日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
●韓国/ 喫煙と肺がん発症との因果関係認めるもKT&Gの責任認めず
喫煙と肺がん発症との因果関係認めるもKT&Gの責任認めず ソウル高裁判決
【朝鮮日報】
http://www.chosunonline.com/news/20110216000040
「喫煙によってがんになり、精神的に苦痛を受けた」として、Bさんなど肺がん患者7人と家族25人が国やKT&G(旧・韓国たばこ人参公社)を相手取り、3億700万ウォン(約2300万円)の損害賠償を求めた訴訟で、ソウル高裁民事9部(ソン・ギムン裁判長)は15日、1審と同じく原告の訴えを棄却した。
高裁は判決理由について「長期間にわたる喫煙と肺がんの発症には疫学的な因果関係が認められ、原告の肺がん患者7人のうち4人は喫煙によって肺がんになったことが認められる。しかし、KT&Gがたばこに依存させる目的で情報を隠したり、ニコチンの量を改ざんするといった違法行為をしたりしたと考えるのは困難だ」と述べた。だが、高裁は「喫煙のために(肺がんを)発症したことが認められる以上、別個の訴訟を起こし、KT&Gの違法行為が認められれば、損害賠償を請求できる可能性がある」と付け加えた。
原告側の代理人を務めるペ・グムジャ弁護士は「人を殺したことは認めながらも、その行為の違法性を認めないと言っているに等しい判決だ。上告するか否かは、患者の家族と話し合った上で決める」と話した。
鄭智燮(チョン・ジソプ)記者
喫煙と肺がん「因果関係はあるが、賠償責任はない」、裁判所が製造会社に軍配
【donga.com】
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2011021688868
12年間続いてきた「タバコを巡る訴訟」で、裁判所は、喫煙は肺がんの発病原因という個別的な因果関係を初めて認め、今後、別の訴訟が起こされれば、肺がん患者側が勝訴する可能性があることを明らかにした。しかし、タバコ製造会社が、製造販売の過程で、不法行為を行ったと言う点は立証されず、賠償責任はないと判決した。
ソウル高裁・民事9部(成箕?部長判事)は15日、肺がん患者の金某氏やその家族など30人が、「タバコを吸い、ガンにかかった」と主張し、国やKT&Gを相手に起こした損害賠償請求訴訟の控訴審で、1審と同様、肺がん患者側に対し、敗訴判決を下した。
裁判部は、「タバコの煙に様々な発がん性物質が含まれており、そのため、肺がんになったことを科学的に立証するのは現実的に難しいことだが、KT&Gが独占的にタバコを製造・販売していることなどに照らしてみれば、原告が肺がんの発病原因を立証する責任を減らすべきだ」と明らかにした。
このような前提の下、裁判部は「1日1箱以上のタバコを20年間以上、肺がんの診断を受けるまで吸い、喫煙との関連性の高い扁平細胞ガンや小細胞ガンが発病したことが確認されたバン某氏などの4人は、喫煙とガンとの個別的な因果関係が認められる」と結論付けた。しかし、「KT&Gのタバコに欠陥があったり、ニコチンの中毒性や吸収率を故意に高めたりするなど違法行為があったとは認められない」とし、KT&Gに賠償責任はないと判断した。
一方、裁判部は、「今後、別の訴訟でタバコ会社へ追加の不法行為が立証されれば、損害賠償請求は認められるだろう」とし、「タバコ会社は、国民の健康を担保に、利益を創出する企業であるだけに、治療機関の設立や禁煙運動のために努力すべきだ」と、KT&G側に要求した。
この判決について、肺がん患者側の犾嶌・辧淵據Ε哀爛献磧吠杆郢里蓮◆嶌判部が国民の健康や命を度外視し、巨大企業の肩を持った」と主張し、「判決文を検討後、最高裁に上告するかどうかを決める」と明らかにした。
肺がん患者やその家族36人は1999年、「30年以上タバコを吸い、肺がんにかかったが、KT&Gはタバコの危険性を十分に知らせないなど、保護義務を尽くしていない」と主張し、3億ウォンあまりを要求する訴訟を起こした。裁判が10年以上も続き、訴訟に参加した患者7人のうち6人が亡くなり、原告数は30人に減った。
【朝鮮日報】
http://www.chosunonline.com/news/20110216000040
「喫煙によってがんになり、精神的に苦痛を受けた」として、Bさんなど肺がん患者7人と家族25人が国やKT&G(旧・韓国たばこ人参公社)を相手取り、3億700万ウォン(約2300万円)の損害賠償を求めた訴訟で、ソウル高裁民事9部(ソン・ギムン裁判長)は15日、1審と同じく原告の訴えを棄却した。
高裁は判決理由について「長期間にわたる喫煙と肺がんの発症には疫学的な因果関係が認められ、原告の肺がん患者7人のうち4人は喫煙によって肺がんになったことが認められる。しかし、KT&Gがたばこに依存させる目的で情報を隠したり、ニコチンの量を改ざんするといった違法行為をしたりしたと考えるのは困難だ」と述べた。だが、高裁は「喫煙のために(肺がんを)発症したことが認められる以上、別個の訴訟を起こし、KT&Gの違法行為が認められれば、損害賠償を請求できる可能性がある」と付け加えた。
原告側の代理人を務めるペ・グムジャ弁護士は「人を殺したことは認めながらも、その行為の違法性を認めないと言っているに等しい判決だ。上告するか否かは、患者の家族と話し合った上で決める」と話した。
鄭智燮(チョン・ジソプ)記者
喫煙と肺がん「因果関係はあるが、賠償責任はない」、裁判所が製造会社に軍配
【donga.com】
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2011021688868
12年間続いてきた「タバコを巡る訴訟」で、裁判所は、喫煙は肺がんの発病原因という個別的な因果関係を初めて認め、今後、別の訴訟が起こされれば、肺がん患者側が勝訴する可能性があることを明らかにした。しかし、タバコ製造会社が、製造販売の過程で、不法行為を行ったと言う点は立証されず、賠償責任はないと判決した。
ソウル高裁・民事9部(成箕?部長判事)は15日、肺がん患者の金某氏やその家族など30人が、「タバコを吸い、ガンにかかった」と主張し、国やKT&Gを相手に起こした損害賠償請求訴訟の控訴審で、1審と同様、肺がん患者側に対し、敗訴判決を下した。
裁判部は、「タバコの煙に様々な発がん性物質が含まれており、そのため、肺がんになったことを科学的に立証するのは現実的に難しいことだが、KT&Gが独占的にタバコを製造・販売していることなどに照らしてみれば、原告が肺がんの発病原因を立証する責任を減らすべきだ」と明らかにした。
このような前提の下、裁判部は「1日1箱以上のタバコを20年間以上、肺がんの診断を受けるまで吸い、喫煙との関連性の高い扁平細胞ガンや小細胞ガンが発病したことが確認されたバン某氏などの4人は、喫煙とガンとの個別的な因果関係が認められる」と結論付けた。しかし、「KT&Gのタバコに欠陥があったり、ニコチンの中毒性や吸収率を故意に高めたりするなど違法行為があったとは認められない」とし、KT&Gに賠償責任はないと判断した。
一方、裁判部は、「今後、別の訴訟でタバコ会社へ追加の不法行為が立証されれば、損害賠償請求は認められるだろう」とし、「タバコ会社は、国民の健康を担保に、利益を創出する企業であるだけに、治療機関の設立や禁煙運動のために努力すべきだ」と、KT&G側に要求した。
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2011年02月18日 Posted bytonton at 19:44 │Comments(0) │韓国
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