世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

公共の建物内が全面禁煙に /韓国

福祉部「年末から全面的に禁煙」/韓国
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2009042553118
早ければ年末から、公共施設での喫煙区域が全て撤去され、建物の中では一切喫煙ができなくなるものと見られる。保健福祉家族部(福祉部)は、公共場所での禁煙を強化する「禁煙政策のロード・マップ」を受け、全面禁煙区域と指定する16種類の公共施設を確定したと、24日明らかにした。
 
今回指定された16施設は、大型ビルや公演会場、塾や大型店舗、宿泊業者、学校、室内体育施設、医療機関、社会福祉施設、交通施設、銭湯、ゲーム・センター、大型飲食店、漫画喫茶、政府庁舎、保育施設である。
新たに指定される全面禁煙区域の種類は広範囲に渡っており、事実上、ほぼ全ての公共施設での喫煙が禁じられるのと同様である。
現在は、学校の建物(大学は除く)や医療機関、保育施設の3つの公共施設でだけ、全面禁煙が行われている。その他の施設では、建物の中の特定場所を禁煙区域と指定すれば、ほかの場所ではどこでも喫煙区域を設置することができる。例えば、大型ビルの場合、オフィスや会議場、講堂、ロビーだけは禁煙が義務付けられている。特に、ゲーム・センターや漫画喫茶、飲食店はほかの地域より、喫煙がはるかに自由である。
現在は、使用面積の50%以上だけ、禁煙区域と指定すれば済むようになっている。残りの面積を全て喫煙区域と指定しても、問題にはならない。しかし、年末からはこのような施設も全て、禁煙区域となる。 福祉部は、16の公共施設を禁煙区域とするため、国民健康増進法を改正することにした。現在の国民健康増進法には、公共施設に喫煙区域と禁煙区域とを分離して、設置する内容の条項が盛り込まれているが、これを「16の施設は全ての場所を禁煙区域にしなければならない」と見直すという。
福祉部の関係者は、「与野党議員らの大半が、法の改正趣旨に共感を示しており、6月に国会で可決するのにたいした問題はないだろう」とした上で、「可決されれば、6ヵ月間の猶予を経て、12月から直ちに法が施行される」と話した。


日本では、神奈川県のみが これの条例化を目指しましたが、自民党の反対などにより大幅に譲歩し、条例は制定しました。それでも、今の日本では進歩的なことでした。ついに、日本の対策の遅れが アジアでも目立ちはじめるのではないでしょうか。


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2009年04月25日 Posted bytonton at 19:27 │Comments(0)韓国

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