世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●ソウルからヨボセヨ 禁煙先進国の謎

【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 禁煙先進国の謎
【産経ニュース】
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/101119/kor1011190302000-n1.htm
 ソウルでの20カ国・地域(G20)首脳会議で「先進国の資格」を世界にアピールした韓国だが、実は禁煙の取り組みでは既に先進国入りを認定されている。米国がん協会などの調査で昨年、「世界で最も模範的に禁煙政策を実践している10カ国」の1つとして米英加など先進諸国と肩を並べているのだ。
 実際、韓国の禁煙施策は徹底していた。2004年12月に、1箱2000ウォンだった値段を一気に500ウォン引き上げた。この結果、喫煙率は大幅に下降。2005年12月に52・3%だった男性の喫煙率は半年後に47・5%へと急降下し、今年6月には42・6%と5年で10ポイントも下がった。
 ひとたび国家目標が定められると一気に突き進む韓国方式が、禁煙施策でも生きたといえるが、このところ喫煙率は下がらなくなったという。
 最近、国会議員を対象にしたタバコの値上げに関する調査があり、約7割が賛成だった。だが、実際には政府も議会も消極的だ。庶民の反発や税収減が理由ともみられるが、一気呵成(かせい)の韓国で、これは謎だ。
 まさか“先進国入り”を果たして禁煙拡大という国家目標も煙のように消えてしまったということでもないだろうが、これも韓国が庶民の懐を思う優しい国だからだろうか?(加藤達也)


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2010年11月23日 Posted bytonton at 19:34 │Comments(0)韓国

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