世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●JT、インド事業撤退へ

JT、インド事業撤退へ
【インド新聞】
http://indonews.jp/2011/11/jt.html

 10日付のビジネス・スタンダード紙(1面)によると、日本のたばこ関連業JTは今年12月31日でインド事業から撤退する。同社のタバコ売上高は世界第3位。インドではムンバイ拠点の企業と合弁で「JTインターナショナル・インディア・プライベート・リミテッド」を1993年に創業、JTが50%の株式を保有していた。2010年にはJTの持ち株比率を74%まで引き上げ、10億米ドルの追加投資を行う計画だったが承認されなかった。参入から現在までの投資総額は8千-8,500万米ドル、損失額は4,500万米ドルとみられている。インドでは「ゴールド・コースト」と「ウィンストン」を生産しており、最盛期にはケララ州、ムンバイ、バンガロールなどで年間30億本が販売されていた。年間50億本の生産能力のある工場は、既に政府への引き渡しが完了している。

 インドのタバコの年間消費本数は1,020億本、ITCがシェア1位、ゴッドフレー・フィリップスやゴールデン・タバコなどがシェアを占めている。タバコ市場への外国資本参入の規制は厳しく、英ブリティッシュ・アメリカン・タバコもITCへの出資を申請していたが、許可されなかった。



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2011年11月15日 Posted bytonton at 17:17 │Comments(0)●タバコ会社・関係団体

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