日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
たばこ、来月から値上げ
たばこ特需…1箱60~140円、最大の値上げ目前
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=30373
たばこ増税による10月1日からの大幅なたばこ値上げを前に、駆け込み需要が目立ってきた。
メーカーやコンビニエンスストアは、買いだめする人を取り込もうと販売促進に知恵を絞る。値上げを機に禁煙する人も多いとみられ、ドラッグストアは禁煙グッズの品ぞろえを強化する。一方、値上げ後の販売急減を食い止めようと、日本たばこ産業(JT)は商品の刷新を計画している。
JTのたばこ出荷量は8月下旬から伸び、前年の同時期に比べ約2割増えているという。
今回の値上げ幅は過去最大で、JTは9月の販売数量が例年の2倍と予想。販売のピークは、企業などで給料が支給される9月下旬の見通しだ。
予約で買いだめ
メーカーや小売店は販促に懸命で、特にコンビニはたばこの売上高が「全体の約22%を占める」(ファミリーマート)という主力商品だけに熱が入っている。
たばこは値引きが法律で禁じられており、セブン―イレブンやローソン、ファミリーマートなどはたばこメーカーと協力し、一部銘柄で購入数に応じライターやバッグなどの景品を付けるキャンペーンを実施。品切れを防ぐため、サークルKサンクスはチラシで予約購入を呼び掛けている。
反動減
駆け込み特需は需要の先食いでもあり、関連業界は反動減を懸念している。JTは海外の増税事例などから、来年9月末までの1年間でたばこの販売数量が前年比25%減ると試算する。
コンビニではたばこと一緒にコーヒーや酒、雑誌なども買う「ついで買い」が多く、全体の売上高に影響する恐れがある。一部のコンビニは、禁煙で「口がさみしい」と感じる人が増え、アメやガムがたばこの「代替品」になるとみて、割引セールを準備している。
商品刷新
JTは設備投資などを行い、数年以内に「マイルドセブン」などの主力商品を順次、改良していく計画だ。パッケージも全面的に見直し高級感を出すという。
JTの小泉光臣副社長は「たばこが値上げで高級な嗜好(しこう)品になる。値段にふさわしい商品にするための投資は惜しまない」と強調。人気で品薄状態が続く無煙たばこ「ゼロスタイル・ミント」のような新商品の開発にも力を入れる考えだ。(栗原守)
たばこ値上げ 値上げ幅は1箱(20本入り)当たり60円~140円と過去最大。JTの代表的な銘柄「マイルドセブン」は300円から
410円になる。海外製の主な銘柄では、フィリップ・モリス・ジャパンの「マールボロ」が320円から440円になる。
禁煙も活況…グッズ、相談会
禁煙する人向けのビジネスも活況だ。
ドラッグストア大手のスギホールディングス(愛知県)では、JTが値上げを申請した5、6月、ニコチンガムや電子たばこなどの禁煙関連グッズの売り上げが前年同期比で5割増えた。店頭で効果的な禁煙方法を問い合わせる客も増え、9月と10月には大阪府と愛知県の一部店舗で、薬剤師による禁煙相談会を開く予定だ。
ドラッグストア「セイジョー」を展開するココカラファインホールディングス(東京都)は8月下旬、大型店を中心にニコチンガムなど禁煙
商品の販売コーナーを設けた。
【写真】予約販売が始まったコンビニ店。9月は駆け込み需要が見込まれている(東京都中央区で)
(2010年9月6日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=30373
たばこ増税による10月1日からの大幅なたばこ値上げを前に、駆け込み需要が目立ってきた。
メーカーやコンビニエンスストアは、買いだめする人を取り込もうと販売促進に知恵を絞る。値上げを機に禁煙する人も多いとみられ、ドラッグストアは禁煙グッズの品ぞろえを強化する。一方、値上げ後の販売急減を食い止めようと、日本たばこ産業(JT)は商品の刷新を計画している。
JTのたばこ出荷量は8月下旬から伸び、前年の同時期に比べ約2割増えているという。
今回の値上げ幅は過去最大で、JTは9月の販売数量が例年の2倍と予想。販売のピークは、企業などで給料が支給される9月下旬の見通しだ。
予約で買いだめ
メーカーや小売店は販促に懸命で、特にコンビニはたばこの売上高が「全体の約22%を占める」(ファミリーマート)という主力商品だけに熱が入っている。
たばこは値引きが法律で禁じられており、セブン―イレブンやローソン、ファミリーマートなどはたばこメーカーと協力し、一部銘柄で購入数に応じライターやバッグなどの景品を付けるキャンペーンを実施。品切れを防ぐため、サークルKサンクスはチラシで予約購入を呼び掛けている。
反動減
駆け込み特需は需要の先食いでもあり、関連業界は反動減を懸念している。JTは海外の増税事例などから、来年9月末までの1年間でたばこの販売数量が前年比25%減ると試算する。
コンビニではたばこと一緒にコーヒーや酒、雑誌なども買う「ついで買い」が多く、全体の売上高に影響する恐れがある。一部のコンビニは、禁煙で「口がさみしい」と感じる人が増え、アメやガムがたばこの「代替品」になるとみて、割引セールを準備している。
商品刷新
JTは設備投資などを行い、数年以内に「マイルドセブン」などの主力商品を順次、改良していく計画だ。パッケージも全面的に見直し高級感を出すという。
JTの小泉光臣副社長は「たばこが値上げで高級な嗜好(しこう)品になる。値段にふさわしい商品にするための投資は惜しまない」と強調。人気で品薄状態が続く無煙たばこ「ゼロスタイル・ミント」のような新商品の開発にも力を入れる考えだ。(栗原守)
たばこ値上げ 値上げ幅は1箱(20本入り)当たり60円~140円と過去最大。JTの代表的な銘柄「マイルドセブン」は300円から
410円になる。海外製の主な銘柄では、フィリップ・モリス・ジャパンの「マールボロ」が320円から440円になる。
禁煙も活況…グッズ、相談会
禁煙する人向けのビジネスも活況だ。
ドラッグストア大手のスギホールディングス(愛知県)では、JTが値上げを申請した5、6月、ニコチンガムや電子たばこなどの禁煙関連グッズの売り上げが前年同期比で5割増えた。店頭で効果的な禁煙方法を問い合わせる客も増え、9月と10月には大阪府と愛知県の一部店舗で、薬剤師による禁煙相談会を開く予定だ。
ドラッグストア「セイジョー」を展開するココカラファインホールディングス(東京都)は8月下旬、大型店を中心にニコチンガムなど禁煙
商品の販売コーナーを設けた。
【写真】予約販売が始まったコンビニ店。9月は駆け込み需要が見込まれている(東京都中央区で)
(2010年9月6日 読売新聞)
●葉タバコ栽培再び 放射性物質対策を徹底
●葉タバコ農家:JT勧奨で廃作、転作9割
●薬草の山間地栽培推進 葉タバコに替わる作物/ 美馬市
●葉タバコ跡地どうする――全国で4400ヘクタール廃作
●補助金漬けのたばこ農家 廃作でも補助金を希望
●葉タバコ農家 青森/宮崎
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2010年09月08日 Posted bytonton at 20:05 │Comments(0) │●タバコ会社・関係団体
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