世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

●ベルギー/ 公務員、喫煙時間を給料から差し引き

【こぼれ話】喫煙時間を給料から差し引きます=ベルギーの公務員
【時事ドットコム】
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&rel=j7&k=20111004027708a

【ブリュッセル3日AFP時事】ベルギーのフランス語圏のワロン地域で、約1万人の公務員に対して仕事中にたばこを吸いに行くときはビルの出入りの際にタイムレコーダーに記入し、その時間を給料から差し引くとのお達しが出され、労働組合が激怒している。

 行政当局のスポークスマンは、「ビルを出るときと戻るときにタイムレコーダーで時間を記録してもらう」と語った。これに対して、労組は喫煙者差別だと猛烈に抗議している。

 この規則は2009年からあったものだが、最近、同地域の運輸、環境を担当する行政センターの一つから規定を明確にしてほしいとの要請があったことで問題が再浮上した。

 同スポークスマンは、「喫煙者を標的にしたものではなく、ビルから出る者はすべて、例えばりんごを買いに出た人でも記入しなければならない」としている。

 しかし労組側は、「喫煙者への差別であり、喫煙に対する闘いの助けにもならない。この次は、コーヒーを飲みにいく人やトイレに行く人に対する嫌がらせを始めるつもりか」と憤慨している。




喫煙時にはタイムカードを押せ、ベルギーの公務員に命令下る
【AFP BB News】
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2832650/7872302

 ベルギーのフランス語圏、ワロニア(Wallonia)地方の公務員およそ1万人が、このほど、喫煙のための外出と帰着ごとにタイムカードを押すよう命じられた。退出時間分は分刻みで給料から差し引かれるという。

 この規則自体は2009年からあったが、今回、ワロニア地方に400ある行政機関のうち交通と環境を管轄する機関が規則を明確にするよう要請したことから、再浮上した。

 だが、公務員労働組合は「喫煙者差別だ」としてこれに猛反発している。ある労働組合員は3日のルソワール(Le Soir)紙に、「喫煙者に烙印を押すもので、禁煙の助けにもならない。次はコーヒーやトイレで席を外す人間への嫌がらせを始めるかもな」と話した。

 行政機関のスポークスマンは、「喫煙者だけを狙ったものではありません。例えばりんごを買いにいくために外出する職員も対象となります」と説明した。


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2011年10月05日 Posted bytonton at 15:15 │Comments(0)その他のヨーロッパ

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