世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

「敷地内全面禁煙」の市町村ゼロ /岡山

「敷地内全面」禁煙の市町村ゼロ 岡山県内公共の場
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200905310314.html
 三十一日の世界禁煙デーに合わせ、岡山県内二十七市町村の役所・役場(支所を除く)の禁煙実施状況を中国新聞が調べたところ、「敷地内全面禁煙」としている市町村は一つもないことが分かった。県などによると保健所や学校の対応にもばらつきがあり、公共の場の全面禁煙に向けた取り組みの遅れが目立つ。
 厚生労働省は三月に、健康への悪影響が指摘される受動喫煙の防止策として、公共の場を原則として「敷地内全面禁煙」とする方針を示している。
 役所・役場の状況は全市町村に電話調査した。「建物内のみ禁煙」としていたのも笠岡市など九市町で、全体の三分の一にとどまった。残る十八市町村は建物内に喫煙室・喫煙スペースを設ける「分煙」を実施。このうち矢掛町では、職員は一日二時間の喫煙時間以外、駐車場などを含む全敷地内で喫煙を禁止していた。
 県のまとめなどによると、県内の禁煙実施施設(「建物内のみ禁煙」を含む)は二〇〇九年三月末現在、千三百六十六カ所。昨年同時期と比べ三百九十一カ所増えた。うち備中保健所井笠支所管内は九十四カ所。井原市民病院は全面禁煙だが、笠岡市民病院は建物内のみ禁煙で建物外に喫煙スペースがある。厚労省が全面禁煙の対象施設とした「保健センター」は笠岡、井原市とも建物内のみ禁煙となっている。 また、県教委などによると、四月現在、県立の高校、特別支援学校は六十七校すべてが全面禁煙。一方で公立小中学校計五百八十四校のうち全面禁煙は約三割の百九十四校にとどまっている。地域差が目立ち、市町村内すべての小中学校が全面禁煙となっているのは岡山市、和気町、里庄町、矢掛町だけ。小中学校の全面禁煙は笠岡市では計二十九校のうち三校、井原市は計十八校のうち二校だけとなっている。(教蓮孝匡)
 



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2009年06月01日 Posted bytonton at 23:07 │Comments(0)●都道府県・市町村

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