世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

△乳幼児突然死は昨年168人/厚労省

昨年の乳幼児突然死は168人=うつぶせ寝、人工乳、たばこ避けて-厚労省
 厚生労働省は28日、赤ちゃんが睡眠中に突然死する乳幼児突然死症候群での死亡数は、昨年は168人だったと発表した。前年の158人から微増となった。
 同省によると、うつぶせ寝はあおむけに寝かせるより突然死が起きる確率が高い。母乳でなく人工乳で育てることと、妊婦のたばこや赤ちゃんのそばでの喫煙も危険性を増すとして、できるだけ避けるよう呼び掛けている。 


1998年の統計で、日本の乳幼児突然死症候群の40%近くが受動喫煙が原因で起きています。現在の比率は分かりませんが、単純に40%で計算すると年間で67人近くの乳幼児が「受動喫煙」が原因で死亡している可能性があるということになります。このことを、親が知らないこと、知らされないことが、とても怖いことだと思います。



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2009年10月29日 Posted bytonton at 13:44 │Comments(0)知識

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