめなきゃ…』『やめたいなぁ…』と言いながら、やめられない人がほとんど」(大阪府/30代/女性)と、禁煙したいと口にしながら喫煙所に向かうその後ろ姿を見て“負け”と捉える人が多いようだ。
同アンケートを喫煙者と非喫煙者別にみると、非喫煙者側からは【勝ち組】(32.0%)に対して【負け組】(68.0%)と7割近くが喫煙を続ける人を “負け”と認識。「いっぱい税金を払わされているから」(福岡県/20代/女性)と、より高い税金を払ってまでどうして? また「百害あって一利無し」(福岡県/20代/女性)と、体に悪いのにどうして? 「俺はやめたから」(大阪府/40代/男性)など、とにかく“どうして、そこまで吸いたいの?”という疑問符が投げつけられた。
一方、喫煙者側からは【勝ち組】(57.6%)、【負け組】(42.4%)とやや勝ち組が上回るも、負け組と答える人も4割超え。「ニコチンの奴隷だから」(東京都/40代/男性)、「経済負担もあるし、体には良くないし、他人にも受動喫煙で迷惑かけているのは承知だが、止められない」(大阪府/30代 /男性)と、大幅値上げで悲鳴を上げる懐事情、周囲への迷惑も自覚しつつ、それでも辞められない
自分に嘆き節が寄せられている。
そして喫煙を続ける人を【勝ち組】と答えた非喫煙者たちのコメントには「値上がりしてもタバコを吸い続けられるのは、経済的に余裕があるからだ」(宮城県/20代/女性)と、嗜好品に小遣いを使える金銭面での余裕を挙げる人がちらほら。同様に喫煙者側からも「高額納税者の仲間入り」(東京都/40代/男性)という声が挙がっている。そこには、長引く不況が叫ばれる昨今、値上がりするタバコを買い続け、禁煙ブーム真っただ中にあってどんどん肩身が狭くなるなど、逆風に立ち向かいながら喫煙を続ける自分を“負け組とは言いたくない”という捨て鉢の想いも汲みとれる。
平成10年、15年、18年、そして今年と4度にわたる増税で、日本の禁煙ブームもいよいよ本格化。一昔前では考えられなかったオフィスやレストランでの全面禁煙も当たり前となり、今後もさらに禁煙場所が街の至る所で増加していくことは必至。喫煙に関して“勝ち負け”の目線で語るのはナンセンスかもしれない。しかし、次の増税が実施される前に健康面、金銭面、マナー面など様々な角度から
もう一度喫煙について見直してみる良いきっかけになることを切に願う。
【調査概要】
調査時期:2010年10月8日(金)~10月13日(水)
調査対象:合計900名(※有職者に限る/自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員20代、30代、40代の男女各150名)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
【YAHOO!ニュース】オリコン 11月12日(金)10時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101110-00000030-oric-ent
10月1日に大幅な値上げが実施されたタバコ。これを機に禁煙を決意した人も多く、一部医療機関の禁煙外来では禁煙補助薬が品薄状態に。しかし“値上げ禁煙、1か月で断念”という報道もあり、完全な禁煙成功はかなり難しいようだ。そこでORICON STYLEでも喫煙に関する意識調査を実施。喫煙者・非喫煙者双方に「増税から1か月、それでも喫煙を続行する人は勝ち組or負け組?」と尋ねたとこころ【勝ち組】36.1%、【負け組】が63.9%で6割強を占めた。理由には「『やめなきゃ…』『やめたいなぁ…』と言いながら、やめられない人がほとんど」(大阪府/30代/女性)と、禁煙したいと口にしながら喫煙所に向かうその後ろ姿を見て“負け”と捉える人が多いようだ。
同アンケートを喫煙者と非喫煙者別にみると、非喫煙者側からは【勝ち組】(32.0%)に対して【負け組】(68.0%)と7割近くが喫煙を続ける人を “負け”と認識。「いっぱい税金を払わされているから」(福岡県/20代/女性)と、より高い税金を払ってまでどうして? また「百害あって一利無し」(福岡県/20代/女性)と、体に悪いのにどうして? 「俺はやめたから」(大阪府/40代/男性)など、とにかく“どうして、そこまで吸いたいの?”という疑問符が投げつけられた。
一方、喫煙者側からは【勝ち組】(57.6%)、【負け組】(42.4%)とやや勝ち組が上回るも、負け組と答える人も4割超え。「ニコチンの奴隷だから」(東京都/40代/男性)、「経済負担もあるし、体には良くないし、他人にも受動喫煙で迷惑かけているのは承知だが、止められない」(大阪府/30代 /男性)と、大幅値上げで悲鳴を上げる懐事情、周囲への迷惑も自覚しつつ、それでも辞められない
自分に嘆き節が寄せられている。
そして喫煙を続ける人を【勝ち組】と答えた非喫煙者たちのコメントには「値上がりしてもタバコを吸い続けられるのは、経済的に余裕があるからだ」(宮城県/20代/女性)と、嗜好品に小遣いを使える金銭面での余裕を挙げる人がちらほら。同様に喫煙者側からも「高額納税者の仲間入り」(東京都/40代/男性)という声が挙がっている。そこには、長引く不況が叫ばれる昨今、値上がりするタバコを買い続け、禁煙ブーム真っただ中にあってどんどん肩身が狭くなるなど、逆風に立ち向かいながら喫煙を続ける自分を“負け組とは言いたくない”という捨て鉢の想いも汲みとれる。
平成10年、15年、18年、そして今年と4度にわたる増税で、日本の禁煙ブームもいよいよ本格化。一昔前では考えられなかったオフィスやレストランでの全面禁煙も当たり前となり、今後もさらに禁煙場所が街の至る所で増加していくことは必至。喫煙に関して“勝ち負け”の目線で語るのはナンセンスかもしれない。しかし、次の増税が実施される前に健康面、金銭面、マナー面など様々な角度から
もう一度喫煙について見直してみる良いきっかけになることを切に願う。
【調査概要】
調査時期:2010年10月8日(金)~10月13日(水)
調査対象:合計900名(※有職者に限る/自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員20代、30代、40代の男女各150名)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
2010年11月23日 Posted by tonton at 19:22 │Comments(0) │禁煙
●『ニコチン・アンインストール・バイブル』ブログを書籍化
意識改革で禁煙を 足利の六本木さんがブログを書籍化/栃木
【下野新聞】
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/south/ashikaga/news/20101111/413837
【足利】薬に頼らず禁煙に成功した体験をブログで公開している福富町の六本木辰也さん(43)が、ブログの内容をまとめて書籍化した。書名は「ニコチン・アンインストール・バイブル」。10月の大幅値上げをきっかけに禁煙志願者が増えたこともあり、たばこへの依存を意識改革するユニークな禁煙法が反響を呼んでいる。
1日40本を15年間吸っていた六本木さんは昨年11月、きっぱり禁煙した。「たばこに執着するなんてストーカーみたい」と女友達に言われたことがきっかけだったという。
「自尊心が傷付くと同時に『うまいことを言う』と感心し、たばこと別れる決心をしたんです」と六本木さん。
意識を変えることで禁煙できることに気付き、翌12月に北風小憎夫の名でブログ「ニコチン・アンインストール・マニュアル」を開設。たばこを恋人に擬人化したり、「やめんず・すも~か~(たばこはやめないと意固地になっている喫煙者)」などの言葉を生み出したり、独特の発想が若者を中心に受けた。六本木さんは「たばこはやめられないという思い込みを排除するために、さまざまなイメージを提示してきた」と説明する。
たばこ値上げにより、ブログの閲覧者も急増した。ブログは無料で読めるが内容が膨大なため、整理して書籍化することにした。
医学的知識のない六本木さんが体験を基に編集した本の反響は大きく、青森や沖縄県では禁煙指導に取り入れる医師も現れた。「発想の転換で禁煙する方法がユニークと思われたようです」と六本木さん。ブログにはこれまで100人以上から禁煙成功の報告があり、「ニコアン修了証」を付けて各自の体験談を紹介している。
同書はブログで購入できる。電子書籍、冊子版共に500円。ブログは「ニコアン」で検索できる。
【下野新聞】
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/south/ashikaga/news/20101111/413837
【足利】薬に頼らず禁煙に成功した体験をブログで公開している福富町の六本木辰也さん(43)が、ブログの内容をまとめて書籍化した。書名は「ニコチン・アンインストール・バイブル」。10月の大幅値上げをきっかけに禁煙志願者が増えたこともあり、たばこへの依存を意識改革するユニークな禁煙法が反響を呼んでいる。
1日40本を15年間吸っていた六本木さんは昨年11月、きっぱり禁煙した。「たばこに執着するなんてストーカーみたい」と女友達に言われたことがきっかけだったという。
「自尊心が傷付くと同時に『うまいことを言う』と感心し、たばこと別れる決心をしたんです」と六本木さん。
意識を変えることで禁煙できることに気付き、翌12月に北風小憎夫の名でブログ「ニコチン・アンインストール・マニュアル」を開設。たばこを恋人に擬人化したり、「やめんず・すも~か~(たばこはやめないと意固地になっている喫煙者)」などの言葉を生み出したり、独特の発想が若者を中心に受けた。六本木さんは「たばこはやめられないという思い込みを排除するために、さまざまなイメージを提示してきた」と説明する。
たばこ値上げにより、ブログの閲覧者も急増した。ブログは無料で読めるが内容が膨大なため、整理して書籍化することにした。
医学的知識のない六本木さんが体験を基に編集した本の反響は大きく、青森や沖縄県では禁煙指導に取り入れる医師も現れた。「発想の転換で禁煙する方法がユニークと思われたようです」と六本木さん。ブログにはこれまで100人以上から禁煙成功の報告があり、「ニコアン修了証」を付けて各自の体験談を紹介している。
同書はブログで購入できる。電子書籍、冊子版共に500円。ブログは「ニコアン」で検索できる。
2010年11月17日 Posted by tonton at 10:55 │Comments(3) │禁煙
●舘ひろし塾長も感動 「かながわ卒煙塾」成功72人に
禁煙成功は2人に1人 舘さん塾長「かながわ卒煙塾」
【産経ニュース】
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/101029/kng1010292207001-n1.htm
たばこをやめたい人の禁煙を支援する神奈川県のプロジェクト「かながわ卒煙塾」で、禁煙に挑戦した159人のうち72人が成功した。卒煙者が2人に1人にとどまる結果に、松沢成文知事は「卒煙できなかった人が半分いる。再チャレンジを促すことが重要だ」とし、卒煙塾を来年も継続する意向を示した。卒煙式は30日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開かれる。
塾長には、たばこの似合う俳優として知られ、今年、卒煙に成功した舘ひろしさんが就任。5月から(1)動機付けや情報提供を行うチャレンジ講座(2)卒煙宣言書の提出(3)辛い時期に励ますフォローアップ講座-の流れで実施された。
チャレンジ講座受講者のうち卒煙宣言書を提出したのは159人。医療機関の禁煙外来を受診したり、市販の禁煙補助剤を利用するなどの方法で禁煙に臨んだが、約2割は何も利用せずに挑戦した。
松沢知事は「たばこをやめるのは大変、難しい。根性で我慢するだけではなく、飲み薬やパッチなど卒煙のためのツールが開発されているので、より多くの人が卒煙に成功できるよう検討し、来年につなげたい」と述べた。
【写真】かながわ卒煙塾の塾長に任命され松沢成文知事(左)と握手する俳優の舘ひろしさん=5月11日
禁煙に成功「卒煙」祝う式典/神奈川
【NHKニュース】
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101031/t10014940081000.html
たばこが値上げされ禁煙への関心が高まるなか、横浜市で、禁煙に取り組んだ人たちのたばこからの卒業を祝う式典が開かれました。神奈川県は、たばこをやめたいけれどやめられないといった人たちに、より効果的な禁煙の方法を指導しようと今年5月に「卒煙塾」を開講しました。塾では150人以上が禁煙を宣言して、5か月間禁煙に取り組みました。30日は、横浜市の国際会議場でたばこからの卒業を祝う式典が開かれました。県によりますと、禁煙できたのはおよそ半数の70人余りだということです。塾長を務めた俳優の舘ひろしさんが「私も気合と根性で何度も禁煙を試み、結局、お医者さんと薬の力で禁煙できました。今回成功されなかった方も、何度でもチャレンジしてください」と励ましました。続いて塾生の代表3人が舘さんから「卒煙証」を受け取り、たばこを吸いたい気持ちを編み物をして紛らわせたことなど、禁煙の苦労やくふうを披露しました。禁煙に成功した50代の男性は「吸いたくなると水を飲んだり、ガムを食べたりして我慢しました」と話していました。また、70代の男性は「今でもまだ吸いたくなりますが、みんなに禁煙を宣言したので吸うわけにはいかない」と話していました。神奈川県は来年も卒煙塾を開いて禁煙を支援していくことにしています。
「胸が熱くなる思い」舘さん、72人に卒煙証
【YAHOO!ニュース】読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101030-00000679-yom-soci
禁煙に挑戦する人を応援する「かながわ卒煙塾」の卒煙式が30日、横浜市で開かれ、塾長を務める俳優の舘ひろしさん(60)が卒煙証を手渡した。
「卒煙宣言」した159人中、72人が禁煙に成功した。この日、塾の用意した記念品がタオル1本と聞いた舘さんが、「あまりに色気ない」と、工夫して取り組んだ3人に私費で金一封を贈った。
自身もヘビースモーカーだった舘さんは、「胸が熱くなる思いだ」と講評。「吸いたくなったら深呼吸が一番」とアドバイスしていた。
【写真】舘ひろし塾長から卒煙証を受け取る卒煙者
舘ひろし塾長も感動 「かながわ卒煙塾」成功72人に
【YAHOO!ニュース】産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101031-00000535-san-l14
禁煙をサポートする神奈川県のプロジェクト「かながわ卒煙塾」で喫煙を“卒業”した人の卒煙式が30日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開かれた。塾長を務めた俳優の舘ひろしさん(60)も出席し、受講生と喜びを分かち合った。
卒煙式には受講生55人が参加し、禁煙に成功した受講生には「卒煙証」が授与された。舘さんは「たばこをやめた方のうれしそうな表情をみて、胸が熱くなった」などと笑みを見せた。4月にいち早く禁煙に成功した立場から、「吸いたくなったら深呼吸するといい」とのアドバイスも忘れなかった。
卒煙塾は5月末から県内5カ所で講座を開講。参加者のうち159人が卒煙を宣言し、72人が禁煙に成功した。
半世紀にわたる喫煙歴があり、今回禁煙に成功した横浜市都筑区の自営業、山本国夫さん(71)は「周りに『やめる』と宣言したことで、誘惑に負けなかった」と喜んだ。
【写真】卒煙者と握手する塾長の舘ひろしさん=30日午後、横浜市西区(写真:産経新聞)
横浜で禁煙成功者が「卒煙式」 塾長舘ひろしさんが祝福
【47NEWS】
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010103001000579.html
たばこをやめたい人を支援する神奈川県の「かながわ卒煙塾」の卒煙式が30日、横浜市内であり、塾長の俳優舘ひろしさんが禁煙に成功した人たちに卒煙証を授与した。舘さんは、失敗した人にも「何度でもチャレンジして」と呼び掛けた。
塾は県などが企画して5月に開講。塾生はたばこの健康被害や禁煙外来の利用方法について無料講座で医師らの指導を受け、7月までに159人が卒煙宣言。このうち、これまで禁煙をやり通した72人が、晴れて卒煙を認められた。
式には卒煙の42人が出席。“たばこの似合う俳優”を卒業した舘さんはあいさつで「時代劇で立ち回りを演じても息切れしにくくなった」とにっこり。「吸いたくなったら深呼吸するといい」と禁煙のコツを披露した。
横浜市の小笠原昭さん(80)は「60年吸ってきたが、やめてからは体も軽く、家族も優しくなった」と笑顔を見せた。
【写真】「かながわ卒煙塾」の卒煙式で成功者を祝福する塾長の俳優、舘ひろしさん(左)=30日午後、横浜市
かながわ卒煙塾:宣言達成し「卒煙式」 塾長・舘さん「たばこはよくない」 /神奈川
【YAHOO!ニュース】毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101031-00000093-mailo-l14
県などが喫煙者のたばこ離れを支援する「かながわ卒煙塾」で、禁煙の達成を表彰する「卒煙式」が30日、横浜市西区のパシフィコ横浜で行われ、受講者ら90人が出席した。塾長を務める俳優の舘ひろしさん(60)からじきじきに努力をたたえられた受講者は、今後の禁煙続行を誓った。
舘さんはジョークを交えて会場を和ませ、禁煙治療が成功した体験を振り返り「たばこはよくないと痛切に感じた」と改めて力説した。
卒煙塾では159人が卒煙を宣言し、72人(約45・3%)が禁煙に成功した。このうち式には42人が出席し、代表して秦野市の会社員の飯島延幸さん(34)ら男女3人に舘さんから「卒煙証」が授与され、舘さんのポケットマネーから各3万円が贈られた。妻に励まされながら禁煙したという飯島さんは「息切れしにくくなった」と喜びを語った。
受動喫煙の防止に加え禁煙支援にも力を入れる松沢成文知事は「大波小波の嵐を乗り切って、そろそろ地平線が待っている。ぜひとも継続して頑張っていただきたい」と激励した。禁煙を達成できなかった人にも「卒煙チャレンジ賞」が、禁煙を後押しした人に「卒煙アシスト賞」がそれぞれ贈られる。県などは来年度も卒煙塾を開講する方針だ。【木村健二、写真も】
卒煙式「胸が熱くなる」舘ひろしさんも喜ぶ
【asahi.com】
http://mytown.asahi.com/areanews/kanagawa/TKY201010300376.html
たばこをやめたい人を応援しようと今年始まった「かながわ卒煙塾」の「卒煙式」が30日、横浜市西区のパシフィコ横浜であり、42人の卒煙成功者とその家族、卒煙挑戦中の人など計90人が集まった。塾長で俳優の舘ひろしさんや松沢成文知事も駆けつけ、塾生の卒煙成功を喜んだ。
横浜市立大医学部の水嶋春朔(しゅんさく)教授が喫煙とがんの関係を改めて講演した後、舘さんが卒煙成功者の代表3人に「卒煙証」を手渡して、ねぎらいの言葉をかけた。舘さんはポケットマネーで3人に金一封を渡すサプライズ演出も。卒煙者たちを見て、「たばこをやめたことを本当にうれしそうに話していて胸が熱くなる思い」と語った。
卒煙塾は、県が出資する「かながわ健康財団」の主催で、医療関係者から卒煙の方法などを無料で学べる事業として5月末にスタートした。これまでに159人が卒煙宣言をし、うち72人が卒煙に成功した。来年以降も塾は継続する見込み。
【写真】卒煙成功者に卒煙証を手渡す舘ひろしさん=横浜市西区みなとみらい
舘ひろしさんも祝福…かながわ卒煙塾で卒煙式/神奈川
【YAHOO!ニュース】カナロコ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101031-00000010-kana-l14
たばこをやめたい人を応援するために本年度開講された「かながわ卒煙塾」の卒煙式が30日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開かれた。卒煙成功者ら55人が出席、俳優で同塾長の舘ひろしさんから卒業証書ならぬ「卒煙証」が授与された。
ヘビースモーカーから一転して禁煙に成功した舘さんは「時代劇の立ち回りでも前より息切れしなくなった」と効果を説明。「卒煙には深呼吸がおすすめ。挑戦中の人は何度もチャレンジして」とエールを送った。卒煙成功者の代表3人に卒煙証や記念品のほか、急きょ舘さんからのサプライズで金一封が贈られた。
このほか、現在も卒煙に挑戦中の参加者14人には「チャレンジ賞」、卒煙成功者の家族ら9人には「アシスト賞」が贈られた。
卒煙に成功した秦野市戸川の会社員飯島延幸さん(34)は「妻のサポートのおかげ。吸わない日が続くと喜んでくれたのが励みになった」と晴れ晴れとした様子。妻・みゆきさん(32)も「ご飯が前よりおいしくなったと言ってくれてうれしい」と話した。
卒煙塾は県などが出資する「かながわ健康財団」の主催。県内5カ所で開かれたチャレンジ講座には計247人が受講。159人が卒煙宣言し、約45%にあたる72人が卒煙に成功した。
県によると、卒煙塾は来年度も継続するという。
【写真】卒煙成功者に卒煙証を授与する塾長の舘さん(左)
【産経ニュース】
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/101029/kng1010292207001-n1.htm
たばこをやめたい人の禁煙を支援する神奈川県のプロジェクト「かながわ卒煙塾」で、禁煙に挑戦した159人のうち72人が成功した。卒煙者が2人に1人にとどまる結果に、松沢成文知事は「卒煙できなかった人が半分いる。再チャレンジを促すことが重要だ」とし、卒煙塾を来年も継続する意向を示した。卒煙式は30日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開かれる。
塾長には、たばこの似合う俳優として知られ、今年、卒煙に成功した舘ひろしさんが就任。5月から(1)動機付けや情報提供を行うチャレンジ講座(2)卒煙宣言書の提出(3)辛い時期に励ますフォローアップ講座-の流れで実施された。
チャレンジ講座受講者のうち卒煙宣言書を提出したのは159人。医療機関の禁煙外来を受診したり、市販の禁煙補助剤を利用するなどの方法で禁煙に臨んだが、約2割は何も利用せずに挑戦した。
松沢知事は「たばこをやめるのは大変、難しい。根性で我慢するだけではなく、飲み薬やパッチなど卒煙のためのツールが開発されているので、より多くの人が卒煙に成功できるよう検討し、来年につなげたい」と述べた。
【写真】かながわ卒煙塾の塾長に任命され松沢成文知事(左)と握手する俳優の舘ひろしさん=5月11日
禁煙に成功「卒煙」祝う式典/神奈川
【NHKニュース】
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101031/t10014940081000.html
たばこが値上げされ禁煙への関心が高まるなか、横浜市で、禁煙に取り組んだ人たちのたばこからの卒業を祝う式典が開かれました。神奈川県は、たばこをやめたいけれどやめられないといった人たちに、より効果的な禁煙の方法を指導しようと今年5月に「卒煙塾」を開講しました。塾では150人以上が禁煙を宣言して、5か月間禁煙に取り組みました。30日は、横浜市の国際会議場でたばこからの卒業を祝う式典が開かれました。県によりますと、禁煙できたのはおよそ半数の70人余りだということです。塾長を務めた俳優の舘ひろしさんが「私も気合と根性で何度も禁煙を試み、結局、お医者さんと薬の力で禁煙できました。今回成功されなかった方も、何度でもチャレンジしてください」と励ましました。続いて塾生の代表3人が舘さんから「卒煙証」を受け取り、たばこを吸いたい気持ちを編み物をして紛らわせたことなど、禁煙の苦労やくふうを披露しました。禁煙に成功した50代の男性は「吸いたくなると水を飲んだり、ガムを食べたりして我慢しました」と話していました。また、70代の男性は「今でもまだ吸いたくなりますが、みんなに禁煙を宣言したので吸うわけにはいかない」と話していました。神奈川県は来年も卒煙塾を開いて禁煙を支援していくことにしています。
「胸が熱くなる思い」舘さん、72人に卒煙証
【YAHOO!ニュース】読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101030-00000679-yom-soci
禁煙に挑戦する人を応援する「かながわ卒煙塾」の卒煙式が30日、横浜市で開かれ、塾長を務める俳優の舘ひろしさん(60)が卒煙証を手渡した。
「卒煙宣言」した159人中、72人が禁煙に成功した。この日、塾の用意した記念品がタオル1本と聞いた舘さんが、「あまりに色気ない」と、工夫して取り組んだ3人に私費で金一封を贈った。
自身もヘビースモーカーだった舘さんは、「胸が熱くなる思いだ」と講評。「吸いたくなったら深呼吸が一番」とアドバイスしていた。
【写真】舘ひろし塾長から卒煙証を受け取る卒煙者
舘ひろし塾長も感動 「かながわ卒煙塾」成功72人に
【YAHOO!ニュース】産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101031-00000535-san-l14
禁煙をサポートする神奈川県のプロジェクト「かながわ卒煙塾」で喫煙を“卒業”した人の卒煙式が30日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開かれた。塾長を務めた俳優の舘ひろしさん(60)も出席し、受講生と喜びを分かち合った。
卒煙式には受講生55人が参加し、禁煙に成功した受講生には「卒煙証」が授与された。舘さんは「たばこをやめた方のうれしそうな表情をみて、胸が熱くなった」などと笑みを見せた。4月にいち早く禁煙に成功した立場から、「吸いたくなったら深呼吸するといい」とのアドバイスも忘れなかった。
卒煙塾は5月末から県内5カ所で講座を開講。参加者のうち159人が卒煙を宣言し、72人が禁煙に成功した。
半世紀にわたる喫煙歴があり、今回禁煙に成功した横浜市都筑区の自営業、山本国夫さん(71)は「周りに『やめる』と宣言したことで、誘惑に負けなかった」と喜んだ。
【写真】卒煙者と握手する塾長の舘ひろしさん=30日午後、横浜市西区(写真:産経新聞)
横浜で禁煙成功者が「卒煙式」 塾長舘ひろしさんが祝福
【47NEWS】
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010103001000579.html
たばこをやめたい人を支援する神奈川県の「かながわ卒煙塾」の卒煙式が30日、横浜市内であり、塾長の俳優舘ひろしさんが禁煙に成功した人たちに卒煙証を授与した。舘さんは、失敗した人にも「何度でもチャレンジして」と呼び掛けた。
塾は県などが企画して5月に開講。塾生はたばこの健康被害や禁煙外来の利用方法について無料講座で医師らの指導を受け、7月までに159人が卒煙宣言。このうち、これまで禁煙をやり通した72人が、晴れて卒煙を認められた。
式には卒煙の42人が出席。“たばこの似合う俳優”を卒業した舘さんはあいさつで「時代劇で立ち回りを演じても息切れしにくくなった」とにっこり。「吸いたくなったら深呼吸するといい」と禁煙のコツを披露した。
横浜市の小笠原昭さん(80)は「60年吸ってきたが、やめてからは体も軽く、家族も優しくなった」と笑顔を見せた。
【写真】「かながわ卒煙塾」の卒煙式で成功者を祝福する塾長の俳優、舘ひろしさん(左)=30日午後、横浜市
かながわ卒煙塾:宣言達成し「卒煙式」 塾長・舘さん「たばこはよくない」 /神奈川
【YAHOO!ニュース】毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101031-00000093-mailo-l14
県などが喫煙者のたばこ離れを支援する「かながわ卒煙塾」で、禁煙の達成を表彰する「卒煙式」が30日、横浜市西区のパシフィコ横浜で行われ、受講者ら90人が出席した。塾長を務める俳優の舘ひろしさん(60)からじきじきに努力をたたえられた受講者は、今後の禁煙続行を誓った。
舘さんはジョークを交えて会場を和ませ、禁煙治療が成功した体験を振り返り「たばこはよくないと痛切に感じた」と改めて力説した。
卒煙塾では159人が卒煙を宣言し、72人(約45・3%)が禁煙に成功した。このうち式には42人が出席し、代表して秦野市の会社員の飯島延幸さん(34)ら男女3人に舘さんから「卒煙証」が授与され、舘さんのポケットマネーから各3万円が贈られた。妻に励まされながら禁煙したという飯島さんは「息切れしにくくなった」と喜びを語った。
受動喫煙の防止に加え禁煙支援にも力を入れる松沢成文知事は「大波小波の嵐を乗り切って、そろそろ地平線が待っている。ぜひとも継続して頑張っていただきたい」と激励した。禁煙を達成できなかった人にも「卒煙チャレンジ賞」が、禁煙を後押しした人に「卒煙アシスト賞」がそれぞれ贈られる。県などは来年度も卒煙塾を開講する方針だ。【木村健二、写真も】
卒煙式「胸が熱くなる」舘ひろしさんも喜ぶ
【asahi.com】
http://mytown.asahi.com/areanews/kanagawa/TKY201010300376.html
たばこをやめたい人を応援しようと今年始まった「かながわ卒煙塾」の「卒煙式」が30日、横浜市西区のパシフィコ横浜であり、42人の卒煙成功者とその家族、卒煙挑戦中の人など計90人が集まった。塾長で俳優の舘ひろしさんや松沢成文知事も駆けつけ、塾生の卒煙成功を喜んだ。
横浜市立大医学部の水嶋春朔(しゅんさく)教授が喫煙とがんの関係を改めて講演した後、舘さんが卒煙成功者の代表3人に「卒煙証」を手渡して、ねぎらいの言葉をかけた。舘さんはポケットマネーで3人に金一封を渡すサプライズ演出も。卒煙者たちを見て、「たばこをやめたことを本当にうれしそうに話していて胸が熱くなる思い」と語った。
卒煙塾は、県が出資する「かながわ健康財団」の主催で、医療関係者から卒煙の方法などを無料で学べる事業として5月末にスタートした。これまでに159人が卒煙宣言をし、うち72人が卒煙に成功した。来年以降も塾は継続する見込み。
【写真】卒煙成功者に卒煙証を手渡す舘ひろしさん=横浜市西区みなとみらい
舘ひろしさんも祝福…かながわ卒煙塾で卒煙式/神奈川
【YAHOO!ニュース】カナロコ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101031-00000010-kana-l14
たばこをやめたい人を応援するために本年度開講された「かながわ卒煙塾」の卒煙式が30日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開かれた。卒煙成功者ら55人が出席、俳優で同塾長の舘ひろしさんから卒業証書ならぬ「卒煙証」が授与された。
ヘビースモーカーから一転して禁煙に成功した舘さんは「時代劇の立ち回りでも前より息切れしなくなった」と効果を説明。「卒煙には深呼吸がおすすめ。挑戦中の人は何度もチャレンジして」とエールを送った。卒煙成功者の代表3人に卒煙証や記念品のほか、急きょ舘さんからのサプライズで金一封が贈られた。
このほか、現在も卒煙に挑戦中の参加者14人には「チャレンジ賞」、卒煙成功者の家族ら9人には「アシスト賞」が贈られた。
卒煙に成功した秦野市戸川の会社員飯島延幸さん(34)は「妻のサポートのおかげ。吸わない日が続くと喜んでくれたのが励みになった」と晴れ晴れとした様子。妻・みゆきさん(32)も「ご飯が前よりおいしくなったと言ってくれてうれしい」と話した。
卒煙塾は県などが出資する「かながわ健康財団」の主催。県内5カ所で開かれたチャレンジ講座には計247人が受講。159人が卒煙宣言し、約45%にあたる72人が卒煙に成功した。
県によると、卒煙塾は来年度も継続するという。
【写真】卒煙成功者に卒煙証を授与する塾長の舘さん(左)
2010年11月04日 Posted by tonton at 20:54 │Comments(0) │禁煙
●トップツアー、禁煙成功へ宿泊セミナー
トップツアー、禁煙成功へ宿泊セミナー
【Searchina】
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1029&f=business_1029_104.shtml
トップツアーはこのほど、禁煙できずに苦労している人に向けたツアー「BLIC禁煙宿泊セミナー1泊2日」を発売した。10月からのタバコの値上がりや健康志向の高まりなどで禁煙への関心が高まる中、なかなか禁煙できず苦労する人が多いことに着目。講師によるセミナーやカウンセリングなどを泊まりがけで行うことで集中して禁煙に取り組めるようにし、禁煙を達成してもらえるようにした。
ツアーでは、ヘビースモーカーの過去を持ち、禁煙を目指す人の苦労や心理状況を知り尽くした山崎裕介氏が主催する禁煙成功率95.3%の禁煙セミナー「BLIC禁煙セミナー」を集中して受講。止めたいと思っている喫煙について自分が抱えるメリットや不安を整理する「自覚療法(セルフ・ナレッジ・メソッド)」により、禁煙を実行、維持できるように指導する。
「夕食後」「目覚め」「朝食後」など、一般的に喫煙したくなると言われる時間帯にカウンセリングを行ったり、温泉やボーリング場などを備えたホテルに滞在し、「タバコを吸う日常」を想起させない環境づくりを行ったりすることで、禁煙しやすいようにした。
参加者はセミナー後10日間、山崎氏からメールでのカウンセリングを受けられるほか、半年間はメールでのサポートを無料で受けられる。
宿泊先は大磯プリンスホテル。旅行代金は3万4800円から。
(情報提供:観光経済新聞社)
【Searchina】
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1029&f=business_1029_104.shtml
トップツアーはこのほど、禁煙できずに苦労している人に向けたツアー「BLIC禁煙宿泊セミナー1泊2日」を発売した。10月からのタバコの値上がりや健康志向の高まりなどで禁煙への関心が高まる中、なかなか禁煙できず苦労する人が多いことに着目。講師によるセミナーやカウンセリングなどを泊まりがけで行うことで集中して禁煙に取り組めるようにし、禁煙を達成してもらえるようにした。
ツアーでは、ヘビースモーカーの過去を持ち、禁煙を目指す人の苦労や心理状況を知り尽くした山崎裕介氏が主催する禁煙成功率95.3%の禁煙セミナー「BLIC禁煙セミナー」を集中して受講。止めたいと思っている喫煙について自分が抱えるメリットや不安を整理する「自覚療法(セルフ・ナレッジ・メソッド)」により、禁煙を実行、維持できるように指導する。
「夕食後」「目覚め」「朝食後」など、一般的に喫煙したくなると言われる時間帯にカウンセリングを行ったり、温泉やボーリング場などを備えたホテルに滞在し、「タバコを吸う日常」を想起させない環境づくりを行ったりすることで、禁煙しやすいようにした。
参加者はセミナー後10日間、山崎氏からメールでのカウンセリングを受けられるほか、半年間はメールでのサポートを無料で受けられる。
宿泊先は大磯プリンスホテル。旅行代金は3万4800円から。
(情報提供:観光経済新聞社)
2010年11月04日 Posted by tonton at 20:47 │Comments(3) │禁煙
●禁煙を専門家が支援 仙台市や薬剤師会/宮城
禁煙を専門家が支援 仙台市や薬剤師会/宮城
【YAHOO!ニュース】河北新報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000021-khk-l04
たばこの大幅値上げをきっかけに、禁煙に取り組む人が増えている。受動喫煙防止のため、喫煙できる場所が減っていることも「禁煙への挑戦」を後押ししているようだ。いかにして禁煙するかを専門家に聞いた。
<有害物質を測定>
「禁煙に関する相談日を毎月設け、禁煙の手順やニコチン離脱症状(禁断症状)への対処方法を個別に説明しています。一人でがむしゃらに取り組んでも成功率は低いので、興味がある人は相談に来てください」
こう話すのは、仙台市太白区保健福祉センター家庭健康課の担当者。市内の各区ではほぼ同様の取り組みを行っている。
太白区の場合、まずアンケート用紙に喫煙の程度を記入してもらった上で、計測器で呼気中の一酸化炭素濃度を測るなどして、有害物質がどのぐらい肺に取り込まれているかを調べる。
ニコチンへの依存度が高い人には、ニコチンパッチやニコチンガムといった禁煙補助薬の使用や、医療機関が設置する禁煙外来への通院を勧める。依存が軽度の人は区の担当者のアドバイスを受けながら補助薬なしで禁煙に取り組んでもらう。
<軽度なら薬不要>
「禁煙で最もつらいのはスタートして2、3日目。いらいらするなどの離脱症状を強く感じますが、症状は2~3分しか続きません。これを乗り切ればかなり成功度は上がります」と担当者。
アドバイスがほしいときは、その都度メールや電話で受け付ける。補助薬を使わずに禁煙できるのは2~3割という。
宮城県薬剤師会も禁煙指導に力を入れる。薬剤師会が認定する禁煙支援・指導薬剤師の富永由美さん(仙台クローバ薬局)は「ニコチンガムやパッチは処方せんがなくても購入できます。禁煙を支援する薬局もあります」と教えてくれた。
禁煙するためには、まず自己喫煙量を確認した上で、ニコチンガムやパッチを説明書に従いながら使用。徐々に喫煙本数を減らして禁煙する。
県薬剤師会はホームページ上で禁煙支援・指導薬剤師がいる薬局を紹介している。富永さんは「禁煙に挑戦する人はぜひ薬剤師に相談して」と呼び掛ける。
<増える外来利用>
禁煙外来に通う人も増えており、宮城県医師会健康センター(宮城野区)には昨年の2倍の患者が訪れているという。
従来のニコチンパッチに加え、より禁煙成功率が高いとされる飲み薬も2年前に健康保険の対象になった。脳神経細胞のニコチン受容体に作用し、たばこを吸ったような満足感が得られる。受容体に作用しているときにたばこを吸っても満足感が得られないので、禁煙しやすくなるという。
同センター健診管理部長の森益子医師(禁煙外来担当)は「よい薬はありますが、魔法の薬ではありません。何よりも『たばこをやめよう』という気持ちが一番大切」と強調する。コーヒーや酒を飲むことなど、喫煙と結びつく生活習慣を変えるのも禁煙達成に役立つという。
【YAHOO!ニュース】河北新報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000021-khk-l04
たばこの大幅値上げをきっかけに、禁煙に取り組む人が増えている。受動喫煙防止のため、喫煙できる場所が減っていることも「禁煙への挑戦」を後押ししているようだ。いかにして禁煙するかを専門家に聞いた。
<有害物質を測定>
「禁煙に関する相談日を毎月設け、禁煙の手順やニコチン離脱症状(禁断症状)への対処方法を個別に説明しています。一人でがむしゃらに取り組んでも成功率は低いので、興味がある人は相談に来てください」
こう話すのは、仙台市太白区保健福祉センター家庭健康課の担当者。市内の各区ではほぼ同様の取り組みを行っている。
太白区の場合、まずアンケート用紙に喫煙の程度を記入してもらった上で、計測器で呼気中の一酸化炭素濃度を測るなどして、有害物質がどのぐらい肺に取り込まれているかを調べる。
ニコチンへの依存度が高い人には、ニコチンパッチやニコチンガムといった禁煙補助薬の使用や、医療機関が設置する禁煙外来への通院を勧める。依存が軽度の人は区の担当者のアドバイスを受けながら補助薬なしで禁煙に取り組んでもらう。
<軽度なら薬不要>
「禁煙で最もつらいのはスタートして2、3日目。いらいらするなどの離脱症状を強く感じますが、症状は2~3分しか続きません。これを乗り切ればかなり成功度は上がります」と担当者。
アドバイスがほしいときは、その都度メールや電話で受け付ける。補助薬を使わずに禁煙できるのは2~3割という。
宮城県薬剤師会も禁煙指導に力を入れる。薬剤師会が認定する禁煙支援・指導薬剤師の富永由美さん(仙台クローバ薬局)は「ニコチンガムやパッチは処方せんがなくても購入できます。禁煙を支援する薬局もあります」と教えてくれた。
禁煙するためには、まず自己喫煙量を確認した上で、ニコチンガムやパッチを説明書に従いながら使用。徐々に喫煙本数を減らして禁煙する。
県薬剤師会はホームページ上で禁煙支援・指導薬剤師がいる薬局を紹介している。富永さんは「禁煙に挑戦する人はぜひ薬剤師に相談して」と呼び掛ける。
<増える外来利用>
禁煙外来に通う人も増えており、宮城県医師会健康センター(宮城野区)には昨年の2倍の患者が訪れているという。
従来のニコチンパッチに加え、より禁煙成功率が高いとされる飲み薬も2年前に健康保険の対象になった。脳神経細胞のニコチン受容体に作用し、たばこを吸ったような満足感が得られる。受容体に作用しているときにたばこを吸っても満足感が得られないので、禁煙しやすくなるという。
同センター健診管理部長の森益子医師(禁煙外来担当)は「よい薬はありますが、魔法の薬ではありません。何よりも『たばこをやめよう』という気持ちが一番大切」と強調する。コーヒーや酒を飲むことなど、喫煙と結びつく生活習慣を変えるのも禁煙達成に役立つという。
2010年11月04日 Posted by tonton at 20:38 │Comments(0) │禁煙
●禁煙外来に患者殺到
ちば経済:たばこ値上げ1カ月 販売激減、店は悲鳴/禁煙外来「大にぎわい」 /千葉
【YAHOO!ニュース】毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101027-00000093-mailo-l12
たばこが1日に大幅に値上がりしてから4週間。街のたばこ販売店では客足がぱったり止まった。一方、医療機関の禁煙外来は、これを機に卒煙しようとする人たちで込み合う。大打撃を受けたたばこ業界は、あの手この手で巻き返しを図ろうと必死だ。【荻野公一】
◇「今はがまん」--販売店
千葉市中央区で戦後60年たばこを売り続けてきた個人商店。店主の男性(73)は日がな一日、人通りをながめて過ごす。 10月に入ってからの売り上げは「聞くのがヤボだよ」。顔を見るだけでたばこの銘柄が分かった常連客10人が姿を見せなくなった。毎日買いに来ていた人も2~3日に1度しか来ない。紙巻きたばこをやめ、昔吸っていたパイプ用の刻みたばこに戻す人も増えている。吸いたい量を調整でき、安上がりだからだという。
「これじゃボランティアだ」。値上げ後の1週間の売り上げは5万円。従来の1日分にも満たない。値上げ前の9月に段ボール1箱分500個をまとめ買いした客は「また来年の4月ね」と言い残して去った。
唯一の支えは「やめないで」という客の声。コンビニエンスストアで売っていない銘柄を買い求め、店に足を運ぶ客がいるからだ。店主は「買いだめした人の大半は100~200個ほど。11月には戻って来てくれるのでは。待つしかない。がまんだ」と話す。
◇下半期25%減か--JT支店
日本たばこ協会によると、今年度上半期(4~9月)の紙巻きたばこ販売数は、前年同期比10・3%増となり、12年ぶりに増加した。東京税関のまとめでは輸入も急増。東京港で8月、前年同月比2・61倍の61億本が輸入された。駆け込み需要が集中したためだ。
日本たばこ産業(JT)は、10月1日から全商品の価格を60~140円引き上げた。シェアトップの「セブンスター」は1箱300円が440円に。JT千葉支店は、県内の下半期の売れ行きを前年同期比25%減と予測する。「非喫煙者に遠慮なく吸えるよう煙のにおいを落とすなどの品質向上や、パッケージデザインの変更など、できる限りのサービスを提供したい」。喫煙離れを食い止める手立てを考えるほか、街頭での清掃ボランティア活動を継続的に実施し、企業イメージ向上に取り組む。
◇税収の行方注視--地方自治体
たばこの価格には、たばこ税など4種類の税金が含まれる。1箱410円の「マイルドセブン」の場合、税金は約264円(64%)を占める。うち市町村の収入となるたばこ税は92円。千葉市は09年度、60億7000万円を得た。たばこ税が増税されても、販売本数が減ると、かえって税収が少なくなる事態も想定される。熊谷俊人市長は「喫煙率が下がり、喫煙者1人当たりの税負担が増えて、結局はトントンになるのでは」と予測する。一方で、喫煙率の低下は肺がんなどの発症数を減らし、長い目で見れば自治体の医療費支出が減り、財政健全化に効果があるとの指摘もある
◇治療薬足りない--医療機関
千葉市稲毛区の「ぴあーすクリニック」は03年の開業と同時に禁煙外来を始めた。06年に保険適用となったが、今年8月までの受診者は月3~4人程度。しかし、値上げが迫った9月中旬から「たばこをやめたい」と来院する人が急増し、10月に入ってから既に25人が受診した。ピアス洋子院長は「禁煙治療薬が足りないので新規患者を受け入れられない状態」と話す。
患者に話を聴くと、「以前からやめたい気持ちはあった。値上げを機に踏ん切りが付いた」という人が多いという。
禁煙外来に予約殺到 岡山県内 補助薬不足で受け入れ見合わせも
【山陽新聞】
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010102713250396/
たばこ増税(1日)に伴う大幅値上げからもうすぐ1カ月。岡山県内でも禁煙気運が高まり、病院や診療所の「禁煙外来」に予約が殺到している。医療機関では治療に使う禁煙補助薬の不足が目立ち始め、新規患者の受け入れを見合わせるケースも出ている。
禁煙外来の患者は薬で離脱症状を和らげながら禁煙に挑戦。医療機関によると、おおむね3カ月で6~7割が成功するという。岡山第一病院(岡山市中区高屋)で治療中の近藤弘記さん(65)=同四御神=は「日に20本も吸っていたのに、今はほとんど吸いたくない。やめる自信が持てた」と手応えを話す。
ところが、大半の禁煙外来が製薬会社ファイザー(東京都)の禁煙補助薬「チャンピックス」を使用しており、受診者の急増で全国的に品薄状態に。川崎医科大付属川崎病院(同市北区中山下)は「禁煙外来の患者数は前年同期の3倍」と話し、岡山済生会総合病院(同伊福町)では新規の患者受け入れが4カ月待ちという。「新規受診者の受け入れを見合わせている」と話す病院もある。
【写真】禁煙外来を受診する男性(左)。たばこ増税で禁煙する人は増えている=岡山市中区
たばこ値上げで禁煙挑戦者急増
【YAHOO!ニュース】産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101027-00000633-san-bus_all
10月からたばこのほとんどの銘柄で1箱110円以上の値上げが実施され、禁煙挑戦者が急増している。禁煙外来に喫煙者が殺到して医療用の禁煙補助薬が不足する事態が起きているほか、薬局・薬店では禁煙補助商品が売れ行きを大きく伸ばしている。半面、日本たばこ産業(JT)はたばこ販売の急激な落ち込みに危機感を募らせている。
「10月に入り、禁煙補助薬があっという間になくなった」。こう話すのは、東京・日本橋の「中央内科クリニック」の担当者だ。同クリニックの禁煙外来には10月に入って2週間で、9月下旬に比べて倍以上の新規患者が詰めかけた。
しかし、現在は禁煙外来の新規患者の受け付けを見合わせている。処方する禁煙補助薬が間に合わないためで、担当者は「患者はせっかく決心してやってきたのに、断るのは非常に残念」と嘆く。
禁煙外来で主に処方される禁煙補助薬は、米製薬大手、ファイザーの「チャンピックス」。これを含めた受診者の自己負担額は1万2千~1万8千円程度だが、1日に1箱ペースの喫煙者なら1カ月分のたばこ代程度で収まってしまう。禁煙成功率も6割程度と高い。
ファイザーは8月まで毎月約7万人分のチャンピックスを供給していたが、9月は約17万人分、10月に入ると6日時点ですでに約8万人分を供給しているという。同社はこのまま供給し続けるのは困難と判断し、12日以降、新規患者向けの「スターターパック」の供給を停止。治療中の患者への供給は継続できるが、供給体制が完全に整うのは来年1月という。テレビCMも自粛している。
一方、医療用と違って医師の処方がいらないOTC(一般用)医薬品の禁煙補助薬や禁煙補助商品の売り上げも伸びている。スイス製薬大手、ノバルティスファーマの禁煙補助薬「ニコチネル」は9月の出荷が前月比で3割増え、同社は「10月はそれ以上ではないか」とみる。禁煙補助商品を手がけるマルマンでは、「禁煙パイポ」の10月の売り上げが出荷ベースで前年同月の2倍以上で推移している。
JTは、今年10月から来年9月までの販売本数が前年同期より25%減ると予測しており「壊滅的なダメージになる」と危機感をあらわにする。禁煙挑戦者がこのまま増え続ければ、減少幅はさらに大きくなる可能性もある。
【写真】東京・日本橋の中央内科クリニック。現在、禁煙外来では禁煙補助薬が処方できないため、新規患者の受け付けを見合わせている (撮影・中村智隆)(写真:産経新聞)
禁煙外来に患者殺到
【日本経済新聞】
http://www.nikkei.com/life/health/article/g=96958A96889DE3E5E0E2E0EBEBE2E0EAE3E2E0E2E3E2979EE382E2E3;p=9694E0E4E3E0E0E2E2EBE1E3E2E3
10月からたばこが大幅に値上がりし、禁煙を試みる人が急増している。医療機関の禁煙外来には患者が大勢詰めかけ、成功率が高いとされる新しい禁煙補助薬が品薄状態になるほどだ。新規患者を断る病院もでてきた。
東京都千代田区にあるケイアイ秋葉原クリニックの禁煙外来では、16日から新規受診の受け付けを停止した。9月に通常の3倍の患者が来院し、値上げが実施された10月は5倍のペースに増えたという。「このままでは通院中の患者さんにも影響する」(熊丸裕也院長)と判断した。
受け付け停止直前の15日に、同クリニックに駆け込んだ女性会社員(41)は「最近禁煙に成功した会社の同僚に『薬が品薄だから早く行った方がいい』と言われていたが、間に合ってよかった」と胸をなで下ろす。
禁煙外来を設けていた昭和大学病院付属東病院でも「年内は受診を受け付けていない」という。
増産追いつかず
新規患者の受け入れ中止は、禁煙補助薬の在庫が払底していることが背景にある。ファイザーは禁煙補助薬「チャンピックス」を8月まで月7万人分供給してきたが、9月は17万人、10月は6日時点で8万人分を出荷した。当初予測を大幅に上回ったため、12日に医療機関に薬の処方延期を要請。禁煙啓発広告も自粛した。薬の増産を急ぐが、輸入元のドイツでの生産が間に合わず、「供給体制が整うのは来年1月になる見通し」(同社広報)という。
禁煙外来ではどのような治療を実施しているのか。2006年から禁煙治療は保険適用になった。適用の基準は(1)ニコチン依存症の診断テストで10点中5点以上(2)1日の喫煙本数にこれまでの喫煙年数をかけた数値が200以上(3)1カ月以内に禁煙したいと思っている(4)患者本人が文書で同意する――の4条件。これを満たさない場合は全額が自己負担となる自由診療となる。
来院して最初に書くのは、喫煙状況や禁煙治療に関する問診票だ。ニコチン依存症診断テストでは「自分が吸うつもりよりも、ずっと多くたばこを吸ってしまうことがありましたか」「禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか」といった10項目。5項目以上当てはまればニコチン依存症とみなされる。
次に吐く息に含まれる一酸化炭素の濃度を計測する。一酸化炭素はたばこの有害成分の一つで、動脈硬化や心筋梗塞(こうそく)などを引き起こす恐れがある。濃度を測ることで、体内に取り込まれた量が分かる仕組み。喫煙者であれば10PPM(PPMは100万分の1)を超える。
これが終わると、医師からたばこの害や治療の説明を受ける。禁煙治療の大きな助けとなるのが禁煙補助薬だ。吸いたくなったらかむニコチンガム、皮膚に張るニコチンパッチ、ニコチンを含まない飲み薬の3種類がある。個人差もあるが、パッチやガムは禁煙の成功率を2倍にし、飲み薬は3倍にするとされる。
「7割近く成功」
飲み薬の「チャンピックス」は08年から日本で販売が始まった新しい禁煙補助薬だ。ガムやパッチがたばこの代わりにニコチンを補って禁煙の離脱症状を軽減する仕組みなのに対し、チャンピックスはニコチンを含まない。脳内のニコチン受容体に結合し、たばこをほしいと感じにくくする仕組みだ。
飲み薬による禁煙治療ではチャンピックスを3カ月間飲み続ける。仮に治療中に喫煙してしまっても、ニコチンが受容体と結合するのを邪魔するため、たばこを吸った満足感が減る。これまで禁煙を途中で断念してしまった人でも、禁煙を続けやすくなる新しい治療法だ。
禁煙治療は「7割近い人が成功している」(熊丸院長)という報告もあり、適切な薬を使えば、かなり高い確率でたばこと決別できる可能性がある。現状では禁煙補助薬は品薄だが、受け付け再開に向けて受診を検討する意味はありそうだ。(川合智之)
[日本経済新聞夕刊2010年10月29日付]
【写真】患者に禁煙治療を説明するケイアイ秋葉原クリニックの熊丸裕也院長(東京都千代田区)
【YAHOO!ニュース】毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101027-00000093-mailo-l12
たばこが1日に大幅に値上がりしてから4週間。街のたばこ販売店では客足がぱったり止まった。一方、医療機関の禁煙外来は、これを機に卒煙しようとする人たちで込み合う。大打撃を受けたたばこ業界は、あの手この手で巻き返しを図ろうと必死だ。【荻野公一】
◇「今はがまん」--販売店
千葉市中央区で戦後60年たばこを売り続けてきた個人商店。店主の男性(73)は日がな一日、人通りをながめて過ごす。 10月に入ってからの売り上げは「聞くのがヤボだよ」。顔を見るだけでたばこの銘柄が分かった常連客10人が姿を見せなくなった。毎日買いに来ていた人も2~3日に1度しか来ない。紙巻きたばこをやめ、昔吸っていたパイプ用の刻みたばこに戻す人も増えている。吸いたい量を調整でき、安上がりだからだという。
「これじゃボランティアだ」。値上げ後の1週間の売り上げは5万円。従来の1日分にも満たない。値上げ前の9月に段ボール1箱分500個をまとめ買いした客は「また来年の4月ね」と言い残して去った。
唯一の支えは「やめないで」という客の声。コンビニエンスストアで売っていない銘柄を買い求め、店に足を運ぶ客がいるからだ。店主は「買いだめした人の大半は100~200個ほど。11月には戻って来てくれるのでは。待つしかない。がまんだ」と話す。
◇下半期25%減か--JT支店
日本たばこ協会によると、今年度上半期(4~9月)の紙巻きたばこ販売数は、前年同期比10・3%増となり、12年ぶりに増加した。東京税関のまとめでは輸入も急増。東京港で8月、前年同月比2・61倍の61億本が輸入された。駆け込み需要が集中したためだ。
日本たばこ産業(JT)は、10月1日から全商品の価格を60~140円引き上げた。シェアトップの「セブンスター」は1箱300円が440円に。JT千葉支店は、県内の下半期の売れ行きを前年同期比25%減と予測する。「非喫煙者に遠慮なく吸えるよう煙のにおいを落とすなどの品質向上や、パッケージデザインの変更など、できる限りのサービスを提供したい」。喫煙離れを食い止める手立てを考えるほか、街頭での清掃ボランティア活動を継続的に実施し、企業イメージ向上に取り組む。
◇税収の行方注視--地方自治体
たばこの価格には、たばこ税など4種類の税金が含まれる。1箱410円の「マイルドセブン」の場合、税金は約264円(64%)を占める。うち市町村の収入となるたばこ税は92円。千葉市は09年度、60億7000万円を得た。たばこ税が増税されても、販売本数が減ると、かえって税収が少なくなる事態も想定される。熊谷俊人市長は「喫煙率が下がり、喫煙者1人当たりの税負担が増えて、結局はトントンになるのでは」と予測する。一方で、喫煙率の低下は肺がんなどの発症数を減らし、長い目で見れば自治体の医療費支出が減り、財政健全化に効果があるとの指摘もある
◇治療薬足りない--医療機関
千葉市稲毛区の「ぴあーすクリニック」は03年の開業と同時に禁煙外来を始めた。06年に保険適用となったが、今年8月までの受診者は月3~4人程度。しかし、値上げが迫った9月中旬から「たばこをやめたい」と来院する人が急増し、10月に入ってから既に25人が受診した。ピアス洋子院長は「禁煙治療薬が足りないので新規患者を受け入れられない状態」と話す。
患者に話を聴くと、「以前からやめたい気持ちはあった。値上げを機に踏ん切りが付いた」という人が多いという。
禁煙外来に予約殺到 岡山県内 補助薬不足で受け入れ見合わせも
【山陽新聞】
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010102713250396/
たばこ増税(1日)に伴う大幅値上げからもうすぐ1カ月。岡山県内でも禁煙気運が高まり、病院や診療所の「禁煙外来」に予約が殺到している。医療機関では治療に使う禁煙補助薬の不足が目立ち始め、新規患者の受け入れを見合わせるケースも出ている。
禁煙外来の患者は薬で離脱症状を和らげながら禁煙に挑戦。医療機関によると、おおむね3カ月で6~7割が成功するという。岡山第一病院(岡山市中区高屋)で治療中の近藤弘記さん(65)=同四御神=は「日に20本も吸っていたのに、今はほとんど吸いたくない。やめる自信が持てた」と手応えを話す。
ところが、大半の禁煙外来が製薬会社ファイザー(東京都)の禁煙補助薬「チャンピックス」を使用しており、受診者の急増で全国的に品薄状態に。川崎医科大付属川崎病院(同市北区中山下)は「禁煙外来の患者数は前年同期の3倍」と話し、岡山済生会総合病院(同伊福町)では新規の患者受け入れが4カ月待ちという。「新規受診者の受け入れを見合わせている」と話す病院もある。
【写真】禁煙外来を受診する男性(左)。たばこ増税で禁煙する人は増えている=岡山市中区
たばこ値上げで禁煙挑戦者急増
【YAHOO!ニュース】産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101027-00000633-san-bus_all
10月からたばこのほとんどの銘柄で1箱110円以上の値上げが実施され、禁煙挑戦者が急増している。禁煙外来に喫煙者が殺到して医療用の禁煙補助薬が不足する事態が起きているほか、薬局・薬店では禁煙補助商品が売れ行きを大きく伸ばしている。半面、日本たばこ産業(JT)はたばこ販売の急激な落ち込みに危機感を募らせている。
「10月に入り、禁煙補助薬があっという間になくなった」。こう話すのは、東京・日本橋の「中央内科クリニック」の担当者だ。同クリニックの禁煙外来には10月に入って2週間で、9月下旬に比べて倍以上の新規患者が詰めかけた。
しかし、現在は禁煙外来の新規患者の受け付けを見合わせている。処方する禁煙補助薬が間に合わないためで、担当者は「患者はせっかく決心してやってきたのに、断るのは非常に残念」と嘆く。
禁煙外来で主に処方される禁煙補助薬は、米製薬大手、ファイザーの「チャンピックス」。これを含めた受診者の自己負担額は1万2千~1万8千円程度だが、1日に1箱ペースの喫煙者なら1カ月分のたばこ代程度で収まってしまう。禁煙成功率も6割程度と高い。
ファイザーは8月まで毎月約7万人分のチャンピックスを供給していたが、9月は約17万人分、10月に入ると6日時点ですでに約8万人分を供給しているという。同社はこのまま供給し続けるのは困難と判断し、12日以降、新規患者向けの「スターターパック」の供給を停止。治療中の患者への供給は継続できるが、供給体制が完全に整うのは来年1月という。テレビCMも自粛している。
一方、医療用と違って医師の処方がいらないOTC(一般用)医薬品の禁煙補助薬や禁煙補助商品の売り上げも伸びている。スイス製薬大手、ノバルティスファーマの禁煙補助薬「ニコチネル」は9月の出荷が前月比で3割増え、同社は「10月はそれ以上ではないか」とみる。禁煙補助商品を手がけるマルマンでは、「禁煙パイポ」の10月の売り上げが出荷ベースで前年同月の2倍以上で推移している。
JTは、今年10月から来年9月までの販売本数が前年同期より25%減ると予測しており「壊滅的なダメージになる」と危機感をあらわにする。禁煙挑戦者がこのまま増え続ければ、減少幅はさらに大きくなる可能性もある。
【写真】東京・日本橋の中央内科クリニック。現在、禁煙外来では禁煙補助薬が処方できないため、新規患者の受け付けを見合わせている (撮影・中村智隆)(写真:産経新聞)
禁煙外来に患者殺到
【日本経済新聞】
http://www.nikkei.com/life/health/article/g=96958A96889DE3E5E0E2E0EBEBE2E0EAE3E2E0E2E3E2979EE382E2E3;p=9694E0E4E3E0E0E2E2EBE1E3E2E3
10月からたばこが大幅に値上がりし、禁煙を試みる人が急増している。医療機関の禁煙外来には患者が大勢詰めかけ、成功率が高いとされる新しい禁煙補助薬が品薄状態になるほどだ。新規患者を断る病院もでてきた。
東京都千代田区にあるケイアイ秋葉原クリニックの禁煙外来では、16日から新規受診の受け付けを停止した。9月に通常の3倍の患者が来院し、値上げが実施された10月は5倍のペースに増えたという。「このままでは通院中の患者さんにも影響する」(熊丸裕也院長)と判断した。
受け付け停止直前の15日に、同クリニックに駆け込んだ女性会社員(41)は「最近禁煙に成功した会社の同僚に『薬が品薄だから早く行った方がいい』と言われていたが、間に合ってよかった」と胸をなで下ろす。
禁煙外来を設けていた昭和大学病院付属東病院でも「年内は受診を受け付けていない」という。
増産追いつかず
新規患者の受け入れ中止は、禁煙補助薬の在庫が払底していることが背景にある。ファイザーは禁煙補助薬「チャンピックス」を8月まで月7万人分供給してきたが、9月は17万人、10月は6日時点で8万人分を出荷した。当初予測を大幅に上回ったため、12日に医療機関に薬の処方延期を要請。禁煙啓発広告も自粛した。薬の増産を急ぐが、輸入元のドイツでの生産が間に合わず、「供給体制が整うのは来年1月になる見通し」(同社広報)という。
禁煙外来ではどのような治療を実施しているのか。2006年から禁煙治療は保険適用になった。適用の基準は(1)ニコチン依存症の診断テストで10点中5点以上(2)1日の喫煙本数にこれまでの喫煙年数をかけた数値が200以上(3)1カ月以内に禁煙したいと思っている(4)患者本人が文書で同意する――の4条件。これを満たさない場合は全額が自己負担となる自由診療となる。
来院して最初に書くのは、喫煙状況や禁煙治療に関する問診票だ。ニコチン依存症診断テストでは「自分が吸うつもりよりも、ずっと多くたばこを吸ってしまうことがありましたか」「禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか」といった10項目。5項目以上当てはまればニコチン依存症とみなされる。
次に吐く息に含まれる一酸化炭素の濃度を計測する。一酸化炭素はたばこの有害成分の一つで、動脈硬化や心筋梗塞(こうそく)などを引き起こす恐れがある。濃度を測ることで、体内に取り込まれた量が分かる仕組み。喫煙者であれば10PPM(PPMは100万分の1)を超える。
これが終わると、医師からたばこの害や治療の説明を受ける。禁煙治療の大きな助けとなるのが禁煙補助薬だ。吸いたくなったらかむニコチンガム、皮膚に張るニコチンパッチ、ニコチンを含まない飲み薬の3種類がある。個人差もあるが、パッチやガムは禁煙の成功率を2倍にし、飲み薬は3倍にするとされる。
「7割近く成功」
飲み薬の「チャンピックス」は08年から日本で販売が始まった新しい禁煙補助薬だ。ガムやパッチがたばこの代わりにニコチンを補って禁煙の離脱症状を軽減する仕組みなのに対し、チャンピックスはニコチンを含まない。脳内のニコチン受容体に結合し、たばこをほしいと感じにくくする仕組みだ。
飲み薬による禁煙治療ではチャンピックスを3カ月間飲み続ける。仮に治療中に喫煙してしまっても、ニコチンが受容体と結合するのを邪魔するため、たばこを吸った満足感が減る。これまで禁煙を途中で断念してしまった人でも、禁煙を続けやすくなる新しい治療法だ。
禁煙治療は「7割近い人が成功している」(熊丸院長)という報告もあり、適切な薬を使えば、かなり高い確率でたばこと決別できる可能性がある。現状では禁煙補助薬は品薄だが、受け付け再開に向けて受診を検討する意味はありそうだ。(川合智之)
[日本経済新聞夕刊2010年10月29日付]
【写真】患者に禁煙治療を説明するケイアイ秋葉原クリニックの熊丸裕也院長(東京都千代田区)
2010年11月04日 Posted by tonton at 20:30 │Comments(0) │禁煙
●「卒煙」社会が後押し 無料相談や報奨金、今がチャンス
「卒煙」社会が後押し 無料相談や報奨金、今がチャンス
【YAHOO!ニュース】産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101027-00000527-san-soci
各地の自治体や企業で、地域住民や社員の禁煙を支援する動きが活発化している。複数の自治体が禁煙セミナーの開催や薬剤師による無料相談などを実施。企業の中には禁煙に成功した社員に10万円を支給したり、手当が付いたりする例も…。個人の意志だけでは難しいとされる禁煙を組織としてサポートする試みだ。(小野田雄一)
◆値上げにあわせ
10月9日、静岡県内で初となる「はままつ卒煙塾」が浜松市内で開かれた。
「卒煙塾」は今年、地域住民の禁煙支援を目的に神奈川県がスタートさせた。塾の参加者は「卒煙宣言書」を作成し、数カ月間にわたって禁煙に挑戦。成功すれば「卒煙証明書」がもらえる仕組みだ。
神奈川の取り組みに共感した浜松市内の医師、加藤一晴(かずはる)さん(51)が行政に働きかけるなどして、開催にこぎ着けた。加藤さんは「たばこの値上げは禁煙の絶好のタイミング。市民の禁煙意識を盛り上げたい」と話す。
横浜市では10月1日から市内128カ所の薬局を「禁煙支援薬局」に認定、無料の禁煙相談を開くなど市民への支援体制を強化した。市は「従来も区役所などで相談を実施していたが、より身近な薬局で相談を受けられるようにした」と説明。薬局からも「禁煙希望の人やその家族からの相談が増えてきている」との声が届いており、好調なスタートという。
◆祝い金10万円
企業でも社員の禁煙をサポートする取り組みが加速してきた。
飲食品メーカー「ネスレ日本」(神戸市中央区)は10月1日、会社指定の医療機関で禁煙治療を希望する社員の募集を始めた。会社側と同社健保が負担することで治療費が実質無料となる取り組みで、6月に続いて2回目だ。1回目には19人が参加し、約8割が禁煙に成功したという。
今回は31人が参加予定で、同社は「『社員に長く健康に働いてもらいたい』という思いが第一。今後も続けていきたい」としている。
20年前から会社ぐるみで禁煙運動に取り組んでいる印刷機器メーカー「ナビタス」(堺市堺区)は今月、5回目となる「禁煙に成功した社員に“祝い金”10万円を支給する」企画を実施した。
自動車部品会社「コアーズインターナショナル」(同)も、非喫煙者の社員と禁煙に挑戦する社員を対象に月2千円の「健康手当」を新設。健康手当受給者で、定期健康診断でメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と診断されなかった社員には3千円が上乗せされるという。同社は「健康手当の新設で、60%超だった社員の喫煙率が約50%に下がった。今後も喫煙率をどんどん減らしていきたい」と意気込む。
NPO法人「日本禁煙学会」理事長で、杏林大神経内科の医師、作田学さん(63)は「自治体や企業の取り組みは禁煙への社会的機運の高まりを反映したもの。こうした機運は今後も高まるだろう」と話している。
【写真】禁煙補助薬について説明を受ける女性。たばこ値上げに伴い、禁煙への社会的機運が高まっている=22日午後、東京・大手町の薬局(小野田雄一撮影)(写真:産経新聞)
【用語解説】禁煙治療
医療機関での禁煙治療は自由診療扱いだったが、国民の健康促進の観点から国が平成18年、一定の基準下での禁煙治療を健康保険の適用対象とした。
保険適用には、「施設内禁煙」「担当医がいる」など一定の基準を満たした医療機関で治療を受ける必要がある。患者側も、積極的な禁煙意志がある▽ニコチン依存診断テストで5点以上▽「喫煙年数×1日当たりの本数」の数値が200以上-などの条件を満たすことが必要だ。治療は飲み薬やニコチンパッチなどを使用してたばこを吸いたい気持ちを抑える方法が一般的。保険適用の場合、治療終了までの一般的な費用負担は約1万3千~1万9千円。
【YAHOO!ニュース】産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101027-00000527-san-soci
各地の自治体や企業で、地域住民や社員の禁煙を支援する動きが活発化している。複数の自治体が禁煙セミナーの開催や薬剤師による無料相談などを実施。企業の中には禁煙に成功した社員に10万円を支給したり、手当が付いたりする例も…。個人の意志だけでは難しいとされる禁煙を組織としてサポートする試みだ。(小野田雄一)
◆値上げにあわせ
10月9日、静岡県内で初となる「はままつ卒煙塾」が浜松市内で開かれた。
「卒煙塾」は今年、地域住民の禁煙支援を目的に神奈川県がスタートさせた。塾の参加者は「卒煙宣言書」を作成し、数カ月間にわたって禁煙に挑戦。成功すれば「卒煙証明書」がもらえる仕組みだ。
神奈川の取り組みに共感した浜松市内の医師、加藤一晴(かずはる)さん(51)が行政に働きかけるなどして、開催にこぎ着けた。加藤さんは「たばこの値上げは禁煙の絶好のタイミング。市民の禁煙意識を盛り上げたい」と話す。
横浜市では10月1日から市内128カ所の薬局を「禁煙支援薬局」に認定、無料の禁煙相談を開くなど市民への支援体制を強化した。市は「従来も区役所などで相談を実施していたが、より身近な薬局で相談を受けられるようにした」と説明。薬局からも「禁煙希望の人やその家族からの相談が増えてきている」との声が届いており、好調なスタートという。
◆祝い金10万円
企業でも社員の禁煙をサポートする取り組みが加速してきた。
飲食品メーカー「ネスレ日本」(神戸市中央区)は10月1日、会社指定の医療機関で禁煙治療を希望する社員の募集を始めた。会社側と同社健保が負担することで治療費が実質無料となる取り組みで、6月に続いて2回目だ。1回目には19人が参加し、約8割が禁煙に成功したという。
今回は31人が参加予定で、同社は「『社員に長く健康に働いてもらいたい』という思いが第一。今後も続けていきたい」としている。
20年前から会社ぐるみで禁煙運動に取り組んでいる印刷機器メーカー「ナビタス」(堺市堺区)は今月、5回目となる「禁煙に成功した社員に“祝い金”10万円を支給する」企画を実施した。
自動車部品会社「コアーズインターナショナル」(同)も、非喫煙者の社員と禁煙に挑戦する社員を対象に月2千円の「健康手当」を新設。健康手当受給者で、定期健康診断でメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と診断されなかった社員には3千円が上乗せされるという。同社は「健康手当の新設で、60%超だった社員の喫煙率が約50%に下がった。今後も喫煙率をどんどん減らしていきたい」と意気込む。
NPO法人「日本禁煙学会」理事長で、杏林大神経内科の医師、作田学さん(63)は「自治体や企業の取り組みは禁煙への社会的機運の高まりを反映したもの。こうした機運は今後も高まるだろう」と話している。
【写真】禁煙補助薬について説明を受ける女性。たばこ値上げに伴い、禁煙への社会的機運が高まっている=22日午後、東京・大手町の薬局(小野田雄一撮影)(写真:産経新聞)
【用語解説】禁煙治療
医療機関での禁煙治療は自由診療扱いだったが、国民の健康促進の観点から国が平成18年、一定の基準下での禁煙治療を健康保険の適用対象とした。
保険適用には、「施設内禁煙」「担当医がいる」など一定の基準を満たした医療機関で治療を受ける必要がある。患者側も、積極的な禁煙意志がある▽ニコチン依存診断テストで5点以上▽「喫煙年数×1日当たりの本数」の数値が200以上-などの条件を満たすことが必要だ。治療は飲み薬やニコチンパッチなどを使用してたばこを吸いたい気持ちを抑える方法が一般的。保険適用の場合、治療終了までの一般的な費用負担は約1万3千~1万9千円。
2010年11月04日 Posted by tonton at 20:18 │Comments(0) │禁煙
・禁煙外来、薬が不足 たばこ値上げ、受診者急増/石川
薬が不足「開店休業」 富山県内、新設の禁煙外来
【富山新聞】
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/TH20101022411.htm
今月から禁煙外来を新設した富山県内の医療機関が、患者に処方する補助薬が品薄になった影響で「開店休業」を余儀なくされている。たばこの大幅値上げを機に禁煙治療希望者が急増したため、補助薬の供給が追いつかず、新設の禁煙外来に補助薬が回ってこない状況が続いており、禁煙希望者にとっては、せっかくの一大決心に水を差された形だ。
品薄になっているのは、製薬大手ファイザー社の飲み薬「チャンピックス錠」と、ノバルティス社の張り薬「ニコチネル」。
ファイザー社によると、チャンピックス錠は8月まで毎月約7万人の患者に供給していた。しかし、たばこの値上げを控えた9月に需要が約17万人分に急増、10月も既に約8万人分に上り、全国的に在庫不足に陥った。正常化には来年1月までかかる見通しという。
このため、同社は既に禁煙治療を行っている継続患者への供給を優先することにし、今月中旬、医療機関におわび文を発送するとともに、新規患者の受け付けを延期するよう要請した。
県内では、今月から5つの医療機関が新たに禁煙外来を開設したが、補助薬の供給が後回しになっている。済生会富山病院は、専門医と看護師をはじめ、治療に必要な検査機器も導入して受け入れ態勢を整えたが、補助薬を用意できずに患者の受け付けを断念した。
富山協立病院も内科医2人を配置して禁煙外来を新設したが、治療に必要な分量を確保できず、診察を始められない状況にある。同病院は、5件ほどあった予約や問い合わせに対して事情を説明し、補助薬の供給が正常になるまで待ってもらっている。
4年前から禁煙外来を開設している県立中央病院でも在庫が不足し、12日から新規患者の受け付けを取りやめた。県内では現在、約120の医療機関が禁煙外来を設けているが、同様に補助薬の不足が起きている。
済生会富山病院で禁煙外来を担当する井内和幸副院長は「患者が禁煙を決意したタイミングで治療してあげたいが、治療には3カ月以上の薬の服用が必要になる。非常に残念だが、十分な薬がなければ治療を始められない」と話している。
【写真】禁煙外来の治療延期を知らせる張り紙=富山市内の病院
禁煙外来、薬が不足 たばこ値上げ、受診者急増/石川
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20101023102.htm
今月からたばこが大幅に値上げされたことに伴い、県内の禁煙外来を受診する患者が急増し、禁煙補助薬が不足する事態となっている。新規に訪れた患者に薬が処方できず、治療開始が1カ月以上も先延ばしとなるケースもあり、医師は「たばこをやめようとする愛煙家の決心に水を差す形となり、残念だ」と困惑している。
品薄になっているのは、製薬大手ファイザー社の経口禁煙補助薬「チャンピックス錠」。同社では既に禁煙治療を始めている患者への供給を優先することにし、今月中旬、医療機関に新規患者への処方を見合わせるよう要請した。
県内でいち早く禁煙外来を開設した金沢市の岩城内科医院では、毎月6、7人だった新規の禁煙治療希望者が9月に入って約4倍の約30人に急増。しかし、新規患者には補助薬が処方できないため、現在は1~2カ月程度、治療開始を待ってもらっているという。
週1度の禁煙外来を開設している同市の県立中央病院でも、新規患者の受診は1カ月待ち。西耕一診療部長は「再診の患者向けの薬の確保が精いっぱい」と頭を悩ませる。同市の北國クリニックでも禁煙希望の患者が9月以降増え、今後、新規患者の受け入れを断念しなければならない可能性もあるという。
ファイザー社によると、「チャンピックス錠」は、8月までは毎月7万人分を供給してきたが、値上げ直前の9月に約17万人分を出荷。10月は6日時点で既に約8万人分を供給し、在庫不足に陥った。遅くとも来年1月から新規患者にも対応できる供給態勢を整えるとしているが、岩城内科医院の岩城紀男院長は「チャンピックス錠は禁煙成功率が80~90%とニコチンパッチに比べて高い。早く正常化してほしい」と話した。
【写真】禁煙補助薬が不足し、治療開始が難しいことを伝える張り紙=金沢市の県立中央病院
【富山新聞】
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/TH20101022411.htm
今月から禁煙外来を新設した富山県内の医療機関が、患者に処方する補助薬が品薄になった影響で「開店休業」を余儀なくされている。たばこの大幅値上げを機に禁煙治療希望者が急増したため、補助薬の供給が追いつかず、新設の禁煙外来に補助薬が回ってこない状況が続いており、禁煙希望者にとっては、せっかくの一大決心に水を差された形だ。
品薄になっているのは、製薬大手ファイザー社の飲み薬「チャンピックス錠」と、ノバルティス社の張り薬「ニコチネル」。
ファイザー社によると、チャンピックス錠は8月まで毎月約7万人の患者に供給していた。しかし、たばこの値上げを控えた9月に需要が約17万人分に急増、10月も既に約8万人分に上り、全国的に在庫不足に陥った。正常化には来年1月までかかる見通しという。
このため、同社は既に禁煙治療を行っている継続患者への供給を優先することにし、今月中旬、医療機関におわび文を発送するとともに、新規患者の受け付けを延期するよう要請した。
県内では、今月から5つの医療機関が新たに禁煙外来を開設したが、補助薬の供給が後回しになっている。済生会富山病院は、専門医と看護師をはじめ、治療に必要な検査機器も導入して受け入れ態勢を整えたが、補助薬を用意できずに患者の受け付けを断念した。
富山協立病院も内科医2人を配置して禁煙外来を新設したが、治療に必要な分量を確保できず、診察を始められない状況にある。同病院は、5件ほどあった予約や問い合わせに対して事情を説明し、補助薬の供給が正常になるまで待ってもらっている。
4年前から禁煙外来を開設している県立中央病院でも在庫が不足し、12日から新規患者の受け付けを取りやめた。県内では現在、約120の医療機関が禁煙外来を設けているが、同様に補助薬の不足が起きている。
済生会富山病院で禁煙外来を担当する井内和幸副院長は「患者が禁煙を決意したタイミングで治療してあげたいが、治療には3カ月以上の薬の服用が必要になる。非常に残念だが、十分な薬がなければ治療を始められない」と話している。
【写真】禁煙外来の治療延期を知らせる張り紙=富山市内の病院
禁煙外来、薬が不足 たばこ値上げ、受診者急増/石川
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20101023102.htm
今月からたばこが大幅に値上げされたことに伴い、県内の禁煙外来を受診する患者が急増し、禁煙補助薬が不足する事態となっている。新規に訪れた患者に薬が処方できず、治療開始が1カ月以上も先延ばしとなるケースもあり、医師は「たばこをやめようとする愛煙家の決心に水を差す形となり、残念だ」と困惑している。
品薄になっているのは、製薬大手ファイザー社の経口禁煙補助薬「チャンピックス錠」。同社では既に禁煙治療を始めている患者への供給を優先することにし、今月中旬、医療機関に新規患者への処方を見合わせるよう要請した。
県内でいち早く禁煙外来を開設した金沢市の岩城内科医院では、毎月6、7人だった新規の禁煙治療希望者が9月に入って約4倍の約30人に急増。しかし、新規患者には補助薬が処方できないため、現在は1~2カ月程度、治療開始を待ってもらっているという。
週1度の禁煙外来を開設している同市の県立中央病院でも、新規患者の受診は1カ月待ち。西耕一診療部長は「再診の患者向けの薬の確保が精いっぱい」と頭を悩ませる。同市の北國クリニックでも禁煙希望の患者が9月以降増え、今後、新規患者の受け入れを断念しなければならない可能性もあるという。
ファイザー社によると、「チャンピックス錠」は、8月までは毎月7万人分を供給してきたが、値上げ直前の9月に約17万人分を出荷。10月は6日時点で既に約8万人分を供給し、在庫不足に陥った。遅くとも来年1月から新規患者にも対応できる供給態勢を整えるとしているが、岩城内科医院の岩城紀男院長は「チャンピックス錠は禁煙成功率が80~90%とニコチンパッチに比べて高い。早く正常化してほしい」と話した。
【写真】禁煙補助薬が不足し、治療開始が難しいことを伝える張り紙=金沢市の県立中央病院
2010年10月29日 Posted by tonton at 19:15 │Comments(0) │禁煙
・禁煙外来の挑戦者たち 通院して7割が成功
「禁煙外来」受信増える、成功は7~8割/山口
【宇部日報】
http://ubenippo.co.jp/2010/10/post-1411.html
十月からのたばこの大幅値上げを機に、禁煙を始めようという人たちが医療機関の「禁煙外来」を受診するケースが増えている。三カ月で五回の通院の標準治療の費用は、保険適用で一万数千円から二万円弱。七、八割の高率で成功するという。「喫煙はニコチン依存症という病気。一人の力でやめられなくても定期的に医師とかかわることでやめられる」と医師は話す。
山口大医学部付属病院は今春、敷地内を全面禁煙したのに併せ、内科に水曜と木曜の午後、「禁煙外来」を設置。五─八月は毎月一─五人で推移していたが、先月、七人と急増した。
たばこの増税に伴い一箱で六十─百四十円値上げされた。国産の代表的銘柄の一つは一箱(二十本)三百円が四百十円に。一日二箱吸う人は毎月約二万五千円の出費となり、経済的な理由から禁煙を決意する人が増えたという。
中村浩士准教授は、このほか喫煙による健康不安や受動喫煙による周囲の被害への理解の広まりを挙げる。喫煙場所が減って吸う場所を探すのが煩わしくなった人もいるという。
外来では初診に一時間かける。動機付けや周囲の協力が得られるかが重要なため、禁煙理由や家庭、職場環境を聞き出し、個別のカウンセリング計画を立てる。
さらに「儀式」を行う。禁煙宣言書に自筆で理由や決意を記し、家庭や職場の目に付くところに張ってもらう。また受診時、「最後の一本」をかばんなどに隠し持っている場合が多く、医師の目の前でそれをちぎり、捨ててもらう。
治療は、体に張るパッチでたばこの代わりにニコチンを取り込み、それを徐々に減らしていくのが主流。内服薬もあり、吐き気の副作用があるが、たばこがまずくなり吸いたくなくなる。
「医師、看護師、薬剤師がチームで当たる。励ましながら一緒に取り組むので、無理なくやめられる」と中村准教授は話す。
寿町一丁目の藤野隆・藤野内科院長は、日本禁煙学会認定専門医の資格を持つ。二〇〇六年から禁煙外来を開始し、これまで老若男女の禁煙を支援してきた。
九月中旬から受診者が増加。結婚や子供の誕生、知人の禁煙成功を機に決意する人が多いという。「一人で悩まずにまず医師に相談を」と呼び掛ける。
通院して7割が成功 禁煙外来の挑戦者たち/大分
【大分合同新聞】
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_128746597995.html
たばこが10月から大幅に値上げされた。これをきっかけに禁煙に挑戦する愛煙家も多いはず。県内の医療機関に先駆けて禁煙外来を開設した別府市の中村病院で、外来を担当する中村洋介副院長(52)に禁煙のポイントなどを聞いた。
―禁煙外来とは。
服薬を12週間続けながら5回の通院でカウンセリングなどを受け、禁煙を目指します。(同病院は)製薬会社ファイザーが開発した禁煙補助薬「チャンピックス錠」に治験段階からかかわり、専門外来は2004年に開設しました。全国的に受診者が殺到して薬の供給が間に合っていないため、現在、当院を含めほとんどの医療機関で初診は受け付けていません。治療にはニコチン依存度などの基準を満たす人を対象に保険適用も認められています。
―どんな人が受診していますか。
初診はこれまで月平均5人ほどでしたが8月には約20人、9月は約40人とたばこの値上げ時期に向け大幅に受診が増えました。40、50代や子育て中の女性も多く、夫婦や友人同士で通う人も増えています。禁煙場所が増えており、老人ホームへの入所を契機に受診を決めた高齢者も。7割近くが禁煙を達成しています。
―禁煙のポイントは。
薬に頼ることが必ずしも有効とは限りません。起きたら深呼吸をする、食後は水を飲むなど、くせになっている喫煙の代替案を見つけましょう。周囲の人に宣言するなどして協力を得ること、喫煙道具を持ち歩かないことも大切です。外来では、医師や看護師に相談しながら「やめられないと格好悪い」と頑張ることが結果につながっているように感じています。わたし自身、禁煙に成功した一人。やはりたばこは健康を害し、味覚なども鈍らせます。やめて太った人はあまり見ません。徐々に吸う本数を減らすよりも、一気に絶った方が効果的なようです。
【写真】中村病院で禁煙外来を担当する中村洋介副院長。「“禁煙仲間”と励まし合うのも効果的。意志を固くして頑張りましょう」
【宇部日報】
http://ubenippo.co.jp/2010/10/post-1411.html
十月からのたばこの大幅値上げを機に、禁煙を始めようという人たちが医療機関の「禁煙外来」を受診するケースが増えている。三カ月で五回の通院の標準治療の費用は、保険適用で一万数千円から二万円弱。七、八割の高率で成功するという。「喫煙はニコチン依存症という病気。一人の力でやめられなくても定期的に医師とかかわることでやめられる」と医師は話す。
山口大医学部付属病院は今春、敷地内を全面禁煙したのに併せ、内科に水曜と木曜の午後、「禁煙外来」を設置。五─八月は毎月一─五人で推移していたが、先月、七人と急増した。
たばこの増税に伴い一箱で六十─百四十円値上げされた。国産の代表的銘柄の一つは一箱(二十本)三百円が四百十円に。一日二箱吸う人は毎月約二万五千円の出費となり、経済的な理由から禁煙を決意する人が増えたという。
中村浩士准教授は、このほか喫煙による健康不安や受動喫煙による周囲の被害への理解の広まりを挙げる。喫煙場所が減って吸う場所を探すのが煩わしくなった人もいるという。
外来では初診に一時間かける。動機付けや周囲の協力が得られるかが重要なため、禁煙理由や家庭、職場環境を聞き出し、個別のカウンセリング計画を立てる。
さらに「儀式」を行う。禁煙宣言書に自筆で理由や決意を記し、家庭や職場の目に付くところに張ってもらう。また受診時、「最後の一本」をかばんなどに隠し持っている場合が多く、医師の目の前でそれをちぎり、捨ててもらう。
治療は、体に張るパッチでたばこの代わりにニコチンを取り込み、それを徐々に減らしていくのが主流。内服薬もあり、吐き気の副作用があるが、たばこがまずくなり吸いたくなくなる。
「医師、看護師、薬剤師がチームで当たる。励ましながら一緒に取り組むので、無理なくやめられる」と中村准教授は話す。
寿町一丁目の藤野隆・藤野内科院長は、日本禁煙学会認定専門医の資格を持つ。二〇〇六年から禁煙外来を開始し、これまで老若男女の禁煙を支援してきた。
九月中旬から受診者が増加。結婚や子供の誕生、知人の禁煙成功を機に決意する人が多いという。「一人で悩まずにまず医師に相談を」と呼び掛ける。
通院して7割が成功 禁煙外来の挑戦者たち/大分
【大分合同新聞】
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_128746597995.html
たばこが10月から大幅に値上げされた。これをきっかけに禁煙に挑戦する愛煙家も多いはず。県内の医療機関に先駆けて禁煙外来を開設した別府市の中村病院で、外来を担当する中村洋介副院長(52)に禁煙のポイントなどを聞いた。
―禁煙外来とは。
服薬を12週間続けながら5回の通院でカウンセリングなどを受け、禁煙を目指します。(同病院は)製薬会社ファイザーが開発した禁煙補助薬「チャンピックス錠」に治験段階からかかわり、専門外来は2004年に開設しました。全国的に受診者が殺到して薬の供給が間に合っていないため、現在、当院を含めほとんどの医療機関で初診は受け付けていません。治療にはニコチン依存度などの基準を満たす人を対象に保険適用も認められています。
―どんな人が受診していますか。
初診はこれまで月平均5人ほどでしたが8月には約20人、9月は約40人とたばこの値上げ時期に向け大幅に受診が増えました。40、50代や子育て中の女性も多く、夫婦や友人同士で通う人も増えています。禁煙場所が増えており、老人ホームへの入所を契機に受診を決めた高齢者も。7割近くが禁煙を達成しています。
―禁煙のポイントは。
薬に頼ることが必ずしも有効とは限りません。起きたら深呼吸をする、食後は水を飲むなど、くせになっている喫煙の代替案を見つけましょう。周囲の人に宣言するなどして協力を得ること、喫煙道具を持ち歩かないことも大切です。外来では、医師や看護師に相談しながら「やめられないと格好悪い」と頑張ることが結果につながっているように感じています。わたし自身、禁煙に成功した一人。やはりたばこは健康を害し、味覚なども鈍らせます。やめて太った人はあまり見ません。徐々に吸う本数を減らすよりも、一気に絶った方が効果的なようです。
【写真】中村病院で禁煙外来を担当する中村洋介副院長。「“禁煙仲間”と励まし合うのも効果的。意志を固くして頑張りましょう」
2010年10月22日 Posted by tonton at 19:00 │Comments(0) │禁煙
・記者が完全禁煙へ12週挑戦 専門外来受診
記者が完全禁煙へ12週挑戦 値上げで決断、専門外来受診
【福井新聞】
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/24226_16.html
今月、たばこが1箱100円以上値上がりした。これを機に10数年の喫煙歴に終止符を打とうと専門外来を受診。ニコチン依存症と診断され、全12週間の禁煙プログラムを始めた。診察で「たばこをやめる」という誓約書にサインしたが、この記事が自分にとって最大の“誓約書”になりそうだ。(社会部・前田卓記者)
「あなたはニコチン依存症。一種の薬物依存です」。福井赤十字病院呼吸器科の禁煙専門外来。呼吸器科部長の赤井雅也医師(47)はためらいなく言い切り、こう続けた。「肺がん、喉頭(こうとう)がんをはじめ、胃や大腸の消化器系がん、動脈硬化のリスクも格段に高い」
1日30~40本程度を吸い、2度の禁煙失敗歴があるヘビースモーカーに対し、20年で300万円近くになる金銭的なデメリットも説いてくれた。
前夜からの“プチ禁煙”で呼気検査を受けたため、診察前の一酸化炭素濃度は喫煙者以下だった。イライラ感などの禁断症状が出始めたころ、何枚かの問診票が示された。
「自分が吸うつもりより多く吸ってしまうことがありましたか」「禁煙したり本数を減らしたとき、欲しくてたまらなくなることがありましたか」などの質問が並ぶ依存度判定テスト。「禁煙や本数を減らしたときに次のどれが当てはまりましたか」との問いでは「イライラや神経質、落ち着かない、集中しにくい…」。まさに今の自分だ。
10のうち9項目に該当し「5項目以上で依存症」の条件を大幅に超えた。もう一つの保険適用条件である「1日の喫煙本数」と「喫煙年数」を掛けた値は「540」。条件の200を上回った。
▼ ▼ ▼
治療の柱となる飲み薬は、快感物質ドーパミンをコントロールする。たばこを吸うと、脳の受容体にニコチンが結合してドーパミンが放出されるが、この薬は受容体に結合して少量のドーパミンを出させ、禁断症状を軽減する。ニコチンと受容体との結合を邪魔し、たばこが「おいしい」と感じにくくする作用もあるという。
プログラムでは、薬を飲み始めて8日目に完全禁煙を開始する。3日目まで0・5ミリグラム錠を1日1回、4~7日目は1日2回、以降は1ミリグラム錠を2回ずつ服用する。12週で計5回の診察を経て治療完了。ニコチンパッチの治療法もあるが今回は飲み薬を選んだ。
福井赤十字病院では月・水・金曜の週3回、予約制の専門外来を設けている。たばこ値上げ後は予約希望者が増えているらしい。開設約2年で98人が禁煙に挑戦。その多くがプログラムを完遂したという。
多くの成功例があるなら大丈夫-。少し安心していると、赤井医師に治療後の注意点について念を押された。「心理的依存は薬だけでは脱せられない。たばこを吸う習慣そのものを変えないと禁煙継続は難しいですよ」
▼ ▼ ▼
初診を終え、2週間分の飲み薬と▽喫煙本数▽体重▽体調・気分-を記録する禁煙手帳を受け取った。看護師は「呼気検査でバレますから正直に毎日メモしてください」。受付や投薬窓口では何度も「お大事に」と声をかけられ“患者”だと痛感した。
禁煙手帳の「1~2週目」のページには「1週間は喫煙をやめずに薬を飲みますが、自然に吸わなくなった場合、8日目を待たず禁煙に入ってください」と書かれていた。口寂しさとイライラ感が募る中「喫煙をやめずに」との文言を言い訳に、410円出して1箱買い10本吸ってしまった。自力では難しい。
翌日1錠目を飲み「完全禁煙」へのカウントダウンが始まった。順調なら完了は年明けだが、禁煙中に増えがちな体重の管理や年末年始の飲酒機会も不安ではある。赤井医師の助言は「周りの人に禁煙を宣言し、自らを追い込むのも効果的」。記事にした以上、もう後には引けない…はずだ。
禁煙外来 飲み薬の非ニコチン製剤やニコチンパッチなどで治療する専門外来。敷地内禁煙などの要件を満たし、認可された医療機関で一定期間の治療に健康保険が使える。禁煙意思がありニコチン依存度の基準を満たす患者に、2006年4月から保険適用が認められた。3割負担だと飲み薬(12週)は総額約1万8千円、ニコチンパッチ(8週)なら約1万2千円。飲み薬は吐き気や頭痛、不眠などの副作用が出る場合もある。飲み薬「チャンピックス錠」を扱う製薬会社は12日、禁煙治療を受ける人が増えた影響で要望に応じた供給ができない状態と発表した。
【写真】禁煙外来で処方された飲み薬2週間分と、日々の記録を書き込む禁煙手帳
【福井新聞】
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/24226_16.html
今月、たばこが1箱100円以上値上がりした。これを機に10数年の喫煙歴に終止符を打とうと専門外来を受診。ニコチン依存症と診断され、全12週間の禁煙プログラムを始めた。診察で「たばこをやめる」という誓約書にサインしたが、この記事が自分にとって最大の“誓約書”になりそうだ。(社会部・前田卓記者)
「あなたはニコチン依存症。一種の薬物依存です」。福井赤十字病院呼吸器科の禁煙専門外来。呼吸器科部長の赤井雅也医師(47)はためらいなく言い切り、こう続けた。「肺がん、喉頭(こうとう)がんをはじめ、胃や大腸の消化器系がん、動脈硬化のリスクも格段に高い」
1日30~40本程度を吸い、2度の禁煙失敗歴があるヘビースモーカーに対し、20年で300万円近くになる金銭的なデメリットも説いてくれた。
前夜からの“プチ禁煙”で呼気検査を受けたため、診察前の一酸化炭素濃度は喫煙者以下だった。イライラ感などの禁断症状が出始めたころ、何枚かの問診票が示された。
「自分が吸うつもりより多く吸ってしまうことがありましたか」「禁煙したり本数を減らしたとき、欲しくてたまらなくなることがありましたか」などの質問が並ぶ依存度判定テスト。「禁煙や本数を減らしたときに次のどれが当てはまりましたか」との問いでは「イライラや神経質、落ち着かない、集中しにくい…」。まさに今の自分だ。
10のうち9項目に該当し「5項目以上で依存症」の条件を大幅に超えた。もう一つの保険適用条件である「1日の喫煙本数」と「喫煙年数」を掛けた値は「540」。条件の200を上回った。
▼ ▼ ▼
治療の柱となる飲み薬は、快感物質ドーパミンをコントロールする。たばこを吸うと、脳の受容体にニコチンが結合してドーパミンが放出されるが、この薬は受容体に結合して少量のドーパミンを出させ、禁断症状を軽減する。ニコチンと受容体との結合を邪魔し、たばこが「おいしい」と感じにくくする作用もあるという。
プログラムでは、薬を飲み始めて8日目に完全禁煙を開始する。3日目まで0・5ミリグラム錠を1日1回、4~7日目は1日2回、以降は1ミリグラム錠を2回ずつ服用する。12週で計5回の診察を経て治療完了。ニコチンパッチの治療法もあるが今回は飲み薬を選んだ。
福井赤十字病院では月・水・金曜の週3回、予約制の専門外来を設けている。たばこ値上げ後は予約希望者が増えているらしい。開設約2年で98人が禁煙に挑戦。その多くがプログラムを完遂したという。
多くの成功例があるなら大丈夫-。少し安心していると、赤井医師に治療後の注意点について念を押された。「心理的依存は薬だけでは脱せられない。たばこを吸う習慣そのものを変えないと禁煙継続は難しいですよ」
▼ ▼ ▼
初診を終え、2週間分の飲み薬と▽喫煙本数▽体重▽体調・気分-を記録する禁煙手帳を受け取った。看護師は「呼気検査でバレますから正直に毎日メモしてください」。受付や投薬窓口では何度も「お大事に」と声をかけられ“患者”だと痛感した。
禁煙手帳の「1~2週目」のページには「1週間は喫煙をやめずに薬を飲みますが、自然に吸わなくなった場合、8日目を待たず禁煙に入ってください」と書かれていた。口寂しさとイライラ感が募る中「喫煙をやめずに」との文言を言い訳に、410円出して1箱買い10本吸ってしまった。自力では難しい。
翌日1錠目を飲み「完全禁煙」へのカウントダウンが始まった。順調なら完了は年明けだが、禁煙中に増えがちな体重の管理や年末年始の飲酒機会も不安ではある。赤井医師の助言は「周りの人に禁煙を宣言し、自らを追い込むのも効果的」。記事にした以上、もう後には引けない…はずだ。
禁煙外来 飲み薬の非ニコチン製剤やニコチンパッチなどで治療する専門外来。敷地内禁煙などの要件を満たし、認可された医療機関で一定期間の治療に健康保険が使える。禁煙意思がありニコチン依存度の基準を満たす患者に、2006年4月から保険適用が認められた。3割負担だと飲み薬(12週)は総額約1万8千円、ニコチンパッチ(8週)なら約1万2千円。飲み薬は吐き気や頭痛、不眠などの副作用が出る場合もある。飲み薬「チャンピックス錠」を扱う製薬会社は12日、禁煙治療を受ける人が増えた影響で要望に応じた供給ができない状態と発表した。
【写真】禁煙外来で処方された飲み薬2週間分と、日々の記録を書き込む禁煙手帳
2010年10月21日 Posted by tonton at 19:15 │Comments(0) │禁煙
・横浜市内に128の「禁煙支援薬局」が誕生 /神奈川
横浜市内に128の「禁煙支援薬局」が誕生-無料禁煙相談も /神奈川
【yahoo!ニュース】みんなの経済新聞ネットワーク 10月15日(金)8時46分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101015-00000005-minkei-l14
横浜市は禁煙サポート体制強化の一環として、今月から新たに「禁煙支援薬局」を設け、薬剤師による無料禁煙相談を開始した。(ヨコハマ経済新聞)
これは、市が市薬剤師会との協働で設置したもので、同会が認定した市内128カ所の薬局で薬剤師が相談者に合った禁煙支援を展開。具体的には禁煙方法の紹介や禁煙補助剤の使用法説明、禁煙治療を実施している医療機関の紹介などを行う。
禁煙支援薬局は、同会が主催する研修会へ参加し、タバコの害や近年のタバコを取り巻く環境の現状、薬剤師による禁煙支援の方法などを学んだ薬剤師のいる薬局。今後も1年に1回研修会に参加し、認定の更新を受ける。
2008年度の健康に関する市民意識調査によると、横浜市の喫煙率は18.3%で、同年の全国国民健康栄養調査の数字(21.8%)に比べてやや低め。ただし、市の女性喫煙率は近年、ほぼ横ばいから微増の傾向にあるという。市は健康づくり計画「健康横浜21」の重点取り組みで禁煙・分煙を掲げており、今月からのタバコの値上げに合わせ、禁煙を考えている市民がより気軽にチャレンジできるよう体制を整えた。
横浜市健康福祉局の小西美香子さんは「これまでも薬局ごとに個別で相談などを受け付けていましたが、薬剤師会の研修を受けていただいた上で、市民の皆様がより相談しやすいよう『禁煙支援薬局』という名前を掲げました。タバコの値上げを機に禁煙を考えている市民の皆様に、ぜひご活用いただければ」と話す。
禁煙支援薬局での相談は無料(禁煙補助剤の購入などは有料)。128カ所の一覧は、横浜市のホームページ内「禁煙NOTE」から閲覧することができる。同ホームページでは、タバコの影響や受動喫煙防止策のほか、禁煙治療や相談を行っている市内医療機関の最新情報なども掲載されている。
【写真】禁煙支援薬局の一覧は市のホームページ「禁煙NOTE」で閲覧できる
【yahoo!ニュース】みんなの経済新聞ネットワーク 10月15日(金)8時46分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101015-00000005-minkei-l14
横浜市は禁煙サポート体制強化の一環として、今月から新たに「禁煙支援薬局」を設け、薬剤師による無料禁煙相談を開始した。(ヨコハマ経済新聞)
これは、市が市薬剤師会との協働で設置したもので、同会が認定した市内128カ所の薬局で薬剤師が相談者に合った禁煙支援を展開。具体的には禁煙方法の紹介や禁煙補助剤の使用法説明、禁煙治療を実施している医療機関の紹介などを行う。
禁煙支援薬局は、同会が主催する研修会へ参加し、タバコの害や近年のタバコを取り巻く環境の現状、薬剤師による禁煙支援の方法などを学んだ薬剤師のいる薬局。今後も1年に1回研修会に参加し、認定の更新を受ける。
2008年度の健康に関する市民意識調査によると、横浜市の喫煙率は18.3%で、同年の全国国民健康栄養調査の数字(21.8%)に比べてやや低め。ただし、市の女性喫煙率は近年、ほぼ横ばいから微増の傾向にあるという。市は健康づくり計画「健康横浜21」の重点取り組みで禁煙・分煙を掲げており、今月からのタバコの値上げに合わせ、禁煙を考えている市民がより気軽にチャレンジできるよう体制を整えた。
横浜市健康福祉局の小西美香子さんは「これまでも薬局ごとに個別で相談などを受け付けていましたが、薬剤師会の研修を受けていただいた上で、市民の皆様がより相談しやすいよう『禁煙支援薬局』という名前を掲げました。タバコの値上げを機に禁煙を考えている市民の皆様に、ぜひご活用いただければ」と話す。
禁煙支援薬局での相談は無料(禁煙補助剤の購入などは有料)。128カ所の一覧は、横浜市のホームページ内「禁煙NOTE」から閲覧することができる。同ホームページでは、タバコの影響や受動喫煙防止策のほか、禁煙治療や相談を行っている市内医療機関の最新情報なども掲載されている。
【写真】禁煙支援薬局の一覧は市のホームページ「禁煙NOTE」で閲覧できる
2010年10月21日 Posted by tonton at 18:34 │Comments(0) │禁煙
●禁煙薬 生産追いつかず、新規患者へ販売休止
禁煙補助薬の新規患者への処方延期を依頼-ファイザー
【YAHOO!ニュース】医療介護CBニュース 10月13日(水)16時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101013-00000003-cbn-soci
ファイザーは10月12日、たばこ税の増税を受けて禁煙外来の受診者が増加したことから、同社の禁煙補助薬チャンピックスの新規患者への処方を延期するよう医療機関などに依頼したことを明らかにした。チャンピックスは、12週間で5回の禁煙指導を受ける禁煙治療プログラムに基づいて処方されることから、既に同薬による治療を開始している患者に確実に供給するためで、新規患者に処方できる供給体制が整うのは来年1月になる見込みだ。
同社によると、今年8月までの供給量は毎月約7万人分だったが、9月には約17万人分と大幅に増加し、10月は6日の時点で約8万人分を供給している。広報担当者は「10月の増税以降に、6、7月の約2倍の供給量になることを見込んでいたが、9月時点で想定を上回って増加した」と話している。
禁煙外来で処方される医療用医薬品としては、同薬のほか、ノバルティスファーマのニコチネルがある。同社の広報担当者は、ニコチネルの9月の供給量は前年同月比で約70%増加しており、品薄ではあるが、今のところ欠品はないとしている。
禁煙したいが、薬がない! 値上げで患者増、供給不足
【47NEWS】
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010101201000721.html
製薬大手ファイザーは12日、ニコチン依存症の喫煙者に対する禁煙補助薬「チャンピックス錠」について、要望に応じた供給ができない状態と発表した。10月からのたばこ増税を機に禁煙外来を受診し、禁煙治療を受ける人が増えた影響という。
8月までは毎月約7万人分を供給していたが、9月は約17万人、10月は6日時点で既に約8万人分になった。同社は、新規の治療希望者への処方を延期するよう医療機関などに要請。増産に努めているが、新規患者に供給できるのは来年初めになる見込み。
舘ひろしさん出演のテレビCMを前倒しで終了するなど、薬のPRを含んだ啓発活動も自粛する。
ファイザーによると、この薬は飲み薬で、脳のニコチンを受け取る部分をブロックし、たばこを吸ってもおいしく感じなくなる効果があるという。少量で1日1回から始め、次第に回数と量を増やし、3カ月間続ける。
週2回、禁煙外来を開いている東京医大病院総合診療科の平山陽示准教授によると、これまで新規の患者は次の週には予約ができたが、現在は1カ月半待ちの状態。
禁煙薬生産追いつかず、新規患者へ販売休止
【YAHOO!ニュース】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101012-00000971-yom-bus_all
米製薬大手ファイザーの日本法人は12日、禁煙外来の患者などに処方される禁煙補助薬「チャンピックス錠」の生産が間に合わなくなったため、新規の患者への販売を休止すると発表した。
10月からたばこが大幅に値上げされた影響で、禁煙外来の患者が急増したためとみられる。
ファイザーによると、今年6月から補助薬の需要が増え、9月の供給量は約17万人分と8月の約7万人から急増した。10月は6日間だけで約8万人に達し、予測を大幅に上回ったため、来年1月まで新規の患者への出荷を見合わせることにした。治療中の患者への販売は続けるという。
ノバルティスファーマ(スイス)が禁煙外来用に販売している禁煙補助薬も9月の出荷量が8月から倍増し、品薄の状態が続いているという。
9月のたばこ販売実績前月比88%増 禁煙補助薬は品薄に
【YAHOO!ニュース】オリコン 10月13日(水)6時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101012-00000023-oric-ent
日本たばこ協会は12日、9月の紙巻きたばこ販売実績が前月比88%増の374億本だったと発表した。たばこ増税を前にした駆け込み需要が原因とみられ、販売代金は同87.8%増の5671億円。また、買い溜めに走る人がいる一方、値上げを機に禁煙を決意した人も多く、ファイザー製薬は同日、経口禁煙補助薬『チャンピックス錠』が品薄になっていると発表。すでに治療を行っている患者への供給を最優先と考え、新規患者への処方を延期するよう、医療機関、薬局、医療関係者に要請したとしている。
日本たばこ協会の月次販売実績は2007年より統計の公表を行っているが、9月に打ち出した販売本数、販売代金は過去最高を記録。しかし、増税後の販売数量は大幅に減少すると思われる。
一方、ファイザー製薬が製造輸入販売を行っている禁煙補助薬は、今年8月までで毎月約7万人分を供給してきたが、増税前の“駆け込み禁煙”希望者が殺到し9月は約17万人分に膨れ上がった。さらに10月は、6日の時点でこれまでの月平均分を超える約8万人分を供給。当初の予測を上回り、需要に製造が追いつかない事態になっている。同社は当面啓発広告を自粛するとともに、来年1月から新規患者への治療を開始できるよう、生産量拡大に向け体制を整えるとしている。
禁煙ちょっと待って!? 治療補助薬が不足、HPも閉鎖
【asahi.com】
http://www.asahi.com/national/update/1012/TKY201010120182.html
飲むタイプの禁煙補助薬「チャンピックス」を販売するファイザー(本社・東京)は12日、新しい禁煙希望者の同薬による治療を延期するよう医療機関に依頼したと発表した。今月のたばこ値上げを機に医療機関の禁煙外来を受診する人が増え、供給できない事態となった。当面は禁煙啓発の広告も自粛する。
同社は8月まで毎月約7万人分を供給していたが、たばこの値上げ前の9月は約2.5倍の17万人分になった。さらに、10月は6日時点ですでに約8万人分を供給するなど、予測を超える売り上げになっているという。
同社は俳優の舘ひろしさんが登場する禁煙啓発サイトも「工事中」として一時閉鎖することにした。生産体制を拡大し、新規の患者への供給は来年1月ごろになる予定。「多大なるご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます」としている。
保険の対象となるニコチンパッチ「ニコチネル」を販売するノバルティスファーマでも、9月の売り上げが8月の約2倍。10月も好調で品薄になっているという。(小坪遊)
禁煙治療急増で処方薬が品薄に
【NHKニュース】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101013/t10014542901000.html
今月1日からたばこが大幅に値上げされたことを受けて、禁煙治療を受ける人が急増していることから、治療中の禁断症状を抑えるために病院で処方される医療用の薬が品薄になっています。病院などで禁煙治療を受けると、治療中の「いらいら」といった禁断症状を抑えるため、ニコチン入りのはり薬などの医療用の薬が処方されます。製薬大手の「ファイザー」によりますと、たばこが大幅に値上げされた今月1日から6日までだけで、通常の1か月分に当たるおよそ8万人分の薬が販売され、供給が追いつかない状態が続いているということです。薬が安定的に供給できるようになるのは、来年1月以降の見通しで、病院などに対して新規の禁煙患者の受け入れを自粛するよう呼びかけています。また「ノバルティスファーマ」も薬が品薄になっているため、出荷を制限しているということです。薬の供給が元に戻るのは来月中旬以降になるとしています。一方、ドラッグストアなどで手に入る禁煙補助薬も販売が伸びており、製薬メーカー各社は薬の輸入などを増やして供給体制の強化を急ぐことにしています。
禁煙補助薬チャンピックス 来年1月まで新患に使用できず 需要過多で
【ミクスOnline】
http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/39739/Default.aspx
ファイザーは10月12日、禁煙治療の開始時に用いる禁煙補助薬チャンピックス(一般名:バレニクリン酒石酸塩)の「スタート用パック」の出荷を停止すると発表した。事実上、新規患者にチャンピックスが使えなくなる。理由は、10月のたばこ税増税で新規患者が急増し、すでにチャンピックスで治療を始めた患者への薬剤供給に支障をきたしかねないと判断したためだ。同社によると、2011年1月から新規患者に処方できるよう供給体制を整えるとしている。チャンピックスは8月まで毎月約7万人(新規・継続患者の合計)に使用されていた。これが9月は約17万人に増加。更に10月は6日現在で約8万人に上り、たった4営業日で8月までの月実績を超え、9月の半月分の実績に迫る状況になった。同社広報部は、「予想をはるかに上回る状況。このまま増加し続ければ、供給不足によって治療継続に支障が出かねない」と話している。先週中頃からチャンピックスの流通に問題が出ているとの指摘があった。同社は地域偏在の可能性もあるとして注視していたが、今週になって、チャンピックスで治療を始めた患者の治療継続を最優先することを理由に、新規患者への処方延期を求める方針を決めた。具体的には治療開始時に用いる「スタート用パック」の出荷停止のほか、新規患者の誘導につながる、俳優の舘ひろしさんを起用した「医師と禁煙しよう」とのテレビCMなどDTCも自粛する。チャンピックスは通常、治療開始1~3日目は0.5mgを1日1回、4~7日目は0.5mgを1日2回、8日目以降は1mgを1日2回服用する。スタート用パックは治療開始1日目~14日目までを1つのPTPシートにまとめたもの。
突然の欠品、禁煙挑戦者「拍子抜け」 補助薬、ファイザーが販売一時中止
【日本経済新聞】
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A90889DE3E4E0E1EAE1E2E2E3E0E3E2E0E2E3E29BE2E2E2E2E2;bm=96958A9C93819696E3E0E291E58DE3E0E3E2E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2
米医薬大手の日本法人、ファイザー(東京・渋谷)が12日、同社の経口禁煙補助薬「チャンピックス」の新規患者向け販売を一時中止すると発表したのを受け、一部の医療機関が禁煙外来を中止するなど波紋が広がっている。10月からの大幅なたばこ増税を機に禁煙に挑戦する人が増え、供給が需要に追いつかない状態という。同社の突然の発表に「飲む補助薬」で禁煙を決めた人には「たばこ絶ち」と「治療待ち」の二重の我慢が続きそうな様子だ。
「拍子抜けというか意欲がそがれそうだ」。東京都品川区の会社員、佐藤歩さん(33)は経口薬での禁煙を決意し、7日に都内の禁煙外来を訪れたがチャンピックスによる治療は受けられないと断られたという。仕方なく張り薬での禁煙に切り替えた。
「チャンピックス」はファイザーが日本で初の飲む禁煙補助薬として2008年に製造輸入販売を開始した。12日の発表によると、たばこ増税を控えて禁煙外来の需要が増加し、8月は月約7万人分だった供給量が、9月には17万人分に達した。10月も6日時点ですでに8万人分になったという。
禁煙外来を開設している銀座並木通りクリニック(東京・中央、三好立院長)にチャンピックス欠品の知らせが届いたのは5日。突然だった。昼に院外薬局から「在庫なし」との連絡が入ったのに続き、夜には三好院長あてに中央区の医師会所属の医師から「チャンピックスが品薄で供給のめどが立たない」とのメールが届いた。
同院では知らせを受けた翌日、ファイザーの担当者に説明を求め、安定供給のめどが立たないとの回答を得た。たばこが値上げされた10月1日以降、禁煙外来はそれ以前の2倍の1日あたり5~6人の初診患者を受け付けるほど盛況だった。しかし、三好院長は「患者に継続して治療が提供できない」などの判断から7日に初診受け付けを中止。当面、張り薬だけの禁煙外来に限定する。
処方せん薬局も対応に苦慮している。薬局アポック銀座ガス灯通り支店(東京・中央)にも事前の連絡はなく、「(欠品への)対応はできなかった」(西山万紀薬局長)。需要増を見込み9月末に多めに注文したので継続処方の患者向けの在庫は確保しているが、今後の見通しは立たないという。ファイザーの欠品発表を受けて「きちんとした説明が欲しい」(西山薬局長)と訴える。
厚生労働省はファイザーの報告を受けた6日から複数回にわたって同社に安定供給と円滑な流通を確保するよう口頭で指導してきた。だが、同社によると、初診患者にチャンピックスを安定供給できるのは来年1月という。すでにテレビコマーシャルを自粛し、禁煙ウエブサイトも閉鎖。さらに24時間対応の相談窓口の設置も検討しているという。
禁煙治療飲み薬不足 医療機関受け付け困難/富山
【読売新聞】
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20101012-OYT8T01118.htm
禁煙治療に使われる飲み薬が不足し、治療の受け付けが困難となる医療機関が県内で相次いでいることが12日、わかった。たばこ値上げをきっかけに、禁煙治療を受ける患者が急増しており、医療機関は入荷待ちの状態だ。
品薄となっている飲み薬は、製薬会社「ファイザー」(東京)が販売する禁煙補助薬「チャンピックス」。同社が昨年4月に作成した冊子によると、ニコチンが切れた時のいらだつ症状を抑える効果があり、医師の処方で12週間にわたって服用する。
ファイザーによると、同薬を全国で毎月平均約7万人分供給してきたが、たばこ値上げを前にした9月は注文が急増して約17万人分に上り、今月は6日現在で既に約8万人分に達している。全国的に在庫が不足し、新規患者への処方が難しくなっており、正常化には来年1月までかかる見通しという。
富山市千石町の「富山医療生活協同組合 富山診療所」では、同薬の在庫が残り少ないため、今月から禁煙治療の新規受け付けを中止した。6日、同社から「出荷が間に合わない」と電話があり、8日、ファイザー社員が訪れ、「迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪したという。同診療所では先月、月平均の2人を大きく上回る12人から治療の申し込みがあり、宮腰幸子事務長は、「禁煙を決意する人がせっかく増えているのに残念」と話した。
このほか、同市北部のクリニックでは、先月30日に新規受け付けを中止。すでに3人の患者に治療を断った。6日にファイザーから在庫がないとの連絡を受けたが、男性院長は「通知が遅い。事前にわかっていれば違う対応をとれた」と憤った。同市北部の別の医院でも、既に通院している患者分しか在庫がないといい、同薬を出荷する卸業者は「10月に入り、入荷がぴたりと止まった」と話す。
ファイザー製品広報部は「治療を受ける皆様、医療関係者に多大なるご迷惑をおかけすることになり、おわび申し上げます」とコメントした。
【写真】品薄となっている飲み薬「チャンピックス」(12日、富山市の薬局で)
(2010年10月13日 読売新聞)
【YAHOO!ニュース】医療介護CBニュース 10月13日(水)16時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101013-00000003-cbn-soci
ファイザーは10月12日、たばこ税の増税を受けて禁煙外来の受診者が増加したことから、同社の禁煙補助薬チャンピックスの新規患者への処方を延期するよう医療機関などに依頼したことを明らかにした。チャンピックスは、12週間で5回の禁煙指導を受ける禁煙治療プログラムに基づいて処方されることから、既に同薬による治療を開始している患者に確実に供給するためで、新規患者に処方できる供給体制が整うのは来年1月になる見込みだ。
同社によると、今年8月までの供給量は毎月約7万人分だったが、9月には約17万人分と大幅に増加し、10月は6日の時点で約8万人分を供給している。広報担当者は「10月の増税以降に、6、7月の約2倍の供給量になることを見込んでいたが、9月時点で想定を上回って増加した」と話している。
禁煙外来で処方される医療用医薬品としては、同薬のほか、ノバルティスファーマのニコチネルがある。同社の広報担当者は、ニコチネルの9月の供給量は前年同月比で約70%増加しており、品薄ではあるが、今のところ欠品はないとしている。
禁煙したいが、薬がない! 値上げで患者増、供給不足
【47NEWS】
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010101201000721.html
製薬大手ファイザーは12日、ニコチン依存症の喫煙者に対する禁煙補助薬「チャンピックス錠」について、要望に応じた供給ができない状態と発表した。10月からのたばこ増税を機に禁煙外来を受診し、禁煙治療を受ける人が増えた影響という。
8月までは毎月約7万人分を供給していたが、9月は約17万人、10月は6日時点で既に約8万人分になった。同社は、新規の治療希望者への処方を延期するよう医療機関などに要請。増産に努めているが、新規患者に供給できるのは来年初めになる見込み。
舘ひろしさん出演のテレビCMを前倒しで終了するなど、薬のPRを含んだ啓発活動も自粛する。
ファイザーによると、この薬は飲み薬で、脳のニコチンを受け取る部分をブロックし、たばこを吸ってもおいしく感じなくなる効果があるという。少量で1日1回から始め、次第に回数と量を増やし、3カ月間続ける。
週2回、禁煙外来を開いている東京医大病院総合診療科の平山陽示准教授によると、これまで新規の患者は次の週には予約ができたが、現在は1カ月半待ちの状態。
禁煙薬生産追いつかず、新規患者へ販売休止
【YAHOO!ニュース】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101012-00000971-yom-bus_all
米製薬大手ファイザーの日本法人は12日、禁煙外来の患者などに処方される禁煙補助薬「チャンピックス錠」の生産が間に合わなくなったため、新規の患者への販売を休止すると発表した。
10月からたばこが大幅に値上げされた影響で、禁煙外来の患者が急増したためとみられる。
ファイザーによると、今年6月から補助薬の需要が増え、9月の供給量は約17万人分と8月の約7万人から急増した。10月は6日間だけで約8万人に達し、予測を大幅に上回ったため、来年1月まで新規の患者への出荷を見合わせることにした。治療中の患者への販売は続けるという。
ノバルティスファーマ(スイス)が禁煙外来用に販売している禁煙補助薬も9月の出荷量が8月から倍増し、品薄の状態が続いているという。
9月のたばこ販売実績前月比88%増 禁煙補助薬は品薄に
【YAHOO!ニュース】オリコン 10月13日(水)6時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101012-00000023-oric-ent
日本たばこ協会は12日、9月の紙巻きたばこ販売実績が前月比88%増の374億本だったと発表した。たばこ増税を前にした駆け込み需要が原因とみられ、販売代金は同87.8%増の5671億円。また、買い溜めに走る人がいる一方、値上げを機に禁煙を決意した人も多く、ファイザー製薬は同日、経口禁煙補助薬『チャンピックス錠』が品薄になっていると発表。すでに治療を行っている患者への供給を最優先と考え、新規患者への処方を延期するよう、医療機関、薬局、医療関係者に要請したとしている。
日本たばこ協会の月次販売実績は2007年より統計の公表を行っているが、9月に打ち出した販売本数、販売代金は過去最高を記録。しかし、増税後の販売数量は大幅に減少すると思われる。
一方、ファイザー製薬が製造輸入販売を行っている禁煙補助薬は、今年8月までで毎月約7万人分を供給してきたが、増税前の“駆け込み禁煙”希望者が殺到し9月は約17万人分に膨れ上がった。さらに10月は、6日の時点でこれまでの月平均分を超える約8万人分を供給。当初の予測を上回り、需要に製造が追いつかない事態になっている。同社は当面啓発広告を自粛するとともに、来年1月から新規患者への治療を開始できるよう、生産量拡大に向け体制を整えるとしている。
禁煙ちょっと待って!? 治療補助薬が不足、HPも閉鎖
【asahi.com】
http://www.asahi.com/national/update/1012/TKY201010120182.html
飲むタイプの禁煙補助薬「チャンピックス」を販売するファイザー(本社・東京)は12日、新しい禁煙希望者の同薬による治療を延期するよう医療機関に依頼したと発表した。今月のたばこ値上げを機に医療機関の禁煙外来を受診する人が増え、供給できない事態となった。当面は禁煙啓発の広告も自粛する。
同社は8月まで毎月約7万人分を供給していたが、たばこの値上げ前の9月は約2.5倍の17万人分になった。さらに、10月は6日時点ですでに約8万人分を供給するなど、予測を超える売り上げになっているという。
同社は俳優の舘ひろしさんが登場する禁煙啓発サイトも「工事中」として一時閉鎖することにした。生産体制を拡大し、新規の患者への供給は来年1月ごろになる予定。「多大なるご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます」としている。
保険の対象となるニコチンパッチ「ニコチネル」を販売するノバルティスファーマでも、9月の売り上げが8月の約2倍。10月も好調で品薄になっているという。(小坪遊)
禁煙治療急増で処方薬が品薄に
【NHKニュース】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101013/t10014542901000.html
今月1日からたばこが大幅に値上げされたことを受けて、禁煙治療を受ける人が急増していることから、治療中の禁断症状を抑えるために病院で処方される医療用の薬が品薄になっています。病院などで禁煙治療を受けると、治療中の「いらいら」といった禁断症状を抑えるため、ニコチン入りのはり薬などの医療用の薬が処方されます。製薬大手の「ファイザー」によりますと、たばこが大幅に値上げされた今月1日から6日までだけで、通常の1か月分に当たるおよそ8万人分の薬が販売され、供給が追いつかない状態が続いているということです。薬が安定的に供給できるようになるのは、来年1月以降の見通しで、病院などに対して新規の禁煙患者の受け入れを自粛するよう呼びかけています。また「ノバルティスファーマ」も薬が品薄になっているため、出荷を制限しているということです。薬の供給が元に戻るのは来月中旬以降になるとしています。一方、ドラッグストアなどで手に入る禁煙補助薬も販売が伸びており、製薬メーカー各社は薬の輸入などを増やして供給体制の強化を急ぐことにしています。
禁煙補助薬チャンピックス 来年1月まで新患に使用できず 需要過多で
【ミクスOnline】
http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/39739/Default.aspx
ファイザーは10月12日、禁煙治療の開始時に用いる禁煙補助薬チャンピックス(一般名:バレニクリン酒石酸塩)の「スタート用パック」の出荷を停止すると発表した。事実上、新規患者にチャンピックスが使えなくなる。理由は、10月のたばこ税増税で新規患者が急増し、すでにチャンピックスで治療を始めた患者への薬剤供給に支障をきたしかねないと判断したためだ。同社によると、2011年1月から新規患者に処方できるよう供給体制を整えるとしている。チャンピックスは8月まで毎月約7万人(新規・継続患者の合計)に使用されていた。これが9月は約17万人に増加。更に10月は6日現在で約8万人に上り、たった4営業日で8月までの月実績を超え、9月の半月分の実績に迫る状況になった。同社広報部は、「予想をはるかに上回る状況。このまま増加し続ければ、供給不足によって治療継続に支障が出かねない」と話している。先週中頃からチャンピックスの流通に問題が出ているとの指摘があった。同社は地域偏在の可能性もあるとして注視していたが、今週になって、チャンピックスで治療を始めた患者の治療継続を最優先することを理由に、新規患者への処方延期を求める方針を決めた。具体的には治療開始時に用いる「スタート用パック」の出荷停止のほか、新規患者の誘導につながる、俳優の舘ひろしさんを起用した「医師と禁煙しよう」とのテレビCMなどDTCも自粛する。チャンピックスは通常、治療開始1~3日目は0.5mgを1日1回、4~7日目は0.5mgを1日2回、8日目以降は1mgを1日2回服用する。スタート用パックは治療開始1日目~14日目までを1つのPTPシートにまとめたもの。
突然の欠品、禁煙挑戦者「拍子抜け」 補助薬、ファイザーが販売一時中止
【日本経済新聞】
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A90889DE3E4E0E1EAE1E2E2E3E0E3E2E0E2E3E29BE2E2E2E2E2;bm=96958A9C93819696E3E0E291E58DE3E0E3E2E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2
米医薬大手の日本法人、ファイザー(東京・渋谷)が12日、同社の経口禁煙補助薬「チャンピックス」の新規患者向け販売を一時中止すると発表したのを受け、一部の医療機関が禁煙外来を中止するなど波紋が広がっている。10月からの大幅なたばこ増税を機に禁煙に挑戦する人が増え、供給が需要に追いつかない状態という。同社の突然の発表に「飲む補助薬」で禁煙を決めた人には「たばこ絶ち」と「治療待ち」の二重の我慢が続きそうな様子だ。
「拍子抜けというか意欲がそがれそうだ」。東京都品川区の会社員、佐藤歩さん(33)は経口薬での禁煙を決意し、7日に都内の禁煙外来を訪れたがチャンピックスによる治療は受けられないと断られたという。仕方なく張り薬での禁煙に切り替えた。
「チャンピックス」はファイザーが日本で初の飲む禁煙補助薬として2008年に製造輸入販売を開始した。12日の発表によると、たばこ増税を控えて禁煙外来の需要が増加し、8月は月約7万人分だった供給量が、9月には17万人分に達した。10月も6日時点ですでに8万人分になったという。
禁煙外来を開設している銀座並木通りクリニック(東京・中央、三好立院長)にチャンピックス欠品の知らせが届いたのは5日。突然だった。昼に院外薬局から「在庫なし」との連絡が入ったのに続き、夜には三好院長あてに中央区の医師会所属の医師から「チャンピックスが品薄で供給のめどが立たない」とのメールが届いた。
同院では知らせを受けた翌日、ファイザーの担当者に説明を求め、安定供給のめどが立たないとの回答を得た。たばこが値上げされた10月1日以降、禁煙外来はそれ以前の2倍の1日あたり5~6人の初診患者を受け付けるほど盛況だった。しかし、三好院長は「患者に継続して治療が提供できない」などの判断から7日に初診受け付けを中止。当面、張り薬だけの禁煙外来に限定する。
処方せん薬局も対応に苦慮している。薬局アポック銀座ガス灯通り支店(東京・中央)にも事前の連絡はなく、「(欠品への)対応はできなかった」(西山万紀薬局長)。需要増を見込み9月末に多めに注文したので継続処方の患者向けの在庫は確保しているが、今後の見通しは立たないという。ファイザーの欠品発表を受けて「きちんとした説明が欲しい」(西山薬局長)と訴える。
厚生労働省はファイザーの報告を受けた6日から複数回にわたって同社に安定供給と円滑な流通を確保するよう口頭で指導してきた。だが、同社によると、初診患者にチャンピックスを安定供給できるのは来年1月という。すでにテレビコマーシャルを自粛し、禁煙ウエブサイトも閉鎖。さらに24時間対応の相談窓口の設置も検討しているという。
禁煙治療飲み薬不足 医療機関受け付け困難/富山
【読売新聞】
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20101012-OYT8T01118.htm
禁煙治療に使われる飲み薬が不足し、治療の受け付けが困難となる医療機関が県内で相次いでいることが12日、わかった。たばこ値上げをきっかけに、禁煙治療を受ける患者が急増しており、医療機関は入荷待ちの状態だ。
品薄となっている飲み薬は、製薬会社「ファイザー」(東京)が販売する禁煙補助薬「チャンピックス」。同社が昨年4月に作成した冊子によると、ニコチンが切れた時のいらだつ症状を抑える効果があり、医師の処方で12週間にわたって服用する。
ファイザーによると、同薬を全国で毎月平均約7万人分供給してきたが、たばこ値上げを前にした9月は注文が急増して約17万人分に上り、今月は6日現在で既に約8万人分に達している。全国的に在庫が不足し、新規患者への処方が難しくなっており、正常化には来年1月までかかる見通しという。
富山市千石町の「富山医療生活協同組合 富山診療所」では、同薬の在庫が残り少ないため、今月から禁煙治療の新規受け付けを中止した。6日、同社から「出荷が間に合わない」と電話があり、8日、ファイザー社員が訪れ、「迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪したという。同診療所では先月、月平均の2人を大きく上回る12人から治療の申し込みがあり、宮腰幸子事務長は、「禁煙を決意する人がせっかく増えているのに残念」と話した。
このほか、同市北部のクリニックでは、先月30日に新規受け付けを中止。すでに3人の患者に治療を断った。6日にファイザーから在庫がないとの連絡を受けたが、男性院長は「通知が遅い。事前にわかっていれば違う対応をとれた」と憤った。同市北部の別の医院でも、既に通院している患者分しか在庫がないといい、同薬を出荷する卸業者は「10月に入り、入荷がぴたりと止まった」と話す。
ファイザー製品広報部は「治療を受ける皆様、医療関係者に多大なるご迷惑をおかけすることになり、おわび申し上げます」とコメントした。
【写真】品薄となっている飲み薬「チャンピックス」(12日、富山市の薬局で)
(2010年10月13日 読売新聞)
2010年10月17日 Posted by tonton at 07:41 │Comments(0) │禁煙
●「ニコチン依存症」は病気 禁煙治療
「ニコチン依存症」は病気 禁煙治療、条件付きで保険も適用
【zakzak】
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101006/dms1010061517011-n1.htm
タバコ増税がスタート。製薬会社の調査では、この機に喫煙者の半数以上が「禁煙に挑戦」と答えている。どうしてもやめられない喫煙は「ニコチン依存症」という立派な病気。絶煙をめざすならやはり禁煙治療にすがるしかないようだ。
【増税で受診者倍増】
禁煙治療が保険適用になるには次の4つの条件がある。
(1)直ちに禁煙しようと考えていること
(2)ニコチン依存症のスクリーニングテスト(10項目中)に5つ以上該当
(3)「1日喫煙本数×喫煙年数」が200以上
(4)禁煙治療を受けることを文書で同意(禁煙宣言書に署名)している
東京・板橋の東京武蔵野病院禁煙外来の泉正樹副院長は「20代では喫煙年数が少ないケースもあるが、中高年ならほとんどの喫煙者が該当する。ただ、以前に治療を受けている人は1年以上経過しないと保険適用になりません」と説明する。
当院では1日2、3件だった治療予約の問い合わせが、このタバコ増税を機に倍増したという。
【治療2種類から選択】
治療は、皮膚からニコチンを吸収させて禁煙の離脱症状を抑える張り薬(パッチ)と、脳内のニコチン受容体に作用して離脱症状と喫煙時の満足感を抑える飲み薬を使う2つの方法がある。
パッチは皮膚の弱い人には不向き。飲み薬は程度の軽い不眠、吐き気といった副作用が出る場合がある。泉副院長は「基本的には患者さんに好きな方法を選んでもらう。8-9割は飲み薬の方を選びますね」と話す。
パッチは腕や腹に1日1枚張り、8週間を目安にサイズを大から小に切り替えていく。飲み薬は喫煙開始1週間前から飲み始め、12週間服用を続ける。この間、再診で4回外来に足を運ぶ。離脱症状が厳しいなら市販のニコチンガムを併用すると効果的だ。
【禁煙成功率は60%】
「離脱症状の波は禁煙3日目、1週間目ごろが強くだんだん波が小さくなっていく」と同院の禁煙外来担当看護師。つらいが、これを乗り越えれば多くの人が「すべてに自信が持てるようになった。やってよかった」と感想を漏らすという。
成功のポイントは「止めると決めた強い意志にスイッチが入っているかどうか。加えて家族や周囲の人のサポートも大切」(泉副院長)だ。
禁煙期間の注意は、気がゆるむ酒の宴席は極力控えること。電子タバコなどの喫煙を連想する行動もキッパリ止める。同院の禁煙成功率は約60%だが、市販のパッチを使うのなら禁煙外来の方が値段も安く、成功率も断然高いという。
「結婚や出産を機に止められる人は多い。家族や周囲に対して、自分に対しても“禁煙は愛”なのです」と泉副院長。
買いだめしたタバコも底をついてきたら、さっそくトライだ。
《禁煙と喫煙にかかる費用》
■病院 禁煙外来でパッチ(8週間) 約1万3000円 禁煙外来で飲み薬(12週間) 約1万9000円
■自力 市販のパッチ(8週間) 約2万2000円 市販のガム(96個入り) 約7000円
■継続 喫煙(1日1箱・410円)を8週間 2万2960円 喫煙(1日1箱・同)を12週間 3万4440円
※病院は3割負担で、「禁煙治療のための標準手順」を参考
【写真】禁煙外来の診療風景【拡大】
【zakzak】
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101006/dms1010061517011-n1.htm
タバコ増税がスタート。製薬会社の調査では、この機に喫煙者の半数以上が「禁煙に挑戦」と答えている。どうしてもやめられない喫煙は「ニコチン依存症」という立派な病気。絶煙をめざすならやはり禁煙治療にすがるしかないようだ。
【増税で受診者倍増】
禁煙治療が保険適用になるには次の4つの条件がある。
(1)直ちに禁煙しようと考えていること
(2)ニコチン依存症のスクリーニングテスト(10項目中)に5つ以上該当
(3)「1日喫煙本数×喫煙年数」が200以上
(4)禁煙治療を受けることを文書で同意(禁煙宣言書に署名)している
東京・板橋の東京武蔵野病院禁煙外来の泉正樹副院長は「20代では喫煙年数が少ないケースもあるが、中高年ならほとんどの喫煙者が該当する。ただ、以前に治療を受けている人は1年以上経過しないと保険適用になりません」と説明する。
当院では1日2、3件だった治療予約の問い合わせが、このタバコ増税を機に倍増したという。
【治療2種類から選択】
治療は、皮膚からニコチンを吸収させて禁煙の離脱症状を抑える張り薬(パッチ)と、脳内のニコチン受容体に作用して離脱症状と喫煙時の満足感を抑える飲み薬を使う2つの方法がある。
パッチは皮膚の弱い人には不向き。飲み薬は程度の軽い不眠、吐き気といった副作用が出る場合がある。泉副院長は「基本的には患者さんに好きな方法を選んでもらう。8-9割は飲み薬の方を選びますね」と話す。
パッチは腕や腹に1日1枚張り、8週間を目安にサイズを大から小に切り替えていく。飲み薬は喫煙開始1週間前から飲み始め、12週間服用を続ける。この間、再診で4回外来に足を運ぶ。離脱症状が厳しいなら市販のニコチンガムを併用すると効果的だ。
【禁煙成功率は60%】
「離脱症状の波は禁煙3日目、1週間目ごろが強くだんだん波が小さくなっていく」と同院の禁煙外来担当看護師。つらいが、これを乗り越えれば多くの人が「すべてに自信が持てるようになった。やってよかった」と感想を漏らすという。
成功のポイントは「止めると決めた強い意志にスイッチが入っているかどうか。加えて家族や周囲の人のサポートも大切」(泉副院長)だ。
禁煙期間の注意は、気がゆるむ酒の宴席は極力控えること。電子タバコなどの喫煙を連想する行動もキッパリ止める。同院の禁煙成功率は約60%だが、市販のパッチを使うのなら禁煙外来の方が値段も安く、成功率も断然高いという。
「結婚や出産を機に止められる人は多い。家族や周囲に対して、自分に対しても“禁煙は愛”なのです」と泉副院長。
買いだめしたタバコも底をついてきたら、さっそくトライだ。
《禁煙と喫煙にかかる費用》
■病院 禁煙外来でパッチ(8週間) 約1万3000円 禁煙外来で飲み薬(12週間) 約1万9000円
■自力 市販のパッチ(8週間) 約2万2000円 市販のガム(96個入り) 約7000円
■継続 喫煙(1日1箱・410円)を8週間 2万2960円 喫煙(1日1箱・同)を12週間 3万4440円
※病院は3割負担で、「禁煙治療のための標準手順」を参考
【写真】禁煙外来の診療風景【拡大】
2010年10月14日 Posted by tonton at 21:43 │Comments(0) │禁煙
●”卒煙”促すリポート発表へ、座間の滝口さんが研究成果/神奈川
”卒煙”促すリポート発表へ、座間の滝口さんが研究成果/神奈川
【カナロコ】
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1010050024/
あなたも“卒煙”を考えては?―。値上げや県の受動喫煙防止条例など、たばこを取り巻く環境が変化している中、座間市立野台の滝口幸雄さん(73)らが“卒煙”を促すため、たばこの歴史や禁煙体験などを多角的に研究し、その成果をまとめた。23、24の両日、座間市東原の東地区文化センターで発表する。
滝口さんは、3年前から同センターの市民講座「あすなろ大学」に参加して以来、健康問題について調べてきた。ことしは、受講仲間8人と増税などで話題性が大きいたばこを題材にさまざまな調査をした。
図書館や博物館に足を運び、3カ月間かけ、世界各国の警告文や、血圧上昇、発がん性などのたばこの健康被害を各自で調査した。
このほか、歯科医から歯肉炎の進行を指摘されてから取り組んだ禁煙の体験談や、「なぜ、たばこ屋さんがつぶれないのか」といった雑学までさまざまな報告書をまとめた。
滝口さんは「たばこを吸うのは個人の自由だが、周りの人にも害があるのも事実。発表をきっかけに“卒煙”につなげてもらえれば」と話している。
滝口さんらの研究発表についての問い合わせは、同センター電話046(253)0781。
【カナロコ】
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1010050024/
あなたも“卒煙”を考えては?―。値上げや県の受動喫煙防止条例など、たばこを取り巻く環境が変化している中、座間市立野台の滝口幸雄さん(73)らが“卒煙”を促すため、たばこの歴史や禁煙体験などを多角的に研究し、その成果をまとめた。23、24の両日、座間市東原の東地区文化センターで発表する。
滝口さんは、3年前から同センターの市民講座「あすなろ大学」に参加して以来、健康問題について調べてきた。ことしは、受講仲間8人と増税などで話題性が大きいたばこを題材にさまざまな調査をした。
図書館や博物館に足を運び、3カ月間かけ、世界各国の警告文や、血圧上昇、発がん性などのたばこの健康被害を各自で調査した。
このほか、歯科医から歯肉炎の進行を指摘されてから取り組んだ禁煙の体験談や、「なぜ、たばこ屋さんがつぶれないのか」といった雑学までさまざまな報告書をまとめた。
滝口さんは「たばこを吸うのは個人の自由だが、周りの人にも害があるのも事実。発表をきっかけに“卒煙”につなげてもらえれば」と話している。
滝口さんらの研究発表についての問い合わせは、同センター電話046(253)0781。
2010年10月14日 Posted by tonton at 21:35 │Comments(0) │禁煙
●たばこが値上げ 記者禁煙に挑戦
たばこが値上げ 記者禁煙に挑戦
【asahi.com】
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001010020003
大幅な増税でたばこが値上げされた1日、たばこ店や販売コーナーは、駆け込み需要でにぎわった先月までとは打って変わって閑散とした。この機会に禁煙に挑戦する人もいるはず。甲府共立診療所(甲府市)の「禁煙外来」を訪ねて話を聞き、愛煙家の一人として、禁煙に挑戦した。(菊地雅敏)
1日、意を決して甲府共立診療所の禁煙外来に向かった。同診療所によると、たばこの値上げが決まった今年春以降、問い合わせが急増。新規の患者を毎月7人ずつ受け付けているが、すでに12月まで予約で埋まっているという。
窓口で問診票をもらい、1日の喫煙本数や喫煙年数を記入。禁煙を試みて失敗したことはあるか、健康に問題が起きていると分かっていても吸うことがあったかなど10問の「ニコチン依存症テスト」に答える。5問以上該当すると「ニコチン依存症」だ。
私は1日2箱ほど吸い、何度か禁煙に失敗している。診察してくれた加賀美武医師は、はっきりとした口調で「立派な依存症ですね」。本気で禁煙する意思があるか、3カ月で5回受診できるかを確かめられ、禁煙宣誓書に署名した。「依存」の度合いに応じて、保険診療が適用されることもある。
まず、喫煙の害について説明を受ける。たばこには4千種類以上の化学物質が含まれ、そのうち200種類以上は有害であることが判明していること。ニコチン、タールのほか、猛毒のポロニウムも含まれていることなど。
体内に取り込んでしまった有害物質の指標として、呼気中の一酸化炭素濃度を測定する。非喫煙者は3~4ppmだが、43ppmだった。一酸化炭素はニコチンとともに動脈硬化を進め、心筋梗塞(こう・そく)や脳梗塞(こう・そく)を引き起こす原因になる。
病院で処方するのは、体にはる薬か飲み薬。ニコチンガムは保険が適用されない。それぞれに一長一短あるが、禁煙時のいらだちなどを抑え、成功率が高いという「飲み薬」を選択。「吐き気」などの副作用の可能性があるという説明を受け同意した。 薬はあくまで補助的なもの。禁煙には意思が必要だ。「禁煙は長い間つきあった恋人と別れるようなもの。どこかにしこりは残ります。決意を固めてください」と加賀美医師。禁煙へのチャレンジがスタートした。今後2週間後、4週間後、8週間後、12週間後に受診し、薬の処方を受け禁煙を目指す。
同診療所の場合、のみ薬を使うと保険適用で約1万8千円、適用されないと約6万1千円。はり薬は、保険適用で約1万2千円、適用外は約4万円の治療費がかかる。
◇たばこ店客足「さっぱりだ」
戦前からたばこを売っている甲府市北口3丁目のたばこ店。9月中は、3~10カートン(1カートンに10箱入り)をまとめ買いする客が相次いで訪れたという。1日は、「毎日1箱ずつ買う数人の常連さん以外は、さっぱり」と、店番の女性。
多くの常連客は、予約注文で3カ月分ほど買い込んだという。9月30日は、カートンが売り切れても、ばら売りを買う人が続々。店ではこれまで、1箱300円のたばこを3個パックや5個パックにするなどして売り、人気だった。300円のたばこが410円になると、「(値段の)切りが悪くて売りづらい」という。
【写真】新しい値札がはられた商品棚。前日に大量購入した人が多く、すき間が目立つ=甲府市北口3丁目のたばこ店で
【禁煙日記】1不安の船出
【朝日新聞社】
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001010010006
正直あんまり乗り気じゃない。というより「今回も失敗するのでは」という不安が強い。
居酒屋で一緒に飲んでいた年下の青年から「たばこ、吸えないでしょ」との挑発に乗って、喫煙人生は23歳から始まった。もう10年。当初「いつでもやめられる」と思っていたが、一番多い時で1日5箱、今でも1日1箱以上を吸ってきた。
津総局にいる記者9人のうち、今でもたばこを吸うのは私だけ。多くの人が禁煙に成功してきた。それだけに、紫煙を漂わせる私へは、後輩からも容赦ない突き上げがある。
9月30日、朝の時点で1箱のたばこ(ラーク12ミリロング)があった。「今日はこれで済まそう」と思ったが、午後6時にはなくなった。まだ6時間ある。ピース(10本入り)を買った。6年前に水戸総局で「禁煙記」を茨城版に書いた時も、「最後の1本」はピースだった。
この時は、本数を減らしながら、ニコチンガムやパッチも使った。でも今回は、1日からは吸わないことにする。「結局、最後は強い動機がないとできない」と医師から以前、言われたからだ。1本でも吸えば、禁煙にはならない。
1箱100円近い値上げはきつい。水戸時代は独身だったが、今は妻子がいる。年とともに体調への不安も募る。「強い意志」が持てているか分からないが、始めてみます。
【写真】最後の1本に火をつける県政C。
【写真】愛煙の日々よ。県政Cの背中に哀愁がただよう。
【写真】ほとんどフィルターまで吸い尽くした県政C。「もう吸いません」。
(10月1日、永友茂則)
【asahi.com】
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001010020003
大幅な増税でたばこが値上げされた1日、たばこ店や販売コーナーは、駆け込み需要でにぎわった先月までとは打って変わって閑散とした。この機会に禁煙に挑戦する人もいるはず。甲府共立診療所(甲府市)の「禁煙外来」を訪ねて話を聞き、愛煙家の一人として、禁煙に挑戦した。(菊地雅敏)
1日、意を決して甲府共立診療所の禁煙外来に向かった。同診療所によると、たばこの値上げが決まった今年春以降、問い合わせが急増。新規の患者を毎月7人ずつ受け付けているが、すでに12月まで予約で埋まっているという。
窓口で問診票をもらい、1日の喫煙本数や喫煙年数を記入。禁煙を試みて失敗したことはあるか、健康に問題が起きていると分かっていても吸うことがあったかなど10問の「ニコチン依存症テスト」に答える。5問以上該当すると「ニコチン依存症」だ。
私は1日2箱ほど吸い、何度か禁煙に失敗している。診察してくれた加賀美武医師は、はっきりとした口調で「立派な依存症ですね」。本気で禁煙する意思があるか、3カ月で5回受診できるかを確かめられ、禁煙宣誓書に署名した。「依存」の度合いに応じて、保険診療が適用されることもある。
まず、喫煙の害について説明を受ける。たばこには4千種類以上の化学物質が含まれ、そのうち200種類以上は有害であることが判明していること。ニコチン、タールのほか、猛毒のポロニウムも含まれていることなど。
体内に取り込んでしまった有害物質の指標として、呼気中の一酸化炭素濃度を測定する。非喫煙者は3~4ppmだが、43ppmだった。一酸化炭素はニコチンとともに動脈硬化を進め、心筋梗塞(こう・そく)や脳梗塞(こう・そく)を引き起こす原因になる。
病院で処方するのは、体にはる薬か飲み薬。ニコチンガムは保険が適用されない。それぞれに一長一短あるが、禁煙時のいらだちなどを抑え、成功率が高いという「飲み薬」を選択。「吐き気」などの副作用の可能性があるという説明を受け同意した。 薬はあくまで補助的なもの。禁煙には意思が必要だ。「禁煙は長い間つきあった恋人と別れるようなもの。どこかにしこりは残ります。決意を固めてください」と加賀美医師。禁煙へのチャレンジがスタートした。今後2週間後、4週間後、8週間後、12週間後に受診し、薬の処方を受け禁煙を目指す。
同診療所の場合、のみ薬を使うと保険適用で約1万8千円、適用されないと約6万1千円。はり薬は、保険適用で約1万2千円、適用外は約4万円の治療費がかかる。
◇たばこ店客足「さっぱりだ」
戦前からたばこを売っている甲府市北口3丁目のたばこ店。9月中は、3~10カートン(1カートンに10箱入り)をまとめ買いする客が相次いで訪れたという。1日は、「毎日1箱ずつ買う数人の常連さん以外は、さっぱり」と、店番の女性。
多くの常連客は、予約注文で3カ月分ほど買い込んだという。9月30日は、カートンが売り切れても、ばら売りを買う人が続々。店ではこれまで、1箱300円のたばこを3個パックや5個パックにするなどして売り、人気だった。300円のたばこが410円になると、「(値段の)切りが悪くて売りづらい」という。
【写真】新しい値札がはられた商品棚。前日に大量購入した人が多く、すき間が目立つ=甲府市北口3丁目のたばこ店で
【禁煙日記】1不安の船出
【朝日新聞社】
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001010010006
正直あんまり乗り気じゃない。というより「今回も失敗するのでは」という不安が強い。
居酒屋で一緒に飲んでいた年下の青年から「たばこ、吸えないでしょ」との挑発に乗って、喫煙人生は23歳から始まった。もう10年。当初「いつでもやめられる」と思っていたが、一番多い時で1日5箱、今でも1日1箱以上を吸ってきた。
津総局にいる記者9人のうち、今でもたばこを吸うのは私だけ。多くの人が禁煙に成功してきた。それだけに、紫煙を漂わせる私へは、後輩からも容赦ない突き上げがある。
9月30日、朝の時点で1箱のたばこ(ラーク12ミリロング)があった。「今日はこれで済まそう」と思ったが、午後6時にはなくなった。まだ6時間ある。ピース(10本入り)を買った。6年前に水戸総局で「禁煙記」を茨城版に書いた時も、「最後の1本」はピースだった。
この時は、本数を減らしながら、ニコチンガムやパッチも使った。でも今回は、1日からは吸わないことにする。「結局、最後は強い動機がないとできない」と医師から以前、言われたからだ。1本でも吸えば、禁煙にはならない。
1箱100円近い値上げはきつい。水戸時代は独身だったが、今は妻子がいる。年とともに体調への不安も募る。「強い意志」が持てているか分からないが、始めてみます。
【写真】最後の1本に火をつける県政C。
【写真】愛煙の日々よ。県政Cの背中に哀愁がただよう。
【写真】ほとんどフィルターまで吸い尽くした県政C。「もう吸いません」。
(10月1日、永友茂則)
2010年10月03日 Posted by tonton at 16:18 │Comments(0) │禁煙
●静岡県島田市/ 体内のタール分量を簡易判定 島田市役所で
【静岡】体内のタール分量を簡易判定 島田市役所で禁煙指導しアドバイス
【中日新聞】
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20101001/CK2010100102000132.html
1日からの大幅値上げの機会に、あらためてたばこと健康について市民に考えてもらうおうと、島田市健康づくり課は30日、市役所玄関で、体内タールの簡易判定試薬「やにけん」を使って禁煙指導を行った。 (浅野宮宏)
健康増進法25条で受動喫煙の害が指摘されているように、たばこは喫煙者本人だけでなく周りにいる人にも害を与え、厳格な禁煙マナーが求められている。やにけんは喫煙で体内に入ったタールの成分を唾液(だえき)を使って試薬で反応させ、白から黄色、茶色までの5段階の色の変化で、タール量が測定できる。
市民らは珍しそうに試薬に唾液をつけ、1分待って職員と自己判定。職員は判定結果に沿って「他人のたばこの煙に注意して」「早く禁煙した方がいい」とアドバイスし、禁煙外来がある市内の病院や禁煙支援薬局を紹介した。
50年ほど喫煙する夫(69)と暮らす市内の主婦(60)は「私は酒もたばこもやらないので反応しなくて良かった」と受動喫煙の害がなくほっとした表情。「夫は値上げするからやめるって言ってたけど、どうかな。まあ好きに吸ってくれればいい」と笑顔で話した。
【写真】タール測定簡易試薬「やにけん」を使って、たばこの害を呼びかける市職員(左)ら=島田市役所正面玄関ロビーで
【中日新聞】
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20101001/CK2010100102000132.html
1日からの大幅値上げの機会に、あらためてたばこと健康について市民に考えてもらうおうと、島田市健康づくり課は30日、市役所玄関で、体内タールの簡易判定試薬「やにけん」を使って禁煙指導を行った。 (浅野宮宏)
健康増進法25条で受動喫煙の害が指摘されているように、たばこは喫煙者本人だけでなく周りにいる人にも害を与え、厳格な禁煙マナーが求められている。やにけんは喫煙で体内に入ったタールの成分を唾液(だえき)を使って試薬で反応させ、白から黄色、茶色までの5段階の色の変化で、タール量が測定できる。
市民らは珍しそうに試薬に唾液をつけ、1分待って職員と自己判定。職員は判定結果に沿って「他人のたばこの煙に注意して」「早く禁煙した方がいい」とアドバイスし、禁煙外来がある市内の病院や禁煙支援薬局を紹介した。
50年ほど喫煙する夫(69)と暮らす市内の主婦(60)は「私は酒もたばこもやらないので反応しなくて良かった」と受動喫煙の害がなくほっとした表情。「夫は値上げするからやめるって言ってたけど、どうかな。まあ好きに吸ってくれればいい」と笑顔で話した。
【写真】タール測定簡易試薬「やにけん」を使って、たばこの害を呼びかける市職員(左)ら=島田市役所正面玄関ロビーで