世界で推定毎年20万人の労働者が職場での受動喫煙により命を落としている。受動喫煙に安全なレベルはない。全面禁煙の実施が受動喫煙の被害から人々を守る唯一の効果的な方法だ。(by WHO)

日本も加盟しているWHOの「タバコ規制枠組み条約」では、「2010年2月までにすべての公共の建物内の完全禁煙」をガイドライン(指針)としています。子ども、家族、自分、大切な人がタバコの被害を受けない社会作りが必要だと思います。

                
 動画CMコンテスト受賞作品(NPO法人日本禁煙学会)


   

肥前鹿島たばこ販売協組が解散 /佐賀

肥前鹿島たばこ販売協組が解散 タスポで売り上げ減/佐賀
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1240441.article.html
 鹿島市や嬉野市、藤津郡太良町のたばこ販売業者でつくる「肥前鹿島たばこ販売協同組合」(小笠原昭一理事長)が3月末で解散していたことが21日、分かった。成人識別自動販売機の専用カード「taspo(タスポ)」導入で組合員の収入が激減、組合運営が困難になったとみられる。
 たばこ販売協同組合佐賀県ブロック会の堤惟義会長によると、昨年5月のタスポ導入以降、「売り上げは5-7割減」などたばこ店の販売額が激減している。組合は、未成年の喫煙防止や清掃などの社会活動に取り組んでいるが、組合運営費を負担することを見直す動きは、鹿島に限った話ではないという。
 日本たばこ協同組合によると、県内のタスポの発行枚数は約5万9000枚で、推定喫煙人口の18万人に対して普及率は32・7%にとどまっている。自動販売機での購入減少につながる数字で、たばこ店が自販機販売激減で悩む一方、コンビニエンスストアのたばこの売り上げは大きく伸びている。
 組合は、売り上げに応じて店が納める賦課金によって運営されているが、多くのコンビニは組合には入っていないため活動費は減少している。自治体の補助金もカットされているという。
 堤会長は「組合がなくなることは、小さな販売店の窮状や制度の問題点を行政側に伝える組織がなくなるということ」と懸念。「行政もよく考えてほしい」と対応策を求めている。


タバコはすでに「依存性」のある「薬物」とみとめられています。一昔前には、知らなかった事実である「受動喫煙の害」についても、今では確実なものとなりました。喫煙をする行為を推奨すること、それを行政が支援するという行為は、医療費の増大という問題から見ても、やるべきことではないと思います。


タグ :佐賀県

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2009年04月23日 Posted bytonton at 21:29 │Comments(0)●タバコ会社・関係団体

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