世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

余録:たばこ税

余録:たばこ税
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20091220k0000m070079000c.html
 普天間移設問題を先送りした鳩山由紀夫首相に、こんどはたばこ税増税の決断が待っている。民主党のマニフェストのひとつだ。増税によって、たばこ離れを促すと同時に、税収を確保する。そんな理想的な上げ幅を見つけださなければならない▲健康と財政という2匹のウサギを追う。増税の結果、あまり売り上げが落ちると、税収が減ってしまう。そのさじ加減が難しい。今年の2月、香港でたばこ増税が実施された。上げ幅50%というかなりの大幅増税だ▲その結果、市場に出回るたばこの量は9月までの統計によると2割減った。一方、税収は0.1%減にとどまった。数字の上では、この増税は成功だった。新聞たばこスタンドの業界が調べたところ、値上げ後、どこも平均1日30箱売り上げが減った▲だが、ウサギの抜け穴も問題になった。密輸たばこだ。世論調査によると、喫煙者の1割が安い密輸品に切り替えた。密輸品が増え、紫煙の量はそれほど減っていない。密輸品を買った人の6割が、もう正規品は買わないと答えている。これでは税収も上がらない▲香港では、郵便箱に投げ込んだ業者のチラシで簡単に密輸たばこが買えるという。密造品、密輸品が横行する中国大陸に近いという事情があるにせよ、市民もあまり罪悪感を持っていないという。日本には他山の石となるだろう▲「煙草(たばこ)のけむりの中に、かくれて見えない」というのは、1970年代にヒットした五輪真弓さんの「煙草のけむり」だ。政治主導と言いながら輪郭のぼやけた鳩山内閣のようだが、もやもやした煙が晴れると首相の顔が現れるのだろう。「1本××円にしてください」


タバコ1箱1000円にすると、禁煙する人はいても、税収は減らないというデータがあったと思います。


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2009年12月21日 Posted bytonton at 20:54 │Comments(0)タバコ税

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