世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

路上喫煙禁止条例 過料徴収、自治体でまちまち 大阪

路上喫煙禁止条例 過料徴収、自治体でまちまち 大阪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100120-00000004-san-l27
 大阪府内の自治体で、路上喫煙に対して「罰金」にあたる過料を徴収する条例制定の動きが広がっている。大阪市が平成19年に、御堂筋などで過料を徴収する条例を施行。茨木市も昨年施行したほか、東大阪、八尾両市も来年度中のスタートを目指している。大阪市では過料徴収で路上喫煙率が低下したとしているが、規定があっても実際には徴収しない自治体もあり、運用の仕方が分かれている。

 大阪市では、御堂筋と市役所周辺を路上喫煙禁止地区に定め、条例施行後の19年10月から千円の過料徴収を始めた。路上喫煙者から過料を徴収する指導員は13人で、主に日中に活動。市によると、1カ月あたり計800~900人程度徴収しているという。
 大阪市が御堂筋で実施した路上喫煙に関する調査では、路上での喫煙者の割合は条例施行前の18年度が平均2・6%だったのに対して、施行から約2年後の昨年7月は0・4%まで低下した。市では「大阪人は公共マナーが悪いとの批判があるが、お金を徴収すると効果がある」と強調している。
 一方、阪急茨木市駅やJR茨木駅周辺などを禁止区域と定めた茨木市は昨年10月から千円の過料徴収制度をスタートしたが、啓発活動にとどめ、実際には徴収はしていないという。市の調査では、禁止区域での路上喫煙は半減したといい、市の担当者は「過料を条例に盛り込んだのは抑止効果がねらい」としている。
 また、八尾市は今年、3月議会に条例案を提出する予定で、過料額はほかの自治体に比べ最大2倍となる2千円以下にする予定。22年度中の施行を目指すが、実際に徴収するかどうかについては「できれば市民のマナー意識向上でいきたい」と説明している。
 20年10月に全市域を歩行喫煙禁止にする条例を施行した枚方市は同年12月に京阪枚方市駅、樟葉駅周辺は立ち止まっての喫煙もできない路上喫煙禁止区域に指定しているが、条例に過料は盛り込んでいない。啓発活動で喫煙者の割合が減っているという。
 吹田市も阪急北千里駅周辺などを喫煙禁止区域に指定しているが過料はない。箕面市は2月議会で、全市域での路上喫煙の自粛を努力規定とする条例案を提案するが、過料規定は設けない。


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2010年01月21日 Posted bytonton at 22:49 │Comments(0)路上喫煙規制

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