日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
神奈川県川崎市/ 路上喫煙防止 拠点駅周辺全7区
「喫煙防止」効果あり、12月から全7区の拠点駅周辺が条例の重点区域に/川崎
【YAHOO!ニュース】カナロコ 11月4日(木)17時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101104-00000023-kana-l14
川崎市多摩区の「登戸・向ケ丘遊園駅周辺」地区が、12月から市の路上喫煙防止条例の重点区域に指定される。これで、市内全7区の拠点駅周辺が網羅されることになった。川崎市をはじめ、全国的に禁煙や分煙の規制が広がり、条例による“網掛け”や過料徴収が進む。その効果のほどは―。
同市は2006年4月、重点区域での違反者に過料を科す路上喫煙防止条例を制定。
(1)川崎駅(川崎、幸区)
(2)武蔵小杉駅(中原区)
(3)武蔵溝ノ口駅(高津区)
(4)鷺沼駅(宮前区)
(5)新百合ケ丘駅(麻生区)―の周辺を重点区域に指定したが、区画整理中だった登戸・向ケ丘遊園駅周辺は指定が遅れていた。
◆市民の声
今回指定されたのは、両駅周辺と、向ケ丘遊園駅と多摩区役所を結ぶ道路など、人通りの多い約2・8キロ。「登戸駅から市立多摩病院に至る経路(約280メートル)も加えてほしい」という市民の意見も採用した。
同区に住む幼児を連れた主婦(34)は「たばこの火が子どもの顔のあたりをかすめて、危険な目に遭ったことがある」と話し、重点区域の指定を歓迎。さらに「スーパーや学校周辺などにも広げてほしい」と注文する。一方、コンビニエンスストアの外に設置された灰皿の横で喫煙していた男性(47)は「どんどん肩身が狭くなるが、喫煙場所が確保されていればいいと思う」と話した。
◆理解「99%」
重点区域では「防止指導員」が巡回し、路上喫煙者を注意・指導している。「注意すれば99%の人が火を消してくれる」と市地域安全推進課。そのため、過料を徴収した実績はゼロ。
市が定期的に行っている定点調査によると、川崎駅西口では、通行人に占める喫煙者の割合が、条例制定時の06年4月に4・3%だったのが徐々に減少し08年10月以降はゼロに。武蔵溝ノ口駅周辺なども同様の結果。一方、未指定の登戸駅では06年4月以降、3~4%台で推移し、多いときには6%を超えることもある。重点区域の指定は、一定の効果を生んでいる。
◆隣接市は
主に人通りの多い道路を重点区域とし、過料徴収を“抑止力”とする「川崎方式」に対し、横浜市は趣が異なる。横浜駅周辺地区など市内6カ所に喫煙禁止地区を「面」で指定し、過料徴収には積極的だ。
同市資源循環局業務課によると、関係条例を改正し過料の徴収を始めた08年1月以降、ことし9月末までの過料処分件数は約1万3800件。美化推進員が喫煙者を目撃すれば「一発アウト」でもある。横浜市で実施している吸い殻の数の定点調査では、条例改正後に半減。こちらも効果は表れている。
【写真】駅を出て一服―。重点区域には指定喫煙場所が設けられている=JR川崎駅西口
【YAHOO!ニュース】カナロコ 11月4日(木)17時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101104-00000023-kana-l14
川崎市多摩区の「登戸・向ケ丘遊園駅周辺」地区が、12月から市の路上喫煙防止条例の重点区域に指定される。これで、市内全7区の拠点駅周辺が網羅されることになった。川崎市をはじめ、全国的に禁煙や分煙の規制が広がり、条例による“網掛け”や過料徴収が進む。その効果のほどは―。
同市は2006年4月、重点区域での違反者に過料を科す路上喫煙防止条例を制定。
(1)川崎駅(川崎、幸区)
(2)武蔵小杉駅(中原区)
(3)武蔵溝ノ口駅(高津区)
(4)鷺沼駅(宮前区)
(5)新百合ケ丘駅(麻生区)―の周辺を重点区域に指定したが、区画整理中だった登戸・向ケ丘遊園駅周辺は指定が遅れていた。
◆市民の声
今回指定されたのは、両駅周辺と、向ケ丘遊園駅と多摩区役所を結ぶ道路など、人通りの多い約2・8キロ。「登戸駅から市立多摩病院に至る経路(約280メートル)も加えてほしい」という市民の意見も採用した。
同区に住む幼児を連れた主婦(34)は「たばこの火が子どもの顔のあたりをかすめて、危険な目に遭ったことがある」と話し、重点区域の指定を歓迎。さらに「スーパーや学校周辺などにも広げてほしい」と注文する。一方、コンビニエンスストアの外に設置された灰皿の横で喫煙していた男性(47)は「どんどん肩身が狭くなるが、喫煙場所が確保されていればいいと思う」と話した。
◆理解「99%」
重点区域では「防止指導員」が巡回し、路上喫煙者を注意・指導している。「注意すれば99%の人が火を消してくれる」と市地域安全推進課。そのため、過料を徴収した実績はゼロ。
市が定期的に行っている定点調査によると、川崎駅西口では、通行人に占める喫煙者の割合が、条例制定時の06年4月に4・3%だったのが徐々に減少し08年10月以降はゼロに。武蔵溝ノ口駅周辺なども同様の結果。一方、未指定の登戸駅では06年4月以降、3~4%台で推移し、多いときには6%を超えることもある。重点区域の指定は、一定の効果を生んでいる。
◆隣接市は
主に人通りの多い道路を重点区域とし、過料徴収を“抑止力”とする「川崎方式」に対し、横浜市は趣が異なる。横浜駅周辺地区など市内6カ所に喫煙禁止地区を「面」で指定し、過料徴収には積極的だ。
同市資源循環局業務課によると、関係条例を改正し過料の徴収を始めた08年1月以降、ことし9月末までの過料処分件数は約1万3800件。美化推進員が喫煙者を目撃すれば「一発アウト」でもある。横浜市で実施している吸い殻の数の定点調査では、条例改正後に半減。こちらも効果は表れている。
【写真】駅を出て一服―。重点区域には指定喫煙場所が設けられている=JR川崎駅西口
●京都市/ 観光地での路上禁煙 スタート
●路上禁煙、反則金の納付率低下…横浜市 11年度は71%に
●路上喫煙禁止案を否決 狛江市議会
●大阪/ 路上喫煙防止 大阪成蹊大・短大、地元と連携
●京都市、路上禁煙区域拡大も 財政難 指導員増員せず
●愛知/ 喫煙・ポイ捨て条例制定へ
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2010年11月09日 Posted bytonton at 13:22 │Comments(0) │路上喫煙規制
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