日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。
動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)
”全国一煙たい”栃木県議会 /栃木
完全禁煙求めたら…県議会ヤジ噴出/栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090603-OYT8T01283.htm
県庁本庁舎は7月1日から完全禁煙になるが、例外扱いで分煙が続く議会議事堂について、3日の県議会一般質問で、上野通子県議(自民)が完全禁煙化を執行部に求めた。同じ自民党も含め、愛煙家も少なくない県議からはヤジがわき起こった。
県議会事務局によると、議事堂内の喫煙所数は11か所で、都道府県で最多。上野県議はこの数字を踏まえて「議員の受動喫煙防止の意識が低いことになる」とし、「県医師会なども全面禁煙化を求める要望書を議長に出している」などと完全禁煙化を迫った。
答弁で愛煙家の須藤揮一郎副知事は「議会の意向を踏まえて対応したい」と述べるにとどまった。これに対し、非喫煙派の青木克明議長は議会後、「意見として受け止め、検討したい」と話した。
また、神奈川県が来年4月施行する、公共的施設の屋内喫煙を規制する全国初の「受動喫煙防止条例」について、麻生利正副知事が「画期的な条例であり、研究を進めたい」と答弁し、条例化の是非も含めて検討していく考えを示した。
“全国一煙たい”議事堂 上野氏「喫煙室削減を」/栃木
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090604/156600
県議会議事堂内にある11カ所の喫煙室は全国の都道府県議会で最も多いことが3日、県議会一般質問で分かった。調査した上野通子県議(自民)は「このままではいけない。世界の流れは禁煙に向かっている」と規模縮小を訴えたが、喫煙派の県議らは煙たがるばかりだ。
上野氏によると、喫煙室が本県に次いで多いのは千葉と香川両県議会の6カ所。昨年の調査で31カ所と最も多かった三重県議会は本年、5カ所に激減させたため、2位だった本県議会がトップになってしまった。
本県を含め議事堂内に喫煙室を設けている議会は32議会。大阪府と山梨、兵庫、沖縄県の4議会は全面禁煙。残る11議会は「全面禁煙だが、議員控室は会派の判断」(宮城、奈良、和歌山県など)としている。
県は受動喫煙防止へ向けて、7月から県庁本庁舎の全面禁煙を決めた。上野氏は議事堂の管理権も県にあるとして執行部に考えをただしたが、須藤揮一郎副知事は「議会の意向を踏まえて対応する」とだけ述べ、正面からの答弁は避けた。
上野氏が喫煙問題を一般質問で取り上げたのは3回目。今回は矛先が身内にも及んだため反発も出た。喫煙派の県議からは「本会議で執行部に聞く話ではない。議会内で話し合う問題だ」との指摘もあった。
喫煙所:県議会棟、全国で最多 県庁舎は来月から全面禁煙 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090604-00000037-mailo-l09
栃木県議会の議会棟の喫煙所は11カ所で、全国の都道府県議会で最も多いことが3日、分かった。6月定例県議会の一般質問で、上野通子議員(自民党)が議会事務局の調査結果を明らかにした。県庁舎は7月から全面禁煙になる一方、渡り廊下でつながる県議会棟は全国トップの「喫煙天国」というアンバランスな状態が続く。
「これはたばこを吸っていないきれいな肺。これは喫煙者のタール状に汚れてしまった肺。これはがんが進行した肺。皆さんの肺はどれでしょうか」。同日の一般質問で、上野議員は3枚の写真を使い、議会棟の全面禁煙の必要性を訴えた。
議会事務局の調査によると、議会棟の喫煙所の数は栃木が11カ所でトップ。2番目に多い千葉、香川の6カ所の2倍近い。議会棟の全面禁煙を実施しているのは山梨、大阪、兵庫、沖縄の4府県。一方、喫煙所を設けているのは32都道府県に上る。
03年度県民健康・栄養調査によると、成人の県民の喫煙率は男性47・7%、女性11・7%だった。特に30代、40代の男性は6割以上に達する。厚生労働省の調査でも、栃木の男性は全国平均より喫煙率が高い。しかし、県が06年3月に策定した「とちぎ健康21プラン」では喫煙率減少の目標値は設定されていない。他県では同様の健康計画で目標値を設けているところもあり、栃木は喫煙に寛容な県とも受け取れる。
県は7月から庁舎内を全面禁煙にして、3カ所の屋外喫煙所のみにする。県内の医師会からは、県議会棟も全面禁煙にすべきだとの要望書が出されているという。 議会棟の管理者は法律上、県であり、県の判断で喫煙所の撤去もできる。11カ所の喫煙所の多寡を問われた須藤揮一郎副知事は「議事堂の管理は議会の意向を十分に踏まえて対応している。私どもが判断するのは差し控えたい」と述べるにとどめた。上野議員は「世界の流れは禁煙に向かって流れている。いつまでもこのままではいけない」と訴えた。【葛西大博】
………………………………………………………………………………………………………
◇主な県議会の議会棟喫煙状況◇
喫煙所数 県名
11 栃木
6 千葉、香川
5 三重
4 埼玉、東京、石川、鹿児島
※栃木県議会事務局調べ
上野通子議員さんの勇気と正義に拍手したい気持ちです。それにしても、他議員の意識の低さには、あきれるばかりです。議員という権力を利用しているようにさえ感じます。政治家でしたら「タバコ規制枠組み条約」「健康増進法」の真意を知っているべきです。知っていれば、取るべき自らの対応が分かってくるはずです。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090603-OYT8T01283.htm
県庁本庁舎は7月1日から完全禁煙になるが、例外扱いで分煙が続く議会議事堂について、3日の県議会一般質問で、上野通子県議(自民)が完全禁煙化を執行部に求めた。同じ自民党も含め、愛煙家も少なくない県議からはヤジがわき起こった。
県議会事務局によると、議事堂内の喫煙所数は11か所で、都道府県で最多。上野県議はこの数字を踏まえて「議員の受動喫煙防止の意識が低いことになる」とし、「県医師会なども全面禁煙化を求める要望書を議長に出している」などと完全禁煙化を迫った。
答弁で愛煙家の須藤揮一郎副知事は「議会の意向を踏まえて対応したい」と述べるにとどまった。これに対し、非喫煙派の青木克明議長は議会後、「意見として受け止め、検討したい」と話した。
また、神奈川県が来年4月施行する、公共的施設の屋内喫煙を規制する全国初の「受動喫煙防止条例」について、麻生利正副知事が「画期的な条例であり、研究を進めたい」と答弁し、条例化の是非も含めて検討していく考えを示した。
“全国一煙たい”議事堂 上野氏「喫煙室削減を」/栃木
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090604/156600
県議会議事堂内にある11カ所の喫煙室は全国の都道府県議会で最も多いことが3日、県議会一般質問で分かった。調査した上野通子県議(自民)は「このままではいけない。世界の流れは禁煙に向かっている」と規模縮小を訴えたが、喫煙派の県議らは煙たがるばかりだ。
上野氏によると、喫煙室が本県に次いで多いのは千葉と香川両県議会の6カ所。昨年の調査で31カ所と最も多かった三重県議会は本年、5カ所に激減させたため、2位だった本県議会がトップになってしまった。
本県を含め議事堂内に喫煙室を設けている議会は32議会。大阪府と山梨、兵庫、沖縄県の4議会は全面禁煙。残る11議会は「全面禁煙だが、議員控室は会派の判断」(宮城、奈良、和歌山県など)としている。
県は受動喫煙防止へ向けて、7月から県庁本庁舎の全面禁煙を決めた。上野氏は議事堂の管理権も県にあるとして執行部に考えをただしたが、須藤揮一郎副知事は「議会の意向を踏まえて対応する」とだけ述べ、正面からの答弁は避けた。
上野氏が喫煙問題を一般質問で取り上げたのは3回目。今回は矛先が身内にも及んだため反発も出た。喫煙派の県議からは「本会議で執行部に聞く話ではない。議会内で話し合う問題だ」との指摘もあった。
喫煙所:県議会棟、全国で最多 県庁舎は来月から全面禁煙 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090604-00000037-mailo-l09
栃木県議会の議会棟の喫煙所は11カ所で、全国の都道府県議会で最も多いことが3日、分かった。6月定例県議会の一般質問で、上野通子議員(自民党)が議会事務局の調査結果を明らかにした。県庁舎は7月から全面禁煙になる一方、渡り廊下でつながる県議会棟は全国トップの「喫煙天国」というアンバランスな状態が続く。
「これはたばこを吸っていないきれいな肺。これは喫煙者のタール状に汚れてしまった肺。これはがんが進行した肺。皆さんの肺はどれでしょうか」。同日の一般質問で、上野議員は3枚の写真を使い、議会棟の全面禁煙の必要性を訴えた。
議会事務局の調査によると、議会棟の喫煙所の数は栃木が11カ所でトップ。2番目に多い千葉、香川の6カ所の2倍近い。議会棟の全面禁煙を実施しているのは山梨、大阪、兵庫、沖縄の4府県。一方、喫煙所を設けているのは32都道府県に上る。
03年度県民健康・栄養調査によると、成人の県民の喫煙率は男性47・7%、女性11・7%だった。特に30代、40代の男性は6割以上に達する。厚生労働省の調査でも、栃木の男性は全国平均より喫煙率が高い。しかし、県が06年3月に策定した「とちぎ健康21プラン」では喫煙率減少の目標値は設定されていない。他県では同様の健康計画で目標値を設けているところもあり、栃木は喫煙に寛容な県とも受け取れる。
県は7月から庁舎内を全面禁煙にして、3カ所の屋外喫煙所のみにする。県内の医師会からは、県議会棟も全面禁煙にすべきだとの要望書が出されているという。 議会棟の管理者は法律上、県であり、県の判断で喫煙所の撤去もできる。11カ所の喫煙所の多寡を問われた須藤揮一郎副知事は「議事堂の管理は議会の意向を十分に踏まえて対応している。私どもが判断するのは差し控えたい」と述べるにとどめた。上野議員は「世界の流れは禁煙に向かって流れている。いつまでもこのままではいけない」と訴えた。【葛西大博】
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◇主な県議会の議会棟喫煙状況◇
喫煙所数 県名
11 栃木
6 千葉、香川
5 三重
4 埼玉、東京、石川、鹿児島
※栃木県議会事務局調べ
上野通子議員さんの勇気と正義に拍手したい気持ちです。それにしても、他議員の意識の低さには、あきれるばかりです。議員という権力を利用しているようにさえ感じます。政治家でしたら「タバコ規制枠組み条約」「健康増進法」の真意を知っているべきです。知っていれば、取るべき自らの対応が分かってくるはずです。
●広島市議の喫煙「聖域」堅持
●岡山/ 禁煙週間スタート 県認定実施施設2000ヵ所
◎京都府亀岡市/ 禁煙施設、市が認証 金賞・銀賞ステッカー
◎静岡/ 県民運動”へ 県の受動喫煙対策
●岡山県議会棟内を全面禁煙へ
●大阪府挟山市/ 気配り喫煙 啓発ステッカー
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2009年06月07日 Posted bytonton at 10:38 │Comments(0) │●都道府県・市町村
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