世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

歩きタバコは迷惑

長崎発!:喫煙マナー /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090525-00000159-mailo-l42
 「私は街などで見かける歩きたばこに、とても迷惑しています。(中略)人通りの多いところで吸われると、とても迷惑です。もしかしたら、周りに小さい子や、肺の病気の人もいるかもしれません。だから、吸う人は、もっと周りのことを考えてほしいと思います」 これは昨年、本紙「みんなの広場」に載った中学生の投書。読んだ時、「その通り!」と、ひざを打った。同時に長崎のことを書いているのかと思ったが、投書したのは埼玉県の中学生だった。
 長崎に来てから、特に長崎市の中心部で感じてきたことだが、このまちは歩きながら、たばこを吸う人がとても多い。しかも、吸い殻を平気で路上に捨てる人もいる。九州のいくつかのまちで暮らしてきたが、こんなにマナー違反が目につくところは初めてだった。
 私もかつてヘビースモーカーだったので、愛煙家の気持ちはわかる(思うところあって、随分前にやめた)。だから、喫煙をする人にめくじらを立てるつもりはない。しかし、喫煙は所定の場所でするのがマナー。不特定多数の人が集まる場所で、堂々と吸い、吸い殻をポイ捨てする人の神経は理解できない。
 メキシコのコルドバ保健相が今月8日、新型インフルエンザによる同国の死者45人のうち半数が、肥満、持病、喫煙などの健康不安を抱えていたと発表した(10日本紙)。それによると、死者の8・9%がヘビースモーカーだったという。やはり吸わないに越したことはないのだろう。
 長崎市が4月1日から「ポイ捨て・喫煙禁止条例」を施行した。10月からは中心商店街なども喫煙禁止の指定地区になり、違反すると2000円の過料を科せられることがあるという。条例が効果を上げることを期待したいが、条例でも作らないとマナーが守れないというのも悲しい。今月31日は世界禁煙デー。<長崎支局長・前田岳郁(たけふみ)>
〔長崎版〕


「歩きタバコ」をしている本人は、たぶん 気づいていないと思いますが。歩きタバコしている人が 通り過ぎた時は、あまり 臭わないんですが、後になって、「臭い!」と思うと、その人は 10~20m先を歩いていたり、自転車だったりで 進んでいるのです。そんな 体験をした方はいませんか? 吸う本人は、多分 歩きタバコほど 爽快なものはないでしょう。(自分自身の受動喫煙を避けられるのですから)しかし、受動喫煙の帯を 作りながら、周りの人に害を及ぼしていることを知っていて欲しいと思います。


タグ :歩きタバコ

同じカテゴリー(●コラム・投稿・社説)の記事
 ●喫煙者率、過去最低、海外では「たばこ休憩禁止」の動きも (2012-02-12 13:38)
 ●喫煙率の目標 個人の健康後押しする観点で/社説 (2012-02-12 12:53)
 ●埼玉/ 受動喫煙 (2011-10-04 02:01)
 ●社説:たばこ税 健康のために禁煙策を (2011-10-02 15:15)
 ◎【社説】受動喫煙/職場の防止に対策強化を (2010-10-29 19:34)
 ◎【あなたの処方せん:新禁煙事情1~3】 (2010-10-22 19:10)

2009年05月26日 Posted bytonton at 20:31 │Comments(0)●コラム・投稿・社説

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
歩きタバコは迷惑
    コメント(0)