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【神奈川】路上喫煙防止重点区域　指定前に意見募集　登戸、向ケ丘遊園駅の周辺
【東京新聞】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20100803/CK2010080302000050.html
　多摩区の小田急線登戸、向ケ丘遊園駅周辺をポイ捨て、路上喫煙防止重点区域に指定する川崎市は、指定の細かい内容について意見を求めるため、五日から市民や団体からパブリックコメントを募集する。
　市は一九九五年以降、各区の主要駅周辺をポイ捨て防止重点区域に指定している。二〇〇六年には路上喫煙防止も始まり、吸い殻が大幅に減るなどの効果が出ているという。
　区画整理事業が進行中の多摩区は後回しになっていたが、登戸、向ケ丘遊園駅周辺の主要道路の区画整理がほぼ完了したため、多摩区にも重点区域を設けることになった。
　市の担当者は「各区に重点区域を指定することで、市全域のマナー向上につなげたい」としている。
　市の案では、十二月一日から登戸－向ケ丘遊園駅間の市道や、多摩区役所周辺などを重点区域に指定する。標識を設置するなどして普及を図り、駅前に一カ所ずつ、指定喫煙場所を設ける。
　こうした方針について、パブリックコメントで市民などの意見を集め、範囲の変更や喫煙場所の変更も検討するという。
　締め切りは九月三日。書式は自由で、電子メールや郵送で提出する。問い合わせは、路上喫煙は地域安全推進課＝電（２００）２２８４、ポイ捨ては減量推進課＝電（２００）２５８０＝へ。　（北条香子）