世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●スペイン版『ヘアー』に罰金の警告、禁煙法違反で

スペイン版『ヘアー』に罰金の警告、禁煙法違反で
【AFP BB News】
http://www.afpbb.com/article/entertainment/entertainment-others/2785515/6818706?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics

 ロック・ミュージカル『ヘアー(Hair)』のスペイン版で、俳優が舞台上でたばこを吸っているとして、同国で施行されたばかりの禁煙法の罰金を科すと当局が制作者側に警告している。

 1月2日に施行されたスペインの禁煙法は、欧州の中でも最も厳格な部類のもので、病院の敷地内や子どものいる公園や学校だけではなく、バーやレストラン、ナイトクラブなどを含む屋内にあるすべての公共空間での喫煙を禁じている。

 この法が施行される直前の前年12月22日からバルセロナ(Barcelona)のアポロ劇場(Teatro Apolo)で上演されている『ヘアー』にある喫煙シーンが同法に違反しているとして、スペインの保健当局は制作者側に最高1万ユーロ(約110万円)の罰金を科す可能性もあると警告した。

 しかし舞台監督のロヘル・ペナ(Roger Pena)氏は、俳優たちが吸っているのはたばこではなく、バジルやミントなどのハーブを乾いたくるみの葉で巻いたもので、法を犯すつもりはないし、健康にも害はないと反論している。

 1968年初演の『ヘアー』は「アクエリアス(Aquarius)」など数々のヒット曲を生んだブロードウェー・ミュージカルで、舞台は60年代の米ニューヨーク(New York)。自由奔放なライフスタイルの若者たちのグループが平和主義や自由恋愛、性的アイデンティティの発見、人種差別との闘い、ドラッグ体験などを経ていく様子を描いている。

 罰金の警告にもかかわらず、制作者側はスペイン版から喫煙シーンをカットするつもりはないとしている。


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2011年02月18日 Posted bytonton at 19:38 │Comments(0)その他のヨーロッパ

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