世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

製品陳列禁止の撤回を求める、たばこ訴訟/アイルランド

英国ニュースエージェント連盟、たばこ訴訟でニュースエージェント・メンバーを支援
http://www.businesswire.com/portal/site/google/?ndmViewId=news_view&newsId=20091007005949&newsLang=ja
アイルランド・ドニゴールのニュースエージェント(新聞・日用雑貨食料品店)経営者であり、英国ニュースエージェント連盟(NFRN)のメンバーであるモーリス・ティモニー氏は、明朝、アイルランド政府によるたばこ陳列禁止措置に異議を唱えるべく、高等裁判所に訴えを起こすと発表しました。ティモニー氏は、アイルランドの小売店舗でのたばこ製品陳列禁止の撤回を求める共同訴訟において、世界最大のたばこ会社であるフィリップモリス社の支援を受けています。
NFRNは、公衆衛生に関する政府の意図を支持していますが、陳列の禁止は単なる悪政策であると考えています。その理由として第1に、未成年の喫煙防止や、成人の禁煙支援には効果がありません。第2に、一貫したアプローチがなければ、違法な密輸や偽造たばこ製品の増加に拍車がかかります。これはすでにアイルランドで発生していることです。したがってこの禁止措置は、公衆衛生、小売業者の生活の両面において、悪い影響を及ぼします。同様に、英国NFRNニュースエージェント・メンバーの意見は聞き入れられていません。NFRNメンバーは、法的手段には訴えたくないと考えておりますが、頼れる選択肢が他にないのが現状です。
NFRNのシュテファン・ウォジェコウスキー氏は、次のように述べています。「アイルランドでは、違法たばこは過去2年間で倍増しています。
今では、およそ3箱のうち1箱が消費税を免れており、特に地下犯罪組織は未成年をターゲットにしています。ニュースエージェントにこのような違法な製品を取り扱うように迫る事例も、ますます増えています。私達が懸念するのは、こうした犯罪組織のアプローチが徐々に脅迫的になり、みかじめ料のような形になりかねないことです。政府は、国内のたばこ市場はグローバルな市場につながっており、厳しい国境管理などないことを理解しなければなりません。政府の戦略や政策は微妙な点を考慮しなければならず、問題を引き起こす空白を作ってはならないのです。」
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を 資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


製品陳列禁止は、すでにタイなどが実施しています。わたしは、これからの世界のスタンダードになっていくのではないかと思っています。




同じカテゴリー(その他のヨーロッパ)の記事
 ●露/ たばこの消費税増税法案 (2011-11-27 17:17)
 ●安いたばこ求めスモーカーがベルギーに殺到? (2011-11-15 17:17)
 ●ギリシャ/ 特別税払えば店内喫煙OK=赤字削減へ苦肉の策 (2011-10-09 09:35)
 ●ベルギー/ 公務員、喫煙時間を給料から差し引き (2011-10-05 15:15)
 ◎ロシア タバコの箱に衝撃的な画像の掲載を検討 (2011-03-03 13:39)
 ●スペイン版『ヘアー』に罰金の警告、禁煙法違反で (2011-02-18 19:38)

2009年10月10日 Posted bytonton at 17:09 │Comments(0)その他のヨーロッパ

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
製品陳列禁止の撤回を求める、たばこ訴訟/アイルランド
    コメント(0)