日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
JT、フィルターに新技術 メントール市場、シェア拡大へ
JT、フィルターに新技術 メントール市場、シェア拡大へ
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200906190011a.nwc
日本たばこ産業(JT)は18日、メントールの風味を損なわない新しいたばこの新技術を開発したと発表した。雑味を吸い取る機能のある「チャコール」(活性炭)が、箱の中でメントールを吸着し、風味を損ねるという従来の課題を克服。まず8月に発売する「セブンスター・ブラック・チャコールメンソール・ボックス」に採用する。強いメントールを好む若者向けに売り込み、国内たばこ市場でシェア向上を狙う。
1969年にJTがセブンスターで初めて搭載したチャコールフィルターは、たばこの雑味を吸着し、味や香りを高める機能があり、現在、国内で発売されるたばこの9割に装着されている。ただ、メントールたばこにチャコールを使用すると、喫煙前に雑味とともにメントールも一緒に吸着され、喫煙時の“パンチ”感を低下させていた。JTはチャコールを水ようかんなどに使われる食品添加物を利用した膜で覆うことで、喫煙前のメントール成分の吸着を防ぐとともに、喫煙時にこの膜が破れ、メントール感を強められる技術の開発にこぎつけた。
この技術を搭載し、発売するセブンスターは、タールが7ミリグラム、ニコチン0.6ミリグラムで、価格は300円。同日、会見した小泉光臣取締役は「新技術の搭載などをテコに3年連続のシェア向上を狙う」と意気込んだ。
◇
【予報図】
■首位奪取へ“欧米派”取り込み
日本たばこ協会の調べでは、2008年度の紙巻たばこの販売数量は前年度比4.9%減の2458億本となり10年連続で減少した。
健康意識の高まりが影響しているためだが、その中で、メントールたばこは、爽快(そうかい)感を楽しみたいというニーズの広がりを背景に全販売量に占める構成比の上昇が続いている。実際、08年度は同0.8ポイント増の22.1%と伸びており、JTの小泉光臣取締役は「構成比は5年後に30%まで上昇する可能性がある」と分析している。
ただ、JTのメントール分野のシェアは、米フィリップモリスの後塵(こうじん)を拝し2位。国内の紙巻きたばこでは65.1%と圧倒的なシェアを持つJTにとって、メントールは唯一の“アキレス腱(けん)”で、小泉取締役も「他の分野より低位で、今後の注力ポイントだ」と言い切る。
巻き返しに向け、JTが放ったのが特許出願中の今回の新技術。同社は1969年に国内で初めてチャコールフィルターを搭載し“第1次チャコール”旋風を巻き起こした経験もあり、小泉取締役は「新技術で第2次革命を起こしたい」と話す。強いメントール感の新商品は事前の覆面調査の中で、高い評価が寄せられ、手応えをつかんでいるという。欧米ブランド愛煙家から、いかにブランドシフトを促せるか
がJTのメントール分野のシェア拡大のカギとなりそうだ。(今井裕治)
【写真】メントールの香りを逃さない新技術を搭載した新商品「セブンスター・ブラック・チャコールメンソール・ボックス」=18日、東京商工会議所
恐ろしいですね・・。これも、タバコ規制枠組み条約に反しているのではないでしょうか?
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200906190011a.nwc
日本たばこ産業(JT)は18日、メントールの風味を損なわない新しいたばこの新技術を開発したと発表した。雑味を吸い取る機能のある「チャコール」(活性炭)が、箱の中でメントールを吸着し、風味を損ねるという従来の課題を克服。まず8月に発売する「セブンスター・ブラック・チャコールメンソール・ボックス」に採用する。強いメントールを好む若者向けに売り込み、国内たばこ市場でシェア向上を狙う。
1969年にJTがセブンスターで初めて搭載したチャコールフィルターは、たばこの雑味を吸着し、味や香りを高める機能があり、現在、国内で発売されるたばこの9割に装着されている。ただ、メントールたばこにチャコールを使用すると、喫煙前に雑味とともにメントールも一緒に吸着され、喫煙時の“パンチ”感を低下させていた。JTはチャコールを水ようかんなどに使われる食品添加物を利用した膜で覆うことで、喫煙前のメントール成分の吸着を防ぐとともに、喫煙時にこの膜が破れ、メントール感を強められる技術の開発にこぎつけた。
この技術を搭載し、発売するセブンスターは、タールが7ミリグラム、ニコチン0.6ミリグラムで、価格は300円。同日、会見した小泉光臣取締役は「新技術の搭載などをテコに3年連続のシェア向上を狙う」と意気込んだ。
◇
【予報図】
■首位奪取へ“欧米派”取り込み
日本たばこ協会の調べでは、2008年度の紙巻たばこの販売数量は前年度比4.9%減の2458億本となり10年連続で減少した。
健康意識の高まりが影響しているためだが、その中で、メントールたばこは、爽快(そうかい)感を楽しみたいというニーズの広がりを背景に全販売量に占める構成比の上昇が続いている。実際、08年度は同0.8ポイント増の22.1%と伸びており、JTの小泉光臣取締役は「構成比は5年後に30%まで上昇する可能性がある」と分析している。
ただ、JTのメントール分野のシェアは、米フィリップモリスの後塵(こうじん)を拝し2位。国内の紙巻きたばこでは65.1%と圧倒的なシェアを持つJTにとって、メントールは唯一の“アキレス腱(けん)”で、小泉取締役も「他の分野より低位で、今後の注力ポイントだ」と言い切る。
巻き返しに向け、JTが放ったのが特許出願中の今回の新技術。同社は1969年に国内で初めてチャコールフィルターを搭載し“第1次チャコール”旋風を巻き起こした経験もあり、小泉取締役は「新技術で第2次革命を起こしたい」と話す。強いメントール感の新商品は事前の覆面調査の中で、高い評価が寄せられ、手応えをつかんでいるという。欧米ブランド愛煙家から、いかにブランドシフトを促せるか
がJTのメントール分野のシェア拡大のカギとなりそうだ。(今井裕治)
【写真】メントールの香りを逃さない新技術を搭載した新商品「セブンスター・ブラック・チャコールメンソール・ボックス」=18日、東京商工会議所
恐ろしいですね・・。これも、タバコ規制枠組み条約に反しているのではないでしょうか?
●葉タバコ栽培再び 放射性物質対策を徹底
●葉タバコ農家:JT勧奨で廃作、転作9割
●薬草の山間地栽培推進 葉タバコに替わる作物/ 美馬市
●葉タバコ跡地どうする――全国で4400ヘクタール廃作
●補助金漬けのたばこ農家 廃作でも補助金を希望
●葉タバコ農家 青森/宮崎
●葉タバコ農家:JT勧奨で廃作、転作9割
●薬草の山間地栽培推進 葉タバコに替わる作物/ 美馬市
●葉タバコ跡地どうする――全国で4400ヘクタール廃作
●補助金漬けのたばこ農家 廃作でも補助金を希望
●葉タバコ農家 青森/宮崎
2009年06月20日 Posted bytonton at 13:55 │Comments(0) │●タバコ会社・関係団体
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。