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受動喫煙防止条例、フィリップ・モリスが賛同の意向/神奈川県
　世界最大のたばこ会社「フィリップ・モリス・インターナショナル」は三十日、県が二〇〇八年度中の制定を目指している「公共的施設における受動喫煙防止条例」（仮称）の修正案に賛同する意向を表明した。同社の日本法人は「喫煙者と非喫煙者の双方にバランスのとれた内容になった」などと説明した。
　同社の日本法人「フィリップ・モリス・ジャパン」役員のピーター・ニクソン氏が週明けに県庁で松沢成文知事に会い、正式表明する。
　ニクソン氏は昨年七月、公共的施設を「禁煙」としていた県の方針に対し、消費者が店舗を選べる飲食店やパチンコ店などは、各施設が喫煙、禁煙、完全分煙のいずれかを選択し、入り口に表示を義務づける方式を提案していた。
　今回の賛同表明は、県が今月、小規模飲食店やパチンコ店などを喫煙規制の対象外にしたことを評価したものとみられる。