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罰則なく、禁止指定区域も当面なし　守山市が路上喫煙防止条例案／滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000052-kyt-l25
　滋賀県守山市は30日、来年４月施行に向けた路上喫煙防止条例案を発表した。罰則を設けない努力目標とし、路上喫煙を禁止する指定区域も当面設けない。同様な条例は県内で草津、長浜、彦根、大津市に続いて５例目。
　条例案は、健康や財産への被害を防止し、健康な生活の確保を目的に、路上喫煙をしないよう努めることを定めている。
　２００７年６月市議会で条例制定を求める請願書が趣旨採択され、市は08年にアンケートなどを実施、協議してきた。アンケートでは６割の人が制定すべきと答えたという。
　山田亘宏市長は「喫煙者と非喫煙者が理解し合える一定のルールとして設けた。施行後に禁止区域や罰則について検討したい」と話した。市は７月15日～８月３日に条例案に対する市民の意見を募る。


路上喫煙防止条例：来年４月から施行目指す－－守山　／滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090701-00000223-mailo-l25
　守山市は６月３０日、市民らに道路など公共の場所でたばこを吸わないよう求める路上喫煙防止条例案を発表した。来年４月からの施行を目指す。１５日から８月３日まで市民らから意見を募り、１２月議会に条例案を提案する。
　市民らの健康増進や吸い殻のポイ捨て防止を図ろうと立案。昨年１２月、３００人対象のアンケート調査では、路上喫煙を迷惑だとする回答が約８割に上った。
　条例案では、市民らに対しては路上喫煙をしないよう、市内の事業者には従業員への啓発や分煙の推奨など市への協力を求める。市長は路上喫煙禁止区域を指定できるとの内容で、市は施行後の指定区域にＪＲ守山駅周辺などを想定している。
　同様の条例は昨年１２月以降、草津など４市で次々に施行（７月１日施行の大津市を含む）。守山市によると、違反した場合に２万円以下の罰金を定めた長浜市以外の３市の条例には罰則がない。守山市も当初は罰則を設けず、将来的に検討するという。山田亘宏市長は「条例を施行していく中で罰則や禁止区域を考えていきたい」と話している。
　条例案への意見募集に関する問い合わせは同市市民生活課（０７７・５８２・１１４８）。【南文枝】