世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●葉タバコ農家、過半数が廃作へ/大分

葉タバコ農家、過半数が廃作へ/大分
【朝日新聞社】
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001109270002

 たばこの原料の葉タバコを栽培している県内の農家の過半数が、今年限りで生産を打ち切ることになった。県などによると、原料の需給バランス確保のため日本たばこ産業(JT)が2004年以来7年ぶりに募集した「廃作」に、県内262戸の約6割が応じた模様だ。26日の県議会農林水産委員会で、県は転作作物の生産支援や廃作跡地の活用支援に乗り出す方針を明らかにした。

 県園芸振興室などによると、県内の葉タバコ農家は262戸で、栽培面積は計約547ヘクタール(2011年実績)。9月上旬までの廃作募集に応じた農家には、JTから10アールあたり28万円の「廃作協力金」が支払われる。

 葉タバコは県内の基幹作物の一つ。09年の産出額は約27億2千万円で品目別9位だ。だが禁煙を促す風潮からたばこ自体の売り上げが減り、ここ4、5年は天候不順で不作も続いていた。今年も5月以降の多雨で収量が落ちる見込みだ。

 県は14日、「葉たばこ廃作農家相談窓口」を庁内に設けた。廃作者への意向調査を今月末まで実施する。

 転作する農家には、栽培技術の指導や施設・機械整備の支援を検討。高糖度カンショやピーマン、白ネギ、ニンニク、ホオズキなど各地域で従来から推進している品目を中心に転作を勧める。一方、高齢化などで今回の廃作を機に離農する農家の畑については、耕地規模を広げたいと考えている農家や、新規の農業参入を考える企業向けの情報提供に力を入れる方針だ。(原篤司)



葉たばこ廃作に伴う県が支援策提示/大分
【OBSニュース】
http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD09270017903.html

県内の葉タバコ農家の多くが来年以降生産しない「廃作」を希望している問題で、県は農家に対し、転作や農地活用を進めるための支援内容をまとめました。

県によりますとJT・日本たばこ産業の需給調整に伴い、県内の葉たばこ生産農家262戸のうち6割弱のおよそ150戸が廃作を希望しています。こうした中、県は今月末までに農家の意向を取りまとめた上で、転作を希望する農家に対する支援策を実施します。具体的には甘藷やピーマンなど他の農作物に転作する場合、種と苗の確保や施設の整備、栽培技術の指導について支援します。また離農者が所有する農地については来月までに廃作跡地マップを作成し、企業参入などを推進することにしています。県では今後、市町村と連携しながら、12月までに必要な予算措置を講じ、来年3月までに支援事業を実施する方針です。


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2011年09月27日 Posted bytonton at 15:15 │Comments(0)●タバコ会社・関係団体

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