世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

「なるほどなっとくタバコ問題集」読めば禁煙間違いなし

出版:県喫煙問題研、タバコ問答集 一問一答形式でわかりやすく /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090818ddlk06040045000c.html
 ◇「禁煙間違いなし」
 「Q、たばこはストレス解消になる?」「A、ならない。一時的に気がまぎれるだけ。そもそもニコチンがストレスを作りだしている」--。たばこを擁護する意見、疑問を客観的データに基づき理詰めで論破する「なるほどなっとく タバコ問答集」(文芸社)を禁煙運動を進めるNPO「県喫煙問題研究会」(大竹修一会長)が作った。編者は同会の吉沢信夫元代表。大竹会長は「読めば禁煙成功間違いなし」と話している。【細田元彰】
 会は県内の医師や薬剤師、教諭ら約60人で組織。00年の発足以来、DVDやパンフレットを独自に作り、全国の小学校に配っている。
県内を中心に年200回以上の講演で禁煙を呼びかける中で、たばこの害に対する知識不足や誤解を痛感。講演で寄せられた質問を中心に一問一答形式の64の設問にまとめた。
 「Q、たばこの発がん性には医学的根拠がない?」「A、ある。煙に含まれる芳香族アミン、PHAなどが細胞をがん化させる」「Q、たばこはアルツハイマー予防になる?」「A、ならない。むしろニコチンが脳細胞に損傷を与え、アルツハイマーの発症を高める」など徹底的に論破する。
 大竹会長は、東北中央病院(山形市)の放射線科部長。「たばこの良さを主張する人は多いが根拠は乏しい。喫煙派と禁煙派の議論は感情的になりやすく、論理的に説明する資料が求められていた」と話す。また「欧米諸国のたばこの値段は2~3倍以上。公共施設もすべて禁煙。日本は10年ほど遅れている。山形から禁煙運動を全国に広めたい」と語気を強める。
 四六判、168ページ。1260円。



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2009年08月19日 Posted bytonton at 20:18 │Comments(0)★本・雑誌の紹介

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